BrainSellers.com

Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

肥満とエネルギー

2010.11.20

何時だっか失念してしまいましたが新聞記事のコラムに「睡眠不足は万病のもと」という納得いく記事が紹介されていました。
気になる事があるとメモをとるようにしているので、細かくは書き込んでいませんが、大意はこうです。
健康的なひとが一日で取る睡眠時間は7-8時間で、これは世界的に認められ、且つ一致した見解だそうです。睡眠時間が短いと、"心筋梗塞"などの危険性を高めるそうです。また、同時に肥満、糖尿病などの発生のリスクを高め、恐ろしいことに"老化"や"生活習慣病"を引き寄せるらしい。
その理由は、交感神経を活発化、血圧の上昇を招いたり、代謝異常や動脈硬化の促進などによると言うことです。
よって、睡眠不足は現代でもっとも注意喚起されている「メタボリック症候群」等の病気を引き起こす重要な要因にあげられるとコラムニストの大学教授は云っています。

私は数年前まで深夜二時に寝て、早朝六時に起きるという睡眠時間4時間のパターンを続けていました。
しかし、ここ五年ほど前から徐々に20年続けてきた睡眠時間4時間と云うパターンを5時間から6時間程度に延ばしています。
理由は簡単です。単に加齢によって体力と睡眠時間のバランスが取れなくなったからです。
加齢による体力低下は当たり前のことですが、少々悲しいというか、自分に不甲斐なさを感じます。
このコラムによると、特に女性で、4時間以下の短い睡眠では、心筋梗塞などの疾患による死亡が約2倍と説明されていました。
肥満の場合は男女問わず短時間の睡眠を続けていると"効果的"に太ると言うことでしょうか。心筋梗塞は怖いですが、じっくりと効いてくる肥満は万病の元になるわけで、もっと始末に悪いということになりますね。

しかし、私たちにとって「食べる」と云うことは基本的な関心事です。
私たちは食べなければ生きていけません。
その理由は、この複雑なメカニズムを有する私たちの「体」は、それを維持するために恒久的に多くのエネルギーが必要であり、それは食べることの行為に他ならないからです。

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法隆寺と林業

2009.10.25

東海や関西の出張はよくありますが、決まって名古屋と大阪です。
たまに、京都の出張がありますが、しかし、さすがにその先の奈良の出張はありません。そううまくいきません。しかし、仕事とは言え京都の佇まいを身近に感ずることは楽しいことです。
京都も奈良(飛鳥とか)も、情緒豊かで、いずれもとても好きな都市といえます。
特に奈良は。
何故かと言うと、奈良には「法隆寺」があります。
ご存知のように、法隆寺は世界最古の木造建築です。
以前、中国の友人を奈良に誘ったことがあります。スバ抜けて優秀なITの技術者ですが、とても寡黙で落ち着いた雰囲気を持っている若者で、その彼と法隆寺を散策しました。
そして、回廊の中に入り、立ち並ぶ柱に直接手を触れさせ、これが1,300年前の木だと教えると、途端に驚きの表情に変わります。
彼の驚きは、1,300年前の建築物という点ではありませんでした。
それもその筈です。中国四千年の歴史の中では、1,300年はさぼと古いものでなく、もっと古い建築物があることを当然のように自負しています。
が、彼が今まさに触れている柱の表面には、干割れやささくれがなく、柔らかな感触を伝え、とても1,300年間の風雪に耐えたとは全く感じさせない状態であることに驚いたのです。

法隆寺の「あの柱」に触れた方は、同様に感じたと思いますが、回廊のたくさんの柱からは、柔らかな温もりを感じ、また、そのような木が長い間、構造材として重い建物を支えていることに不思議さも同時に感じます。
木材は、一般的に時代とともに、その表情を刻々と変化させます。主な原因は乾燥と捩れによる歪みです。仮に乾燥による割れやねじれが生じなくても、必ずといっていいほど表面は風蝕によって少しずつ痩せていくと云われています。
特に風蝕によって、柔らかな部分から減って、木目が徐々に浮き彫りになり、やがてそれも痩せて「とても硬い節」だけが高く残ることになります。

文献では、風蝕は"百年に一分"が失われると定説がある様です。特に、軒下等で風雨を受けやすいところでは、百年で三㍉程度ずつ痩せるそうです。風蝕とはすごいものですね。なので、古い鑑定方法には、その痩せ方で、建物の年代を判断する方法もあるそうですよ。

そして、日本は古代より木造建築の顕著な国でもあり、そして森林国家でした。
その森林国家である日本が、現在最も可能性のある森林経営の時期を迎えているそうです。
ですが、昨今、その森林資源が危機に瀕していると警鐘がなされています。
過去の経緯から想像すると、林業は第一次産業の中でも最も不活発な産業に衰退してしまったかも知れません。
その理由は、
この産業の主な活動は治山治水の施策と山間部の雇用対策という名目で補助金を確保し、公共事業として長い間放置されてきた事が大きな要因と云われています。特に、戦後の復興特需期に、大げさに言えば日本中の森林を伐採し、その貴重な資源をほとんど伐り尽くした時期がありました。その証拠に、現在の森林の八割が林齢五十年以下と、長期政策せずして伐採した事実を極端に物語っているといわれています。
別な言い方をすれば、その後の長い期間、お金と人的労力を負担し続けた時代があったということです。
そして、日本の森林は忍耐の期間を終えて、いよいよ収穫期という分岐点を迎えているそうですが、このタイミングを逃さず効果的な施策を実施しないと冒頭の危機がやってくると云う訳です。

人工林というのは、木が生えてから五十年くらいまでに手を入れないと再生が難しくなるそうです。日本の人工林は、総森林面積の40%もあるそうです。逆に言えば、適切な間伐を行うとその後の森林整備コストが大幅に減少し、徐々に採算性が向上して、「林業」としてのビジネスが成り立つということになりますね。
間伐という行為で私が以外に思ったのは、森林を健全に保つには成長量の70-80%前後を安定的に伐採しなければならないということです。
全国規模でいえば、間伐材は相当量になるということになります。

私どものコア・ビジネスで、オンデマンド印刷を主軸としたSaaSビジネスをしていますが、最終的には紙への印刷を行います。実は、この間伐材を使用した原紙を使用することで、環境保護と資源の有効活用の両面で、ここ最近推進が活発になっています。このことは、当社からの申し出でお客様に採用を頂きますが、逆にお客様自らの発案によって、間伐材用紙をお使いになることがあります。間伐材等も含めて森林保護と環境保全を目的として有効利用とする世界的な仕組である"FSC"(参考Ⅰ)があります。
私たちの取り組みも、この方針に則って、環境保護に賛同していきたいと思っています。


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晩秋と秋刀魚

2006.11.04

美味しい「秋刀魚の塩焼き」も今週限りか?

赤坂「湊(みなと)」は6-7年ほど前に先輩より紹介を受けたお魚がおいしい和食のお店です。
オフィスから1分という近さもあって以前からよく利用しています。美味しい理由は「湊」の本業は「お魚屋さん」だからです。なので、当たり前ですが「お魚」はとても新鮮です。
昔よく母に家にある魚で煮付けを食べさせてほしいというと、決まっていうセリフを思い出します。特に僕は「キンキ」と「ムツ」の煮魚が大好きでよくお願いしました。
そのセリフはこうです。
「このキンキは昨日捕れたものなので、煮付けにはできないよ。おいしくないから」というものでした。子供の頃はそのことが全く理解できませんでしたが、今ははっきりと「舌」が反応します。煮魚ほど鮮度を問う料理はありません。その点お刺身は細胞の変化を待ったほうがおいしい事が多いようです。
湊の赤坂進出は僕が行き始めたころより数年前と聞いています。銀座にも「BAR」があるそうで。

