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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

スタン・ギルバートとニール・ストルネイカー

2006.03.27

スタン・ギルバート〔Stan Gilbert〕とニール・ストルネイカー〔Neil Stalnaker〕


スタン・ギルバートは簡単な打ち合わせてでいきなり最初の曲を弾き始めました。
スタンは昨年「YAMAHAのサイレントベースのテストプレイヤー」に選任されています。今回サイレントベースほ初めて聴きましたが、ネックや指板、弦、ブリッジ(駒)などはコントラバスと同じ材質のものを使用していて、違和感のない、自然なコントラバスの音でした。そして、サイレントベースならではの静粛性が印象的です。実際には自宅等で練習する場合は、コントラバスの約220分の1まで音エネルギーを低減出来て、聴覚上の音量は約15分の1まで絞れるそうです。逆にホール等で大音響で弾けるのです。


〔サイレントベース〕

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女系天皇是か非か!

2006.03.26

小泉総理と後水尾天皇

女系天皇是か非か!
昨年から皇位継承問題がかしましい。

江戸時代にも徳川幕府と朝廷との関係にあって政治的な決着により二人の悲劇的な女性の存在がありました。400年程度前の出来ですが現代に通ずるような気がします。徳仁親王妃雅子(なるひとしんのうひまさこ)様の置かれている立場も「東福門院和子や和宮親子内親王」と似た様な境遇と思えてなりません。
東福門院和子は「和子」と書いて「まさこ」と呼びます。奇しくも雅子妃と同じ呼び名ですね。東福門院(とうふくもんいん)は隠居してからの院号です。江戸幕府第二代将軍の徳川秀忠の娘で子供の頃は「松子」と言いました。
そしてもう一人は、和宮親子内親王(かずのみや ちかこないしんのう)は仁孝天皇の第八皇女で幕末著名な孝明天皇は異母兄になります。明治天皇は孝明天皇の次男になります。

今上の東宮さん以降40年間も皇室には男の子が生まれていません。このままだと皇統の継承が危ぶまれるという危機感からか皇室典範の改正の動きが活発化したと認識しています。
そして雅子妃へのパッシングも同時に激しくなったような気がします。
女系天皇とは、母のみが皇統に属する天皇のことを言うそうです。間違えやすいのは、その天皇自身が男か女かという性別とは関係がないということです。どうも言葉のイメージからは単に女子の天皇を指す女性天皇と混同されそうですが、天皇家の血筋についての「女系天皇」と、天皇個人の性別についての「女性天皇」とはまったく違うものなのです。この女系天皇制度を現代に当てはめれば東宮さんと雅子妃のお子様である愛子様が東宮さんの後をついで皇位を継ぎ、そのお子様が男女区別無く第一子が皇位を継ぐということです。
秋篠宮さんに男子が生まれても女系天皇制度になれば東宮さんの血筋が耐えない限り弟君や親族が皇位を継ぐ順番は回ってこないという事になります。

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充電と放電

2006.03.26

充電と放電

三週間ほど前に知人からeMailを受け取りました。
ニューヨークからでした。
外資系IT企業を退職し長い「充電と放電」の期間に入るそうで、その第一の行動がここ「ニューヨーク」だそうです。単身で全てを自分で計画し行動する。僕にはとても真似出来ない大胆な発想と行動力には脱帽します。NYの滞在目的は「イサム・ノグチとミュージカルと美術館」だそうです。仕事も観光も知人との再会もせず、ひたすら「美術品」を漁る。それはきっと「美しくクリエイティブな造作物からエネルギーを吸収する」事なんだと、その文面から理解〔?〕しましたがなんと優雅で行動的でしょう。
羨ましくも在ります。
その知人へのメールのお返しに、国立スミソニアン協会の「アーサー・M. サックラー美術館」で開催される「葛飾北斎・扇持つ立美人図」の【案内】を送りました。
この展示会は日本経済新聞社が主催で昨秋、東京・上野の東京国立博物館で開催した「北斎展」を同社創刊130周年記念事業として計画されたものです。もし知人がNYからワシントンに移動するのであれば、是非フリーア美術館も含めて見学したらとお誘いしました。
知人はNY滞在を満喫したらしく、西海岸に移動したときに当初の予定を全て消化した事を伝えてきました。「ノグチ・イサム美術館」「MoMA」「数本のブロードウェイ・ミュージカル」「イサムのNY市内の展示作品」等々だそうです。素晴らしいと思います。手持ちのデジカメは既に300ショット以上で帰国後Fickrに上げるそうです。今からとても楽しみにしています。

スミソニアンの「葛飾北斎」の見学を提案したのは訳がありました。
勿論、彼の70年におよぶ芸術家としての作品を見学することなんですが、実は寄贈者の遺言により門外不出とされているフリーア美術館の屈指の肉筆画コレクション約40点の展示が予定されているからです。日本の北斎が描いた「肉筆画」は日本で見られる可能性はほぼゼロに近いのです。

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ホルムズ海峡封鎖!!

2006.03.25

ホルムズ海峡封鎖を警告」は両刃の剣

先ごろニュースによるとイランのプルモハンマディ内相は国連安全保障理事会が核問題の本格協議入りに向けた動きを強めていることについて「われわれは世界最大で最も敏感なエネルギー輸送の航路を抱えている」と述べそうです。これは「ホルムズ海峡を封鎖」の恫喝とも云える報復行動です。中東の石油輸出の要所であるホルムズ海峡の封鎖は過去の歴史から見てとても重要且つ国際的な波紋を呼ぶ「警告」として多くの西側諸国を刺激することでしょう。

塩野七生女史の著作に「コンスタンティノープルの陥落」という小説があります。15世紀後半に東ローマ帝国の首都として千年あまりも栄えた独自文化を誇った都市がオスマン・トルコ皇帝マホメッド二世によって崩壊するまでを描いた小説ですがキリスト教世界とイスラム世界との覇権闘争の一面を盛り込んだ読み応えあるものでした。当時のオスマン・トルコ皇帝マホメッド二世もコンスタンティノープルを落とす時に「金角湾とボスポラス海峡」を押さえます。コンスタンティノープルは現代のイスタンブールですが、ヨーロッパとアジアの接点であるこの都市は、「金角湾とボスポラス海峡」が要です。イランの「ホルムズ海峡」と同じ意味を持つものです。
アデン(Aden)という比較的大きな港町があります。
現在はイエメンの港湾都市ですが少し前は「旧南イエメン」の首都でした。古くから海運の要衝です。オスマン帝国時代から注力され、その後エジプトの支配をへて現在の港湾の規模に開発されたのはイギリス統治下においてです。このアデンに一度バンカーリング〔燃料補給〕のために寄港した事があります。だだっ広い港内に長いバース〔岸壁〕が記憶にあります。港内は整備されておりバラスト調整しなくても水深は十分でした。

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