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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

禁煙と大気汚染と

2006.06.16

6月始めの日経NETに「JR東日本の新幹線、全面禁煙に・来春から」と云うニュースが流れました。

愛煙家にはまたしても肩身の狭い思いとなりますね。2007年春から東北・上越新幹線と在来線の特急車内を全面禁煙だそうです。すでに新幹線では、長野新幹線と九州新幹線が全面禁煙を実施中とのこと。在来線ではJR北海道の全線とJR東日本の成田エクスプレスなど一部の特急が既に禁煙になっているらしい。そういえばNEXはいつも禁煙でしたね。

世界中でどのくらい愛煙家がいるか考えたことありますか?
そんな事判る訳ないと思いますよね。
ところが、「世界の喫煙者」は推定で「約11億人」いるそうですよ。
現在、世界の人口は約65億2000万人強ということです。計算上、1分で150人、1日で20万人となり、1年で8千万人も増えるそうです。
当然亡くなる方も多く、1年間に約6千万人が亡くなるそうです。

そこで少々ショッキングな数字を。

2002年中国の喫煙者はなんと推定約3億5000万人いたそうです。現在増え続けているそうです。日本の人口より多い〔笑!!〕
ですから世界の喫煙人口の約3分の1を占めると事になります。
そして、
肺がん」など喫煙による疾病で亡くなる人は「年間約100万人」で、2020年にはなんと200万人に倍増すると推定しているそうです。
その上年々中国の愛煙家は増え、且つ若年化が急速に拡がっているそうです。
この数字は三年も前の数字ですが、「タバコによる因果関係」で100万人ですよ。

タバコの吸い過ぎで年間100万人の死亡
どう考えて理解できない数字だと思いませんか?

この報告書は「中国衛生省」が発表していますが、その中でこの様な強烈な警鐘をしています。
  喫煙の抑制が「民族の隆盛にもかかわる」と。

ちょっと大げさかも知れませんが、
この数値が本当ならば頷ける警鐘と思いませんか?
特に欧米でも日本でも問題になっているタパコを吸わない人の保護として「副流煙」の影響が出やすい公共の場での禁煙を早急に法制化するなどの対策の必要性を報告書に纏めているようです。オリンピックも開催する事ですし、相当頑張らないと。

さて、変わってこちらはニッポンです。

環境省は、「関東・中京・関西の幹線道路周辺に住む幼児約10万人」を対象に大規模な症例対照調査の計画を発表しました。
この調査は「大気汚染と呼吸器疾患との関係」を調べることを目的に17年度から実施しているものだそうです。
調査名は「そら(SORA)プロジェクト」といいます。
指定地域の「幼児約10万人を対象に大気汚染と気管支ぜん息発症の関係」を絞り込んだ対象者1人1人について「大気汚染物質」にどの程度さらされているかを調べ、ぜん息発症との関係を調べるという大掛かりな取り組みです。

近年子供の「ぜん息」が増えて深刻な状況になっているからでしょう。
ぜん息はとてもつらい病気です。大気汚染との因果関係が判明すれば、打つ手があるやも知れません。環境省は計画のみならず早く実施して欲しいものです。

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