そして、秋刀魚ですが、
昨夜「湊」で知人と近海の「中型マグロ〔鹿島灘〕」の中トロと秋の味覚「塩焼き」を頂きました。将軍徳川家光さんが「秋刀魚は目黒に限る」といった秋刀魚も、もう終わりですね。
今でこそ、秋刀魚漁といえば三陸地方が第一の漁場と言われていますが、江戸中期から戦前までは鹿島灘や房総沖が主要漁場でした。母の子供時代をよく話してくれますが、房総沖の秋刀魚漁は並みの量ではなかったようです。それより昔は熊野灘で徳川期の初めに秋刀魚漁を始めて行ったようです。それまではあまり獲らなかったらしい。
歴史に出てくる秋刀魚漁の漁法は「巻網(まきあみ)」です。これは二隻の舟が漕ぎながら網を展開し、魚群を取り巻くという方法です。そして母の子供の頃はもっぱら「刺し網」だったようです。秋刀魚の直線に活動する習性を利用して秋刀魚が頭から突っ込んでくるのを捕らえるちよっと原始的な方法です。その後は「棒受網(ぼうけあみ)」という一種の底引き網漁です。捕獲量がとんでもなく大漁になります。
そして、知人は、
マグロの中トロを頬張りながら「マグロは激減しているので、もう食べれないかも」と少々大げさに嘆いていました。

〔秋刀魚はやはり塩焼きで大根おろしで戴くのが美味しい〕

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デッドゾーンの増加

2006.07.26

1870年の初頭には「海洋学(Oceanography)」という言葉が無かったらしい。

この言葉を現実の学問と位置づけたのはある「科学海洋探検」が発端です。
そのプロジェクトXの名前は「チャレンジャー号探検」です。
この英国海軍のコルベット艦でほぼ三年半の歳月を掛けて地球を一周し、そのお陰で、
海岸、深海、ひいては海全体の様相を知り、
海に関する学問、すなわち海洋学は近代科学として成立したという事になります。
そのコルベット艦がチャレンジャー号なんです。同名の艦船があるので英国海軍で六番目にあたる船という意味で正式には「チャレンジャー六世号H.M.S.Challenger Ⅵ)」です。

不慮の事故で7名の宇宙飛行士が亡くなってしまった「スペースシャトルのチャレンジャー号」もこの偉大な探検船の名前から命名されました。
コルベット艦チャレンジャー号は1872年12月に軍港ポースマスを出港しています。
このことは国内でかなり大きな国民的機運の上に話題が集まりましたので、「祭典」と云えるような祝福ぶりであったと言われています。

この航海は後々の探検船が担うようなビジネス的に匂いは全くありませんでした。
航路を開拓するとか、海洋の安全性を確保するとか、後の海底ケーブルを敷設する予備調査とか全く無かったようです。
この探検航海は「英国・王立協会(ロイヤル・ソサエティ)」が立案し、政府及び海軍省の全面的なバックアップのもとに実験した、純粋に真理探究のためのプランでした。
この企画はやはり海運国・イギリスだけが持つ、または持てる機運と感じます。
なぜかというと、
かつては、「キャプテン・クック」の三回にわたる世界周航探検を実施し、成功裏に導き、
さらには、ダーウィンを乗せて世界周航した「ビーグル号(Beagle)」を派遣させた実績を持つ英国人のフロンティア気質によるところが多いと思われるからです。

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野生魚の漁獲量が限界

2006.07.16

マイワシの旬」は寒い冬から春までの間です。
食べ方はまずは「刺身」でしょう。
他に「酢の物」や「なめろう(みそたたき)」や「塩焼き」「鍋もの」と続きます。

子供の頃の記憶ですが、僕の祖母はマイワシの刺身が好物でした。その事をよく知っていた父は祖母のために自分の分を分け与えていました。すると祖母がにっこりと頷いて箸を伸ばしていました記憶があります。父は祖母思いでしたね。

和食屋でよく食べる「しらす」ですが、大根おろしと醤油と合わせると美味です。このしらすが「ウナギ、ニシン目」等の稚魚の総称である事よく知られる事ですが、食料品としてよく使われる「しらす干し」や「ちりめん」などは実はイワシ類の稚魚のことをいいます。いう。その中でいちばん多いのが「カタクチイワシ」で、次に「マイワシ」なんです。

その「マイワシ」に異変が起きつつあります。

築地市場が先月つけた値段は「1匹1,000円以上」です。マイワシ2匹で3000円の中トロを一人分買える値段です。
これは海水の温度上昇などにより漁獲高が激減し、築地に入荷しない事が原因だそうです。

マイワシの漁獲高は「今年2万7,000㌧」となり、全盛期の「160分の1」に減少したようです。

漁師の世界は「遠洋漁業」と「沖合漁業」と「沿岸漁業」とが在ります。
僕の子供の頃は「イワシ」は大げさでなく「いくらでも」欲しいだけ捕れました。マイワシで代表されるイワシ漁は「沿岸漁業」です。
今年のマイワシの漁獲高の大幅減少を示唆するかの様に年々漁獲高は減少です。2000年は66万1000トンもあった漁獲高は2004年には5万㌧に急減しています。因みに直近では1986年の104万㌧があります。

ここ五年間の漁獲高の減少率は全ての漁船に当てはまり、「遠洋漁業で75%減」、「沖合漁業で69%減」、「沿岸漁業で81%減」です。
マイワシが捕れないのも無理はありません。
全てのお魚が減っている事がわかりますね。


1匹1,000円のイワシ」誰も買えません。
1リッター10,000円」のガソリンもとても買えませんよね。

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チーム・マイナス6%

2006.07.04

役所広二がTVコマーシャルで「ロハス」を訴えています。
このコマーシャルでは「ロハス」の意味については触れませんが、
意味するところは「ふたやく」の役所広二の演技によって辛うじて伝わってきます。

そもそも聞きなれない「ロハス」とは何でしょうねぇ。

「ロハス(LOHAS)"Lifestyles Of Health And Sustainability "」は略語らしいですが、
日本では「健康と環境を志向するライフスタイル」と訳されて
スローライフやエコ」に続いて広まりつつあると云われています。
「ロハス」という言葉自体は「マーケティングコンセプト」から生まれたマーケティング用語でしかないそうです。

どうやら「言葉を作った」アメリカでの「ロハス(LOHAS)」はあくまで用語としての意味が強く一般消費者には殆ど使われていないらしい。「LOHAS」という言葉はなぜかアジア(特に日本)から発信されている言葉だそうです。
なんとも不思議な話しですね。

ロハスにはきっちり「商標」が在るそうです。
数社がライセンスを取り、それを国内でライセンス・ビジネスとして展開する予定でしたが、当然ロハスの基本主旨からすればライセンスを売るなどは到底受け入れられません。揉めた結果、商標使用料をとるのをあきらめ、他社が使っても抗議しないと決めた様です。当然の様に思えますが。

この様な話しはITの世界にも過去にいくつかの例があります。
例えばあるモジュールを広く知らしめる、又は使って欲しいがために「使用料の無償化」をする。その後使われ始めると追加開発資金やメンテナンス料等の兼ね合いからある日突然「有償化」のアナウンスが流れる。すると抗議の波が押し寄せユーザーから「ボイコット」される。それで仕方なく「無償化」に戻す。といった具合です。

今回の件とは内容が異なりますが、「ロハス」の思想がすべての人に「健康と環境を志向するライフスタイル」を願うのであれば、商標のライセンスビジネスは「公共の利益に反している」ので、そぐわないと感じます。どうでしょうか。

さて、
ロハスの意識を地球規模の健康と環境を志向するライフスタイルというテーマで取り組むと、
チーム・マイナス6%」って、しっくり行くのではないでしょうか?

要は「CO2削減のために具体的な6つのアクション」をチーム・マイナス6%という思想で実践すればよいのです。難しくありません。
その6つのアクションとは、
    ■ACT1:温度調節で減らそう
        冷房は28℃、暖房時の室温は20℃にしよう
    ■ACT2:水道の使い方で減らそう
         蛇口はこまめにしめよう
    ■ACT3:自動車の使い方で減らそう
        エコドライブをしよう
    ■ACT4:商品の選び方で減らそう
        エコ製品を選んで買おう
    ■ACT5:買い物とごみで減らそう
        過剰包装を断ろう
    ■ACT6:電気の使い方で減らそう
        コンセントからこまめに抜こう

という身近な環境から改善していくことなんです。
できそうな気になりません?

