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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

今日! パラゴンにあった。興奮した!!

2005.07.25

パラゴン」に出会うというタイトルで正確に理解できる人は、僕と同じ時代を過ごした正真正銘オジサンである。今日パラゴンに会った。とてもエキサイティングである。度肝を抜かれた。昔とっても憧れたパラゴンである。

パラゴン」に出合った場所は「オープンソース・ジャンパン株式会社」の社長室である。出迎えてくれたのは角田好志社長。角田さんが自ら欲しくて、昨年手に入れたとのこと。「私はもともとクラッシックが好きで、それもいい音で聴きたいんですよ。」と開口一番パラゴンを背に説明してくれた。アンプはプリもメインもMcIntoshだった。泣けそう。角田さんが「聴きます?」「え~! いいんですか? 是非お願いします。」彼は気軽にすっと立ち上がる優雅な身のこなしで電源をいれ、CDのスイッチを押した。「MJQだ。しゃれてる~」ぐっと堪えて口に出さず。ニコニコと。痺れる様ないい音。角田さんは元銀行マンのせいかにこやかだが、びしっとしている。「僕は15年以上前にパラゴンに出会い、機会があれば購入したいと思っていたんですよ。」「でも買ったのはいいけど置くとこがなくて。ここにおいています。」しょっちゅう訪問させていただきますよ。
僕がパラゴンを見たのは20年以上も前のことだ。
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今世紀の名品「パラゴン」の勇姿
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まだまだ現役名品「McIntoshたち」
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MJQ名曲「DJANGO:ジャンゴ」楽譜コピーと作曲者ジョン・ルイス


訪問の目的はオープンソース・ジャンパン株式会社ゼンド・ジャパン株式会社弊社biz-StreamとPHPソリューションの共同プレスリリースの事前打ち合わせである。この話はゼンドの鈴木社長を交え五分で決定。また、弊社のbiz-StreamFacerLiteの二つの拡張計画を説明した。

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前任保有者が保証書とカタログを大事に保管。ここにもこだわりが。僕もこのカタログをずっと持っていた。当時350万円だった。
【Paragon】設計者:R.H.レンンジャー Designer:A.ウォルフ
1957年に発売され1988年まで最初の形のまま31年間生産されました。全世界で約1,000台といわれている。オーディオのプロたちはこの31年間を三期に分けている。前期10年はドライバーの安定度が悪く幼年期としている。次の10年の約300台前後がドライバー、施工技術が熟年度高く最もいい音を送り出す安定期と言われている。逆に次の10年は技術者の払底により、施工に熟練度が低いとの評価がある。
2台のスピーカーシステムを一体として作られ、独特な美しい量感のある形、最上級のウォルナット化粧版の木目を生かした仕上げの良さは特別の風格があり。低域はフロントロードホーン、中域、高域もホーンの能率のよいオールホーンシステムを採用。美しい外見と内部の優れた構造と緊密に一体となっていて、機能と形に無理がなくこれだけ美しくまとめ上げた製品は他に無いと言われている。また、中央のリフレクターパネル(反射板)に中音ホーンが向けて取り付けられているのは視聴位置が 正面から外れていてもステレオのイメージがある程度正しく聞き取れ、ステレオの最初期にすでに「音場感」を生む設計でJBL社の先進性である。50年代からの唯一の生き残りの理由は決して懐古趣味などではなく、今日なお十分に人を説得するだけの音と姿の魅力を持ち続けておりスピーカー史上に残る傑作と言われいる。まさに20世紀の遺産である。

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コメント

学生時代、吉祥寺の「ファンキー」というジャズ喫茶の地階にこの「パラゴン」がありました。
私は、この姿に感激し3年間くらいほぼ毎日通いました。
そのお店の2階には「ボイスオブザシアター」が有り、どちらかと言うと2階に行くほうが多かったように記憶しています。
吉祥寺生まれの私としては、隣の「春木屋」と同時に「ファンキー」が無くなり、パルコになってしまったのは、ある意味で残念でした。
非現実的な話ですが、出来る事ならこの「パラゴン」を我が家に置きたいという気持ちは、依然変わっていません。

投稿者 まつかわ なおと : 2007年07月03日 13:40

かねこさん、こんちには。パラゴン凄いよね。いい音なのよ。知人に「今日パラゴン会ってきました。」と報告したら、「パラゴン??!! なに人なんですか? アジア系?」困ったものだ。
これって角田さんにお願いして、パラゴン・ツアーをしないといけませんねぇ。キット角田さんも喜ぶことでしょう。それに世の中狭いねぇ。

投稿者 わたなべ はるみ : 2005年07月27日 12:25

「Paragon」凄いですねぇ。オーディオの知識がサッパリの私でも知っている「高嶺の花」です。高校時代に友人が「死ぬまでに必ずParagonを手に入れる」と誓っていたのを思い出しました。結局購入したのかなぁ・・・。社長室に置いてあるなんてホント、良いご趣味でございます。

そうそう、渡邉さんの所はZendさんともお付き合いがあったのですね。私の所でも昨年から(私が無理言って)お付き合いを始めさせていただきました。やっぱりこの業界は狭いとあらためて思い直しました。

投稿者 かねこはじめ : 2005年07月27日 11:57

パラゴンからミルト・ジャクソンのヴァイブが軽快に流れてきたときには感激しました。曲はご存知「朝日のようにさわやかに」でした。JAZZもいいですが、きっとクラッシックもいいでしょうね。機会あれば。

投稿者 わたなべ はるみ : 2005年07月26日 11:34

パラゴンを鳴らしている方が今時いらっしゃるとは驚いた。
次回、社長室に行かれる際には是非ご一緒させて下さい。
マッキントッシュのアンプで、モーツアルトの弦楽四重奏が是非聴きたいな。

投稿者 西澤 毅 : 2005年07月25日 23:42

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