Brainsellers.com

Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

チーム・マイナス6%

2006.07.04

役所広二がTVコマーシャルで「ロハス」を訴えています。
このコマーシャルでは「ロハス」の意味については触れませんが、
意味するところは「ふたやく」の役所広二の演技によって辛うじて伝わってきます。

そもそも聞きなれない「ロハス」とは何でしょうねぇ。

「ロハス(LOHAS)"Lifestyles Of Health And Sustainability "」は略語らしいですが、
日本では「健康と環境を志向するライフスタイル」と訳されて
スローライフやエコ」に続いて広まりつつあると云われています。
「ロハス」という言葉自体は「マーケティングコンセプト」から生まれたマーケティング用語でしかないそうです。

どうやら「言葉を作った」アメリカでの「ロハス(LOHAS)」はあくまで用語としての意味が強く一般消費者には殆ど使われていないらしい。「LOHAS」という言葉はなぜかアジア(特に日本)から発信されている言葉だそうです。
なんとも不思議な話しですね。

ロハスにはきっちり「商標」が在るそうです。
数社がライセンスを取り、それを国内でライセンス・ビジネスとして展開する予定でしたが、当然ロハスの基本主旨からすればライセンスを売るなどは到底受け入れられません。揉めた結果、商標使用料をとるのをあきらめ、他社が使っても抗議しないと決めた様です。当然の様に思えますが。

この様な話しはITの世界にも過去にいくつかの例があります。
例えばあるモジュールを広く知らしめる、又は使って欲しいがために「使用料の無償化」をする。その後使われ始めると追加開発資金やメンテナンス料等の兼ね合いからある日突然「有償化」のアナウンスが流れる。すると抗議の波が押し寄せユーザーから「ボイコット」される。それで仕方なく「無償化」に戻す。といった具合です。

今回の件とは内容が異なりますが、「ロハス」の思想がすべての人に「健康と環境を志向するライフスタイル」を願うのであれば、商標のライセンスビジネスは「公共の利益に反している」ので、そぐわないと感じます。どうでしょうか。

さて、
ロハスの意識を地球規模の健康と環境を志向するライフスタイルというテーマで取り組むと、
チーム・マイナス6%」って、しっくり行くのではないでしょうか?

要は「CO2削減のために具体的な6つのアクション」をチーム・マイナス6%という思想で実践すればよいのです。難しくありません。
その6つのアクションとは、
    ■ACT1:温度調節で減らそう
        冷房は28℃、暖房時の室温は20℃にしよう
    ■ACT2:水道の使い方で減らそう
         蛇口はこまめにしめよう
    ■ACT3:自動車の使い方で減らそう
        エコドライブをしよう
    ■ACT4:商品の選び方で減らそう
        エコ製品を選んで買おう
    ■ACT5:買い物とごみで減らそう
        過剰包装を断ろう
    ■ACT6:電気の使い方で減らそう
        コンセントからこまめに抜こう

という身近な環境から改善していくことなんです。
できそうな気になりません?

例えば、
山手線の乗客から「車内が寒い」という声があるそうです。暑がりあのヒトからすると「とんでもない」まだまだ冷やして欲しいというでしょう。
この「車内が寒い」という要望に応えて、6月24日から山手線の「冷房設定温度を一℃上げて25度」にしたようです。
この一℃によって相当なCO2削減になります。なぜって、車両の数と期間を計算すると相当な量になるからです。それと連動して「弱冷房車」車両は26度から1度上げて27度に設定しているそうですよ。
山手線ができれば「地下鉄」もできますね。
それと「バス」も意外と冷えていますね。長い信号ではエンジンを止めていますが。

別な運動も盛んです。
キリンビールは環境活動をより効果的に「意識付け」するために、シンボルの「エコジロー」を製作しました。エコジローはとても可愛いシンボルです。
一度このサイトでご覧になってください。

小社も「チーム・マイナス6%」に取り組んで見たいと思っています。
小社の超・暑がり達は28℃の室温に耐えられるか心配ですが、
一度じっくりメンバーで議論したいと感じています。

まずは身近なことから始めましょう。

■参考
  ロハスについて http://ja.wikipedia.org/wiki/LOHAS

ブレインセラーズ・ドットコム株式会社
PDF電子帳票作成システム biz-Stream
リッチクライアント FacerLite
ブレインセラーズ・ドットコム株式会社のセミナー情報

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.brainsellers.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/511

コメント

コメントしてください




保存しますか?


 

Copyright(c)2005 brainsellers.com Corp. All rights reserved.