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めだか

2006.07.01

買ったメダカが増えすぎて困ったから近所の川へ放流するなんて以ての外です。
めだかに地域別生態系があるんですね。

そういうもんなんだぁ。
どうも「メダカの遺伝子」には地域差がある様です。売っているメダカはもちろん、今では少なくなった野生のメダカ〔田舎の川にはたくさん居ました。きっと今でも少し上流に行けばいると思います。〕にも住んでいる場所によって種類が違うそうですが、今まで一種類のメダカと思っていました。
なので、決して買ってきたメダカは他の地域に放流してはいけないそうです。
極端にすぐに何かあるという事は無いらしいですが、元の生態系を損なうということだそうです。
気をつけます。

自宅から1分くらいの路地に「釣堀」があります。商店名はないと思います。
ご近所以外は全く知られていません。
勿論これで生活しているとは到底思えません。
一日の売れ上げは1000円を超えない程度〔失礼!!!〕では無いかと思ってしまうほど人は来ません。
そんな場所です。
そこで数匹の「メダカ」を買いました。


〔店主は余生を金魚とめだかと一緒に暮らしたい??〕
商売をしている雰囲気は全く無くでもしっかりと値段の「札」はある。


毎日10回程度やってくるシジュウカラは既に3-4年一緒に暮らしています。寝床は拙宅ではありませんが、一日の半分は拙宅の周辺にいます。せっせと餌を運んでいます。餌が底をつくと催促します。

〔すっかり家族の一員になってしまったシジュウカラのファミリー〕

店内は車庫を改造して造ったようです。数種類の小型の金魚とメタがしか魚はいません。
暗めな店内では「釣堀」の中に魚が居るのかいなのか? ちっょと怪しい感じがします。
ともかく面白そうなんです。

〔売り物とは思えない商品棚と薄暗い釣堀の店内〕
でも、お客さんは二家族居ました。もうご近所しか来ない細い路地の釣堀。四角い池に本当に魚が居るのでしょうかねぇ。

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温室効果ガス

2006.06.28

温室効果ガス1.25%増加

先日いくつかのメディアでこのニュースが流れました。
同じソースなので大体同じような内容です。

纏めると、
「米海洋大気局(NOAA)は、地球の温室効果ガス指数に関する年次報告書をまとめた。温室効果ガスは2005年中に前年比1.25%増加した。メタンや地球のオゾン層を破壊するフロンガスは横ばいか減少したものの、二酸化炭素と窒素酸化物が増加している。」(温室効果ガス指数は1990年の大気レベルを「1」としています。)

この米国報告書から、昨年は「温室効果ガス指数」が90年の計測開始時時から15年間で「25ポイント」上がったということです。

温室効果ガス」は地球に無くてはならないものであることは誰でも知っていること。
僕らはこの自然帯域の温室効果ガスという温室の中で過保護に生きているのです。

人間は進化し続ける動物であるために「産業革命」を起こして「楽しく便利で快適な空間」を作ってきました。
と、思っていました。
ヒトがまだ活発に行動を起こしていない時代に動物が呼吸によってCO2を排出するのに対して、植物は光合成によりCO2を固定させます。この時代こそが地球上のCO2の収支バランスが理想的に保っていた時代であったと思われます。

なんとなく地球が造られた「自然の摂理」という意思が感じられるような気がしますが、どうでしょうか?

しかし、
ヒトは人間となり、を発見し、木を燃焼させる事によりより、人為的にCO2を発生させる様になりました。
そしてそれが飛躍的に発展したのが「石油と産業革命」ということになると思います。

この事が年々CO2濃度を着実に増加傾向に導いています。そして地球で最も重要な自然帯域「温室効果ガス」のバランスを少しずつですが破壊し始めたのです。

そして、僕らはこの温室の中に居て、
この温室を守るために自分の身の回りでいったい何ができるのでしょうか?

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pH

2006.06.24

僕の知人に「リトマス試験紙」のような人がいます。

リトマス試験紙は一般的には小学生の理科でしか使ったことは無いと思いますが、この試験紙を水溶液につけると「一瞬に」反応して酸性かアルカリかを教えてくれるのです。
知人はそのリトマス試験紙の様に「外部要因」に反応し「顔が赤くなる」体質を持っているようです。

リトマス試験紙には「赤と青」の二色がありますが、調べたい水溶液を少しつけるんです。するとのリトマス試験紙が「赤く」なったら、その水溶液は酸性のリトマス試験紙が「青く」なったら、アルカリ性というわけです。とても簡単です。

pH〔「ペーハー」と呼びます〕は水溶液中の酸性度の値を示すものです。
純水はpH=7でこの時の酸性度(あるいはアルカリ性度)を中性としています。男女の間にも「中性」と称する男性でもなく女性でも無いと称するエリアの人がたまにいます。知人にもいますが。

前職でこの「水溶液中の酸性度」を常に意識した時代がありました。pHを常にアルカリに保つことの必然があったわけですが、pHを「7.0以下」にすればシステム全体を酸化による腐食を発生させてしまうからです。
例えば、すっぱいレモンは2.5付近です。リンゴは3.0付近です。胃液は1.5-2.0なんですが、青いインクは0.8-1.5位で身近にある物では最も「酸性の高い」ものです。ですから万年筆のペン先はプラチナ等の錆に強い金属が必要なのです。
因みに海水は8.0-8.5なんです。不思議でしょう。ショッパイのに。アルカリ性なんです。
女性が気にする石鹸は「弱酸性」とか書いてありますが、一般的には7.0-10.0くらいのアルカリ性です。石鹸水は目に入ると沁みますが、たまたま口はいると「苦い」と思います。身近なものでは一番アルカリ度の高いものという訳です。
最近では「水素イオン濃度」でpHを表現する方が一般的になってしまいました。

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三峡ダムの完了

2006.06.23

李白(りはく)は中国の英雄・玄宗皇帝の時代の詩人です。

杜甫(とほ)と並び称される古代中国の最も代表的な一人でもあります。良く聞かれる二人の評価は杜甫は人々へのよき奉仕者である事を願い、李白は剛毅な人間の代表者である事を願うというものです。
何となく二人の人間性を現した言い方といえませんか?

その李白の「將進酒」の冒頭に
君見ずや 黄河の水 天上より来たるを,
奔流海に到りて復(ま)た 回(かへ)らず。・・・・・・・・・・・・』と言う黄河を歌った詩があります。
意味は、黄河の水は天上より来て海に注いで行って二度と帰らないという詩です。別の伝承では、海からまた天の河に戻ってゆくといい伝えもあるらしいです。いずれにしてもこの詩からは「脈々と流れる大河」を連想せざる得ません。

しかし、近年この中国第二の大河の水量が急激に減っているそうです。下流では流れが途絶える「断流」が頻繁に発生しているとの事です。信じられないことです。
黄河は青海省に源を発し、40余りの支流をもち、渤海湾に注ぐ、全長4500㌔あまりの別名「母なる河(母親河)」です。その大河が近年多いときで年間100日以上「断流」があると言うのです。
あの有名な「秦の始皇帝」以来、河口付近では2200年の間1500回以上の決壊を起こすほどの「暴れ河」であったという事です。それが年間100日以上の断流です。変われば変わるもの。

理由は簡単に言えば「需要と供給のバランス」の様です。
まず、降水量です。50年代は450㍉あった年間降水量が90年以降400㍉を割り込むに様になったと言うことです。
一方、流域各省の過度の取水です。たくさんの水田や工場地帯が増えたため、どんどん取水してしまうのです。上流と下流で省庁同士で取水騒動が絶えないようです。

中国は世界の人口の20%を超える国ですが水資源は8%しか保有していません。経済の中で水不足が問題になることは必然的です。且つ、世界のウォーター・ビジネスの世界システムに必然的に中国も組み入れられて行きます。

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海洋ごみ

2006.06.15

水に流す

日常的に使う言葉してとても便利な言葉です。
ある出来事を忘れ去る為に使いますが、水に流された物は流され流され一体どこに行くのでしょうか?

