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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

プロフィール

2005.07.11

ブログの開始にあたりプロフィールと一言

ローマ帝国の中興の立役者にユリウス・カエサルがいます。
晩年は頭髪が後退してそれを隠すために冠を常用したと言われいてますが、
青年期から中年期までの間、独身、既婚関わらず多くの女性と恋をし、
しかし、その女性達と一度もトラブルを起こさないという稀有のプレイボーイでした。
彼は紀元前100年7月12日にローマのスブッラの家で生まれました。

奇しくもこのCatty Sarkというブログを開始した月と彼の誕生月が重なりました。
彼の同時代に生きたポンペイウスは、若い頃から異例続きの昇進と、
他に類を見ないほど大権を得ましたが、
カエサルのローマ政界への「陽の当たる道に歩みだす」のはほぼ40歳です。
彼は、現在のスペイン南部(当時は「遠スペイン」と呼んでいました)に、属州総督の資格で、
前法務官(プロプラエトル)を卒なくやり遂げ、39歳で執政官立候補のキップを手に入れます。
執政官に当選したのが40歳です。
彼の特異性が発揮するかの有名な「三頭政治」の開始です。

カエサルは「40にして惑わず」を絵に描いたように実施し、
暗殺されまで数々の外的な大戦争繰り返し、
元老院には法治国家として何度となく迫害を受け、
しかし民衆には絶対的な人気を保ち続け、
最後は世界戦争にも拡大する内乱を引き起こしたのち、
独裁者に君臨します。

カエサルの「30にして起ち、40にして惑わず」は、
論語の志学・而立・不惑・知命・耳順と言われる「而立・不惑」に当たると思います。
論語は周知の如く孔子が自身の一生を振り返り、
吾、十有五にて学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順(みみしたが)う。
七十にして心の欲することろへ従へども、
矩(のり)を踰(こ)えず。
と言うところからきています。

さて、
私のプロフィールですが、
30才の時「縁」あってIT企業に入社し、
その後一貫してJAVAに主軸を置いた先進技術の事業企画を中心に、
多くの事業開発を経験して来ました。
その間、
自由奔放な社風と「失敗は成功の糧」との革新的なマネージメントに支えられ、
企画部門、営業部門、ソリューション部門において、幅広く活動の場を与えられました。
特に日本における先進的な技術や手法と言われていた、
オブジェクト指向技術(OOT),OLAP(多次元DW),Forte(4GL),
WebLogic(Web),Siebel(SFA),FileNet(CMS),getAccess(internet),Peregrine(TOC)等々、
いち早く接する機会を得て、その事業化に寄与しました。

また、97年には、
中国・清華大学計算機科学技術学部との産学共同の大学公認プロジェクトの指揮を統べる機会を得ました。
アジアから「革新的なソフトウェア技術を!」とのスローガンを当時、計算機科学技術学部の王教授に認められ、
日本のシステム・インテグレーターとしては初めての公式産学協同JAVA研究室を開設しました。
その時、王克広教授より頂いた木彫りの盾に「論語」の一節があり、
古代中国に触れる機会を得ました。
私の基本姿勢の『兵形象水』兵の形は水に象る(かたどる) - bing xing xiang shui-(孫子)は、
王教授の影響でもあります。

その後45才に「縁」あって、
JAVA技術をベースとした「ブレインセラーズ・ドットコム株式会社」を2000年1月に設立する運びとなりました。
特に設立時には感謝しきれない庇護者の存在がありました。
そして、現在まで多くの方に支えられおります。
また、清華大学計算機科学技術学部・王教授との交誼は現在も続いています。

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