昔々祖母が元気な頃のことを思い出します。
家では毎日三度の食事に魚を捌(さば)いていましたが、その日に出た不要な内臓物をバケツに入れて祖母のお供で波の打ちつける河口に捨てに行きます。河口付近にはたくさんの小魚がそれをエサとして食べます。今考えると祖母の海から採れたものを海に返すという素朴な信仰的な行為のひとつだと思います。今では海洋汚染として許されない行為となりました。

海は地球の表面積の7割」を占める広大な広がりをもっています。人類が地上に存在する様になってから長い時間をかけて不用物の捨てる場所として「水に流し」続けて来ました。何百年も何千年もの間です。
そして漸く「水に流す」ことが「天に向かってツバする」結果となって帰ってきた訳です。

大量の原油等の流失でトップニュースになる船舶は全世界で「海洋汚染防止」の定義で法律上規定があります。汚染を起こした船舶は厳重に調査され最終的には「罰せられる」事になります。

また、船舶以外の広義の世界的な条約として「国連海洋法条約」があります。
その中で特に、
ごみ等の投棄による汚染(陸上で発生する廃棄物を海洋に投棄することによる汚染)を定義している項目があります。事故でも故意でも確定すれば「行政措置」が発動します。

が、どこから流れてくるか判らない漂流物が実はとっても厄介なんです。
このテーマが今HOTなので話題に取り上げたいと思います。

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大きな魚だけを捕ったら?!

2006.06.04

札幌の魚介類は今が最高!!??

一匹オオカミ的な魚類は別として大抵の魚類は「群れ」で回遊します。
その群れの中から、作為的にしても偶然にしても「体長の大きな魚」を選んで捕り続けると、数世代後に親の魚が生む卵の量が減ったり、幼魚がより小さくなったりするなど「繁殖能力が低下」を招くらしいです。要は魚が小型化するか減ると言うことなのです。

先週の週末に久々に札幌の地を訪れました。一昨年から何度と無くお誘いを受けておりましたが中々機会が訪れませんでしたが、知人も痺れを切らし重ねての訪問を依頼され、よって羽田を飛び立ちました。
実は二月の下旬に小社の重要な顧客である公共事業会社を訪問したかったのですが、こちらは先方の多忙なために延期継ぐ延期になり、結局未だ訪問できずにいます。このお客様は一昨年から小社のWeb帳票製品<biz-Stream V4.1>を約一年の検討の末、「標準採用製品」にご認定頂いたお礼の訪問の予定でした。

なぜ2月の札幌か!!??

北海道は昔一緒に仕事をした知人が多く、その意味ではとても親近感のある土地柄です。
札幌、苫小牧、室蘭、釧路、函館等々数名います。
札幌の二月」はベストシーズンだったのですが、五月のこの時期も中々でした。
札幌の2月と3月は「冬と春」の魚が一緒に捕獲できる特別なシーズンとして有名です。
また当然の如く北海道の中心である札幌は北の国のすべての「食の幸」が集積するところでもあります。オホーツク海と太平洋と日本海の三つの海に囲まれた北海道は中々無い特別な漁場です。昨今では中国の黄土の飛来で海面に多量のプランクトンが発生し、より漁場がかしましいと思われます。

ホテルはインターネットで著名ホテルの低価格セットを予約していきました。知人にお会いする前にチェックインしたのですが、なんといつの間にか豪華な部屋にグレード・アップされておりました。帰社後聞いた話では小社の社員に、このホテル系列の企業に勤務していた者がおり、交渉してくれたようです。持つべ者は部下の「気配り」ですね。

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大量の黄砂、東アジアを覆う

2006.05.01

ブラック・レイン

クールな役柄で人気を博し遺作となった「松田優作」が好演した「ブラック・レイン」という映画ありました。米国の刑事役にマイケル・ダグラスと若き日のアンディ・ガルシアと日本の刑事役には高倉健でした。今は亡き若山富三郎がやくざの大親分役でした。内田裕也も出たし、小野みゆきがとてもセクシーで美しかった。1989年のこの豪華キャストのハリウッド映画は松田優作の存在感をトコトン見せつけた映画であり、脇役で在りながら「彼の映画」として記憶に残るものとなりました。

「ブラック・レイン(Black Rain)」の意味は「原爆投下によって起こる放射能混じりの雨」のことを指していますが映画の本筋とは全く関係ありません。ただ、大親分の菅井役の若山富三郎が流暢な英語でブラック・レインの事を語るシーンが強烈な印象として記憶しています。これも蛇足ですが、この映画は『ブレードランナー』とワンセットで語られることが多いといわれています。そう、感じる映画とも言えます。

北京で雨がふると「黄砂(ファンサ)混じりの雨」ということになるらしい。


黄砂(ファンサ)の飛沫は先日のブログの米国調査機関も示しているように韓国、日本を含めた東アジア一帯の巨大なエリアまでカバーします。プランクトンの大量発生により魚が喜ぶ海域はオホーツク海のことです。新疆ウイグル地区や内モンゴル等で発生したファンサがオホーツク海まで飛んでいくということです。
日本でも北陸や九州に黄砂の被害が報告されていますが、お隣の韓国の被害は甚大で、その影響度も計り知れません。
まず、この時期中国沿岸部と韓国ではどんよりと曇る事が多く天気に恵まれません。
触媒は「偏西風」です。
この黄砂、大気汚染物質〔特に上海周辺と言われていますが〕などと共に大気中にとどまり、その黄砂が原因で空が霞みどんより曇ってしまうのです。

ブラック・レインまでは脅威にはならないまでも「イエロー・レイン」〔黄色の注意信号と黄砂の「黄」を絡めて〕とでも表現したくなります。

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黄砂が導くもの

2006.04.30

黄砂が導くもの

北京に春先に訪れると黄砂の砂嵐に出会うことはしばしばです。始まると数日間は強烈な砂嵐があるそうです。この現象は60年代から年を追う毎に日数は徐々に増加しているとの事です。
数日前の「北京・新華社通信」によるとチベット高原の砂漠化が進み、春先などの黄砂の新たな供給源となっていることが気象学者らの研究で分かったと報じています。中国の黄砂供給源は、これまで北西部の内モンゴルや新疆ウイグル両自治区や甘粛省の砂漠地帯とされてきました。それがチベット高原まで拡大したと言うわけです。

長くジャーナリストであった東京大学大学院環境技術政策学専門の石弘之氏が80年代の後半から「地球環境報告」というシリーズの中で中国の「砂漠化」を言い続けて来ました。この報告書によると元々砂漠でなかった土地が砂漠化し、それが「紙にインクが染みるように」広がっていったという事です。

例えばシルクロードで有名な敦煌付近についてお話します。驚いてしまいますが敦煌一帯は第二次世界大戦直後は紅柳が茂り「紅柳園」と呼ばれていたほど森林が広がっていたそうです。紅柳は中国の草原やオアシスに生息する一般的な樹木です。その紅柳が過去20-30年の間に「薪取りや家畜の餌」のために樹木は根こそぎ掘り尽くされ、もはや50キロ四方に渡って紅柳は殆ど無いそうです。砂漠はその侵略を欲しい侭にしていると言えます。

長い中国の歴史の中で人間と家畜の圧力で中国の「砂漠化」は必然的に広げられと言えます。

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多摩川がきれいになった!!?? 

2006.04.30

多摩川がきれいになった!!?? 

アユ解禁日は釣り人にとって待ち遠しいものはないと言われています。その日に備えてかなり以前から用意を整え、現地には前夜のうちに乗り込むという「達人」たちがいます。アユ釣りだけの全国の友釣連盟は数え切れないほど存在します。
アユには解禁日がありす。
当然ながら解禁日は鮎の生育状況などにより毎年変わりる事になりますね。今年の関東地区の解禁日は概ね6月1日周辺です。また、アユ釣りには事前に入漁券を買い求める必要があります。何ゆえ事前かというと当日は高いそうです。また何故お金を取るかというと、実はその河川の漁業組合がアユを放流するからなんです。その放流量も各河川で異なります。例えば1㌧とか2㌧とかその年に放流する量を事前に発表します。

昔からアユは四万十川吉野川産のものが上質と言われていました。いわゆる上質は「下りものだ」という訳です。長良川の鵜飼は毎年5月に、また友釣の狩野川が5月後半、そして関東の6月1日とアユ解禁の本番がやって来ます。
私たちが美味しく頂く「アユ」は既に大人の成長したアユですが、アユは川と海を行き来する回遊魚です。アユが川に棲み始める春から脂ののる秋の本番シーズンはかなり知られていますが、海で暮らす前半生についてはあまり知られていないようです。

今年の冬に多摩川河口近くの「京浜運河」で「稚アユ」の生息が確認されたとの報道がありました。同地区の市民団体「多摩川クラブ」メンバーが調査したもので、河口付近で稚アユの生息が確認されたのは初めてだそうです。

多摩川がきれいになった!」ということでしょうか。
実際に捕獲した場所は京浜運河の「浮島橋」付近だそうで、体長五センチ前後の稚アユ十数尾の生息が確認されました。
先ほどの放流でなく「天然もの??!!」という事になりますね。なんと素晴らしい。アユは綺麗な水にしか生息できません。その意味で多摩川が綺麗なったと言えるのでしょうか?

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OPECと灯油

2006.01.29

ここ六週続いてガソリンや灯油の小売価格の高騰が続いています。

つい数年前まで冬の暖房器具で一番手っ取り早いのが石油ファンヒーターやストーブでしょう。我が家もそうでした。年末年始を過ごした田舎でも各部屋にファンヒーターがありました。手軽ですぐに部屋全体がたちどころに温まります。しかし、最近では空気の汚れや匂いや保安の関係でエアコンで暖房する家庭が都会では圧倒的だそうだす。しかし多くの家庭ではまだまだ石油暖房器具のお世話になっていることでしょう。その石油がここ六週間連続で価格上昇です。
国内の石油大手元売は「新日本石油、昭和シェル石油、コスモ石油、ジャパンエナジー」ですが、各社2月出荷分から値上げするそうです。灯油やガソリンなど石油製品の卸価格を一月比でリットル当たり約二円値上げするとニュースを見ました。これで二カ月連続で卸値の引き上げとなりました。

近代石油産業は1859年8月に「エドウィン・ドレイク」と言う人がアメリカ東部のペンシルバニア州タイタスビルの近くの「オイル・クリーク」と呼ばれる地帯で世界で始めて機械を使って石油を掘り出した事から始まったといわれています。きっとジェームス・ディーンの「ジャイアンツ」の様な有様だったのでしょう。この映画の撮影終了間際の1955年9月30日に交通事故死で24歳の若さでこの世を去ったジェームス・ディーンの遺作ですが、石油を掘り当てるシーンは圧巻でした。記憶にとどめている方も多いと思います。

ドレイクが掘り当てた「原油」が精製すれば鯨油や石炭に比べてはるかに品質の優れた証明用の灯油を得られることを1850年代に人類は始めて知りました。それから昨今の「ピーク・オイル」と言われるまで「石油時代」の到来です。石油バブルという言葉で表現する知識人も多いです。

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お魚の漁獲量が限界だ~!

2006.01.08

誰もが感じた自然は「無尽蔵」ではない!!

全米科学財団〔NSF〕は慎重さで有名といわれていますが「種の絶滅危惧種」の報告書によると今後20から30年以内に地球上の全生物種の四分の一が永遠に姿を消すと警鐘しています。勿論生物種の絶滅速度は研究者の理論によって相当な時間的開きがありますが、どの研究者も絶滅がかなりの速度で進行しているという事実には異論がないと言うことです。
日本の環境省も「日本の絶滅のおそれのある野生生物」を発表しているようですが、この中に身近な植物の名前が出来ます。既に季節外れですが「秋の七草」という七種類の植物がありますが、この中に「桔梗〔ききょう〕」と「藤袴〔ふじばかま〕」が絶滅の危機にあるそうです。すると「秋の五草」になってしまうのは時間はかからないと聞きました。
これらの「絶滅の危機」の中で「野生魚」が今日のテーマなんです。
魚類に関して言うと「危機」の第一の原因は圧倒的に「生息地の破壊」だそうです。
第二が「乱獲」という事になります。
乱獲で言うと全てのお魚に乱獲しているのでなく「お魚の種類」に偏りがあります。全世界の捕獲量で「特定の10種のお魚」がなんと総捕獲量の3割を占めるということです。そして「特定の10種のお魚のうち7種」がここ数年で限界に達して居るらしい。これは脅威です。
特に日本人気質の「完全漁獲」がその一因でしょうか。また米国やソ連や北欧の食べない魚までを捕ってしまう「過剰漁獲」も要因でしょうか。いずれにしても今後はこれらの「特定の10種のお魚」は捕獲減少傾向になるでしょう。
特に、
■ペルーのカタクチイワシ
■アラスカのスケソウダラ
■日本のカタクチイワシ〔これがとっもい美味しいのです〕
■北東大西洋のアオギス〔関東とで殆ど捕れません〕
■北大西洋のカラフトシシャモ〔日本に大量に輸入されています〕
■大西洋ニシン〔もちろん輸入しています〕  だそうです。
他にも、マサバ、カツオ、タチウオは一部で過剰漁獲されているということです。
僕も含めて日本人は魚が大好きです。取る側で無く食べる側ですが、欲しい人がいるから捕る訳です。
また、
主要原因の「生息地の破壊」については今後予想通り地球の温暖化が進行すれば生態系の混乱や変化によって多くの生き物を絶滅させる事は明白でしょう。
特に自分で移動が出来ない植物やサンゴ礁も温暖化や海水温度や海面上昇によって打撃を蒙る事でしょう。

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サンゴ礁の死滅と保護

2006.01.07

一度死滅したサンゴ礁の回復は絶望的!!

サンゴ礁は全海洋面積のたった0.1~0.2%程度しかないそうです。そしてそこを棲み家にする魚は、最近の調査で全魚類種の4分の1程度が生息していると推定されている様です。近年の急激なサンゴ礁の減少は、生物の多様性にとってとても危険な状況と言えるかも知れません。つい先日のニュースで「野生魚の漁獲量が限界」に達し、代わって「養殖の増加で野生魚の減少分を相殺」したそうです。
なんか不自然さを感じるニュースです。とても良い事と思えません。
世界の漁獲量は、数十年間にわたって増加したのち「2000年に9,600万トンでピークに達して、その後2003年には9,000万トンに減少した」そうです。統計によると1人当たりの漁獲量は、1980年代後半の「平均17kg」から2003年には「14kg」へと減少したとの事。これは1965年以来で最低だそうです。この原因の一つに「サンゴ礁の減少」が要因としてあると思います。
そんな中で、
沖縄県・慶良間諸島の海」が日本のサンゴ礁で初の「ラムサール条約登録地」になりました。このラムサール条約は「特に水鳥の生息地として国際的に大切な湿地に関する条約」のことで、イランの首都テヘランの北、カスピ海の近くの「ラムサール」で初めて国際会議を開かれた事により「ラムサール条約」と命名されました。登録地の殆どが「水鳥の生息地としての湿地」でしたが、今回は「サンコ゛礁」です。勿論日本では始めてです。世界的に死滅のスピードが早まっているサンゴ礁に保護の手を差し伸べる事は「遅き」にはありますが、喜ばしい事です。

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海面上昇

2005.12.03

最近のニュースに『米科学誌「サイエンス」のなかで「CO2濃度が過去65万年で最高」とありました。(フジサンケイ・ビジネスアイより一部引用)

『海面の上昇と温室効果ガスの増加の速度について、米科学誌サイエンス(11.25付)に掲載された二つの研究で、現在のレベルが少なくともここ数千年で最も速いことが明らかになった。地球温暖化に結び付けて考えるにはさらに研究が必要だが、研究者らは「人類の活動が引き起こした結果ではないか」と推測している。現在の大気中の二酸化炭素(CO2)濃度は、過去約65万年間で最高水準であることが、欧州南極氷床掘削計画(EPICA)の成果で分かった。また、南極の氷床掘削は、ロシアのボストーク基地の氷床掘削により、約44万年前までの氷が採取・分析されており、EPICAの成果で約21万年間さかのぼることができた。日本も、ドームふじ基地の氷床を来年1月下旬までに深さ三千メートルまで掘削し、約百万年前の氷を採取する計画とのこと。現在のCO2濃度は約380ppmだが、ボストークによる約44万年前までの濃度は大体、180-300ppmの範囲内。EPICAによる45万-65万年前の濃度は、180-260ppm』と、さらに低かった様です。

米国の環境問題特別調査委員会が2000年にまとめた報告書(CEQReport)によると現在のCO2濃度に比べると2050年にはざっと二倍の濃度に達するそうです。すると「中緯度地域での気温は2-3℃上昇し、雨の降り方も全く変わってしまい、地球全体の年間平均降雨量は7%程度増加する。そして、南北の両極地域での気温は中緯度より3-4倍大きい」となっています。
仮に両極地域で5-10℃気温が上昇すると「グリーンランド」や「南極」の氷は確実に解けるそうです。
海面上昇です。

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スティーヴ・マックィーンとアスベスト

2005.11.25

タワーリング・インフェルノ(1974),パピヨン(1973),ゲッタウェイ(1972),栄光のライダー(1971),栄光のル・マン(1971) ,華麗なる週末(1969),ブリット(1968),ネバダ・スミス(1966),砲艦サンパブロ(1966),ハイウェイ(1964),荒野の七人(1960),拳銃無宿(1958),傷だらけの栄光(1956)などなど。

これは「スティーヴ・マックィーン」主演映画のタイトルです。とても魅力ある俳優でした。彼は1930年米国インディアナ州インディアナポリスで生まれています。没したのは1980年です。彼の出身地のインディアナポリスはカーレースのメッカです。そしていくつかの大ヒット映画はやはり自動車レースやオート・レースを題材にしたものでした。彼はプライベートでも多くのレースに参加しています。自分のマシンは自分でメカニック的なこともしていました。
そして、
彼の死因は「静かな時限爆弾」であるアスベストによる「中皮腫」と言われています。

彼の死から7年後米国NY市で87年6月に開催される予定だった英国ビック・ロックシンガーの「ビリー・アイドル」の公演が突然前日に中止になる騒ぎがありました。米国のあの時代のロック・ファンの事ですから、勿論大騒ぎになりました。会場はあの「マジソン・スクェア・ガーデン」です。数時間暴徒と化す寸前であったと当時の新聞は書きたてています。理由は「アスベスト」です。実は会場の天井は防火の為にアスベストが吹き付けてあり、市環境局が徐去を指示していましたが、結局工事が間に合いませんでした。そこで中止となった訳です。
今や国内は「アスベストによる中皮腫と撤去問題」に大揺れに揺れています。

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ピーク・オイルとジェームズ・ディーン

2005.11.08

石油時代はほんの一瞬の出来事!?
それを「ピーク・オイル」と呼ぶ !

ジャイアンツ」という古い映画をご存知でしょうか? 制作は「1956年」でざっと50年前ですね。リアルタイムで封切りを見た人は最低60代か!
監督はジョージ・スティーブンスです。傑作西部劇「シェーン」(これも有名ですから知っていますよね)の3年後に制作した映画だそうです。エリザベス・テーラーが米国女優らしい魅力を感じさせます。この映画が特に衝撃的に取り上げられるのは、準主役の「ジェームズ・ディーン」の遺作だからです。日本でも当時からファンがいましたが、この遺作のエピソードが伝わるや否や爆発的なヒットになります。彼は自分の出演シーンの撮影終了後に自動車事故で死亡し、完成した作品を見ることはなかったと言われています。前年の「エデンの東」と「理由なき反抗」で日本デビューを果たしました。
この映画の主眼は米国の根強い人種差別を浮き彫りするものですが、ここでは割愛します。

ここで取り上げたいのは「石油」です。
この映画の中で主従が逆になってしまう原因の石油の採掘についてです。ジェームズ・ディーン扮するジェットが苦難の末、石油を掘り当てることにより「大金持ち」になります。この石油の発掘は象徴的です。以後、石油の発掘は本格的に開始され、その生産をほぼ独占状態になるまで成長し、後の「セブン・シスターズ(セブン・メジャーズ)」へと成長します。その後、彼らは世界規模の政治力と資金力で世界経済を自由に制し、資源ナショナリズムにより石油輸出国機構(OPEC)が主導権を握るまで、世界の石油のほぼ全てに君臨して来ました。

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ちきゅう

2005.11.02

地球規模の気候変動地震発生のメカニズムを知る!

ちきゅう」は三菱重工業で2000年から建造を進めてきた地球深部探査船でオーナーは「海洋研究開発機構」です。建造にほぼ5年かかっています。建造費は知りませんが一万㌧級の貨物船が70-100億円くらいと考えると六万ト㌧近くある「ちきゅう」は300-500億円くらいでしょうか。

この船は「水深2,500m」の深海域で、「海底下7,500m」まで掘り抜く能力を備えた最新鋭の科学掘削船です。デッキの区画は4層あり、採取したコア(柱状試料)や間隙水、掘削孔内の物理的、化学的、生物学的な分析・研究をおこなうための豊富な研究設備が搭載されていそうです。
多くの電子機器と機械的な構造物を搭載しているので調整には多くの時間がかかるとの事。調整は今年一杯かかり、来年の2006年に試験航海を行い、2007年から本格的な掘削研究が始まるそうです。この船と装置で「地球規模の気候変動や地震発生のメカニズム」等の科学的解明がなされます。

ちきゅう_1.jpg

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牛肉輸入とツバル

2005.11.02

「100年後の日本の平均気温は2~3℃上昇

また巨大クラゲが日本近海に発生しています。広大な範囲をくらげが埋め尽くしている様です。沿岸の漁業関係者の打撃が想像できます。このクラゲは「エチゼンクラゲ」と呼ばれるいます。大きなクラゲです。傘の直径が1メートルを超すものもいます。でも体はふにゃふにゃです。プカプカ浮揚しているだけ。この大量発生ですが、2002年から4年連続だそうです。やはり異常気象の匂いがしますね。
海の異変のシグナルとして見逃せない。

気象庁は『異常気象レポート2005』を先ごろ公表しています。
今回で7回目のレポートだそうですが「異常気象」「地球温暖化」「地球環境問題」の現象を大きく捉えています。まず、地球温暖化にともなう気候変化の予測では、約100年後に世界全体の「平均気温は2.5℃上昇」する云うことです。
すると気になるのは海面上昇ですね。この報告書では「平均海面水位は15~16cm程度上昇」するとしています。この海面上昇によって気になるのが、あの「ツバル」です。地球温暖化がもたらす海面上昇で水没の危機に瀕する南太平洋の島国ツバルは、ついに「全国民移住」という苦渋の決断をくだしたそうです。環境問題が現実のこととして我々に衝撃を与えるショッキングなニュースです。

また、平均気温の2~3℃の上昇によって、ほとんどの地域で「年降水量の増加」を予測しています。雨はとっても必要ですが、何事もバランスです。ほどほどがいいのです。「そのほかの諸現象」では、ヒートアイランド、オゾン層破壊紫外線の実態と将来予測、黄砂、酸性雨、海洋汚染について取り上げています。

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京都

2005.10.12

地球は太陽から熱を受け、夜間は放射熱として宇宙に排出している。

もし、二酸化炭素が増えたら?
二酸化炭素は放射熱を大気圏内で吸収し、大気中にこもらせてしまう。いうまでもなく地球温暖化の元凶です。ちょうど冬に温室でストーブを焚くようなもの。「温室効果(グリーンハウス・イフェクト)」と呼ぶそうです。二酸化炭素濃度の急増と地球温暖化の因果関係は我々が使い続けた20世紀の石油文明が原因である事は今日の小学生でも知っている知識。
ここに他人の手を借りて「古都、京都」を紹介します。
地球環境と葵アメリカン大学客員研究員 中野有氏のコラムを見て「あぁ。なるほど」と感じた。〔抜粋〕
『ジョージタウンを子犬を連れて歩いているとよく声をかけられる。子犬に話しかけられるのだが、「どこから来たの」の返事に京都からというと、かなりの確率で地球環境問題に行き着く。今や京都のイメージは、地球環境問題と日本文化である。』とある。
日本の古都でもっとも斬新な「京都会議(97年12月温暖化防止会議・京都議定書)」を開催した国。世界最大の二酸化炭素排出国の米国は未だ参加せず自主的行動のままである。クールビスもいいし、ウォームビズもいい。何か出来るところからやらなければという意識が強くなる。

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ワイキキ・ビーチの砂

2005.10.11

ワイキキのは「陸と海底」を巡廻しています。

と云っても勝手に巡廻してるのでなく人工的に行っているのです。それはとても自然な発想で、それでいて環境破壊を最小限に留める方法を取っています。少々お金が掛かりそうですが、でも多くの観光客を受け入れ自然保護を主義とした「島」では必要なことなのでしょう。

Waikiki beachの砂の話を以前ブロクでお話しました。知人からいくつか質問が在ったので続編をお送りします。Waikiki beachの砂は環境破壊を最小限にする為に回収巡廻プロジェクトを行っています。今年も昨年も同様な方法で砂を回収していたらしいです。因みに新聞によると2000年度の回収作業は1400立方ヤード汲み上げたそうです。この砂の回収でずが想像するに特殊なポンプを有する浚渫船でやっているのでしょう。浚渫(しゅんせつ)と読みます。(浚渫船=Dredge-boat/引揚船=Salvage-boat)
浚渫船は引揚船と異なって、一般的には海底の土砂を取り除くことを目的としています。 しゅんせつをする船には粘土などの柔らかい土を、ポンプを使って掃除機のように吸い取る 「ポンプ式しゅんせつ船」と比較的堅い砂を大きなショベルでつかみ取る 「グラブ式しゅんせつ船」など、いろいろしゅんせつする場所の土の種類によって異なります。一般的に浚渫船には自力で航行する能力はありません。そこで、ある地点からある地点までタグボートによって曳航(えいこう)します。タグボートは良く横浜港の大桟橋でも良く見かけますので、皆さんも知っていると思います。

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2005.10.10

グリーンピース・チャイナ(国際環境保護団体)が先ごろ北京航空航天大学で“拉風行動”の活動を開始しました。“拉風行動”は中国語で「風力エネルギー普及活動」とでも訳すのでしょう。現代の中国は米国や日本が経験してきた「成長は環境破壊が前提」のその時を迎えています。それにオリンピックや博覧会建設で沸いているからなおさらです。この時期に環境破壊を警鐘する意味での「若者に再生可能エネルギーへの理解」を深める事はとても意味のあることに思えます。
風力エネルギーの活用は身近なところで太平洋側の海岸線やハワイの東側の海岸線でも行われています。風力の他に太陽や波浪からエネルギーを生む方法は有りますがやはり石炭や石油の様に長い期間の研究と開発を蓄積したものとは違い社会基盤を支えるほど普及していないのが現状でしょう。まだまだ時間が掛かりそうです。それまで石炭や石油と「環境破壊」をうまく共存させなければ成らない使命が現代に生きる我々にあるように思えます。

環境保護と近い言葉として「自然改造」という「破壊」よりたいぶ柔らかな行為があります。この自然改造という言葉が最初に使われたのが「TVA」でした。1932年に米国連邦議会が承認した「テネシー河域公社」で使われました。33年に開始して42年に完了したこの10年にもおよぶ米国最大のプロジェクトでルーズベルトがニュー・デール政策の目玉として立案されました。当時の米国の自然は広大で大森林、砂漠など未開発の地域も多く有りました。大自然のテネシー川は大氾濫を何度も繰り返す過酷な自然のパワーでした。

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台風の名前〔2〕

2005.10.04

昨日深夜に書いた「台風」のブログに明け方近くにコメントを頂きました。
それはアジアの台風の発生をリアルタイムで知らせるサイトの紹介でした。とても面白いサイトで生活にも役立つと思いここに紹介することにしました。知人曰く、「どうして台風にバラバラな名前がついているのか?」と素朴な疑問をずっと持っていたそうです。それが昨夜のブログで理解できたと。また、このサイトで今年発生した台風の「名前」も披露されています。日本では使っていませんが。。。

Weather News

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台風の名前

2005.10.03

中国の知人からせっかくの国慶節が「龍王」で台無しとの連絡が入りました。

20年ほど前から米国はウーマンリブに抵抗しきれず昔からハリケーンの名前は女性名と決まっていたのに男性名と交互に使うようになりました。
では日本を含む東南アジアはというと「アジアにちなんだ名前を付ける制度」を6年前に制度化したようです。しかし我々がTVや新聞で「見る聞く」台風の名前は発生順の番号ですね。この「アジアちなんだ名前」の制度は日本を含むアジア14の国の気象機関でつくる「台風委員会」予め用意した「アジア名リスト」から順に付けると云うものだそうです。全く知りませんでした。しかも知らないついでに言うと先月、日本に接近した17号の「サオラー」で一巡したそうです。聞いた事もない。ですから既に18号から二巡目に入っているそうですが、各国とも定着する気配がない様です。それはそうですよね。公開して、日本の全員が意識的に米国の様に号数でなく「名前」で呼ぶ文化を定着させなければ馴染みがありませんよね。日本の気象庁の見解も「号数の呼び方が基本」としているそうです。ではなぜ「アジア名をつける制度」を作ったのでしょうかねぇ。
このアジア名ですが「動植物、自然現象など計140個の名前リストを持っているそうです。日本は星座の名前を提案したそうです。」ですので140個の中に星座名があれば日本が提案した名前という事ですが、提案した本人が「号数」と訳のわからない事を言っているので、一般の人はその名を知る由もない。

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いわしの立場

2005.10.02

いわしの立場を弁解します。

東京近郊の漁場で取れる「いわし」の内、神奈川県水産技術センターで「まいわし、かたくちいわし、しらす」の漁況経過と2ヶ月予報をしています。中々ユニークでしょう。最近の漁業組合も。「マイワシ」の場合は主として「定置網」の漁獲高によって水揚げが左右されます。定置網については後で説明しますが、いわしの回遊する特徴をうまく利用した人間の頭脳プレーの賜物です。それによると7月のマイワシの総水揚げ量は「30トン」で前年同期の335トンを大きく〔!!〕下回っています。驚異的に下がっているといっていも良いですね。漁師は水商売ですから仕方なのです。先月の8月はに中羽イワシへと成長した0歳魚が意外と捕獲され水揚げ量も60トンです。(前年同期26トン) この中羽イワシというのが「刺身でも塩焼きでも煮ても開き」にしても最高なのです。平均単価は、全国的に水揚げ量が少ないこともあってか、この大きさでも100~150円/kgということでした。高いんだが安いんだかわかりません。
次に「かたくちいわし」ですが、定置網における7月のカタクチイワシ総水揚げ量は400トンで、昨年同期(115トン)の約四倍です。8月も引き続き長井~鎌倉・腰越地区を中心に、計300トンで昨年同期(158トン)を上回り豊漁ですね。こんな事を聞くと「いわし絶滅」騒ぎがウソの様ですね。

門にさして、を(お)がまるるなり、赤いわし」一茶の句です。
節分の夜に、ひいらぎの枝にいわしの頭を通し、戸口に刺しておく風習がありました。勿論僕の子供の頃祖母が器用に作っているのを見たこともありますし、近所の家々もみんなありました。その後「その日にやってくる鬼を追い払うため」と聞かされました。ひいらぎの枝ですが「目突き柴」もしくは「鬼の目さし」とも呼ばれていますが、そこになぜいわしの頭が必要かまではとんと判りません。
「いわしの頭も信心から」と言う言葉も昔ありました。
この場合の「いわしの頭」は最もつまらないものというたとえでしょうか?
いわし食ったる鍋のつる」という言葉も悪い事をした仲間同士のつながりをさすものです。これも良く小学生の頃仲間と悪さをすると祖母に言われた言葉です。「いわしで精進落ち」も同様な意味があるのでしょう。いずれにしても僕の大好きな「いわし」にまつわるいい言葉は見つかり難い。「味良く、栄養価高く、健康食品として最も安価で手に入れ安く、料理もし易い」万能の食材がなぜか分が悪い。この差別はどこから生まれたのでしょうか?!


神奈川県水産技術センター
神奈川県下のまいわし、かたくちいわし、しらすの漁況経過と2ヶ月予報

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未処理廃水による海洋汚染

2005.10.01

僕らは酸素を吸い込んで炭酸ガスを吐き出している。それが動物の呼吸作用です。魚はというと人間の肺の変わりに「えら」で水中に溶け込んでいる酸素を呼吸して生活しています。例えば海洋汚染で「重油の流失」があると直ちに海面にそれも広範囲に広がって油膜を作ります。なので大気からの新たな酸素の取り込みを遮断します。また、油でなくそれが薬品の場合はとてつもなく大きな問題になります。それは「水俣病」で日本人は十分に経験済みですね。今ラテンアメリカで未処理廃水による海洋汚染の問題が大きく取り上げられています。日本は大消費国です。「お魚」をたくさん輸入しています。勿論ラテンアメリカからもです。
さて、「お魚」は酸素なくして生きていけません。それも新鮮な「海」が必要です。
海中に溶け込むガスは海面から大気中のガスを吸収したものです。特にシケのときに大きくたくさん波立つので吸収が活発になり「海」は生まれ変わります。航海するほうとしては平穏な凪の方がいいのですが、「魚たち」にとっては単調な海流を嫌い変化のある「海流」を好みます。特にマグロやカツオはシケに漁があり、イカやサバなどもシケの前に群集し、大漁となる事が多いです。昔から「漁」はその様にやってきました。
また、大気中の炭酸ガス量よりも海中の方が比率がずっと多いそうです。そして大気中の炭酸ガスと海中の炭酸ガスは一定のバランスによって均衡を保っていて、海中の浄化に役立っているそうです。それが近年地球の温暖化によって大気中の炭酸ガスが増え続け、海中とのバランスに変化が現れ初めているらしい。海水の水面温度が上がると大気からの酸素の取り込みが少なくなるらしいのです。
「魚たち」には酸素が必要であり、海に注ぐ有害な化学物質は、食物連鎖を通じて濃縮されながら、魚たちの体内に蓄積されていきます。水俣病とおんなじです。生態系の上位の捕食者ほど、高濃度の化学物質を取り込むことになりますが、地球の生態系のトップにいるのは常に僕らです。地球の「海は汚染」されつつあります。

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リタとツバル

2005.09.25

地球温暖化と「リタとツバル」

日本の台風17号の本土上陸は回避できましたが今夜からの大雨はとても気になるところです。今年の台風の接近と上陸頻度は例年より多い(?!)か多くなるのでは懸念しています。
また、米国では先ごろ猛威を振るった「カテリーナ」はその勢力分類で「カテゴリー5」に位置づけされていますが、米本土に上陸した「カテゴリー5」のハリケーンは、1900年以降では3例だそうです。ざっくり70年前の1935年には400人以上の犠牲者も出しています。そしてこの「カテゴリー4~5」の最強レベルハリケーンですが、過去30年間に1.5倍以上に高まった」と報告されています。また、北大西洋で発生するハリケーンが最強レベルに発達する割合は、75~89年は20%だったのが、90~04年は25%に上昇しているそうです。特に西太平洋の台風は顕著で、この間最強レベルの割合は25%から41%に上昇し、我々素人目にも10年単位で「地球規模」の変化が数字で読み取れる感じがします。日本では昨年、史上最多の10個の台風が上陸していますし、皆さんのご記憶にもある集中豪雨による被害は甚大でした。そして今月上旬の台風14号のあの被害も記憶が鮮明です。
米国の今の懸案はやはり「リタ」です。今朝のニュースも国内の台風よりも「リタ」のニュースの方が多くの時間を割いています。
学者さんによると「強暴化」の大きな要因は海面水温の上昇との事です。「北大西洋の夏の平均海面水温は過去35年間で約0.5度上昇」しているそうです。この海水の温度とハリケーンの発生のメンニズムに因果関係があるとの見方が体勢を占めています。

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ロックゲート

2005.09.25

荒川ロックゲート

以前ブログで世界の海峡の話をしました。テーマは「パナマ運河と地球温暖化」でした。パナマ運河を利用すると東海岸の米国エリアから日本へ東廻りで向かうとき約3,000マイルの短縮航海となります。またエクアドルからヨーロッパへバナナ・ボートが向かうとき、約5,000マイルの儲けとなります。この運河の特徴は太平洋側のほうが大西洋側より海面が24㍍高くなっているということです。この運河の様に船の水位を上げて通過させる方式をドックまたはロックゲート(閘門(こうもん))と呼んでいます。を採用しています。その方式で最近完成した荒川ロックゲートを紹介します。荒川と旧中川の水面の高さが最大3.1m違うために閘門方式を採用しました。

この閘門は、「荒川と隅田川が旧中川と小名木川」によって結ばれ、災害時の舟運による輸送路を目的として作られました。ゲートの長さは65m、幅は14m。通過する船の前後左右に余裕をとって最大長55m、最大幅12m、最大高4.5m以内の船を通過可能としています。また、震災時の支援活動が速やかにできるよう閘門としては初めて阪神・淡路大震災クラスの地震でも閘門・ゲートが耐えられるように設計されているそうです。さして非常時には速やかな船の通行が可能とするために閘門内をいち早く船舶が通過出来るようゲートの開閉速度も10m/minと日本最速の設計がなされています。
荒川ロックゲート.bmp
〔低い水面から高い水面に移動するために閘門方式を採用〕

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めだかの危機

2005.09.24

つい先日「メダカ」についてのTV放送がありました。
その内容は「メダカが絶滅に近い」との危機感からメダカを飼育し、放流する事でメダカの撲滅を防ぐというボランティアの取材ニュースでした。ご存知のようにメダカは日本古来の魚で、比較的どこにでも居て、そして地味な魚と認識しています。体の色はというと殆どが「黄銅色」です。「やや赤っぽいもの」も居ますが、これは人工的に改良されたヒメダカ(ひめだか)と言う種類だそうです。そして最近では、「白いメダカ」「銀色のメダカ」「青いメダカ」等様々な色のメダカが飼育されています。本来メダカは環境に慣れ安く、比較的飼いやすい丈夫な魚で、水温が18度以上あれば、毎週のように産卵し、8日~15日くらいで孵化する生態を有しています。なので子供たちの夏休みの研究課題の「メダカの成長の観察」にはピッタリの魚ともいえます。知りませんでしたが、「グッピー」もメダカの仲間だそうです。
私の近所にもいわゆる熱帯魚を販売するお店がありますが、時たま行ってお店の中に踏み込んでしまうと、買う訳でもないのに30分以上は魅入ってしまいます。楽しいです。弊社の社員に水族館マニアが居まして関東近辺の水族館は全て制覇しています。とても詳しいです。また別な知人は水族館に行くと「船上にいる様な気分」になり「船酔い現象」になるそうです。当然館内に足を踏み入れないとの事です。世の中いろいろですね。
そして話題のメダカですが、個人で飼育する以外の自然のメダカの数は(生息場所という意味も強い)急速に減っているらしいです。絶滅寸前の地域もめずらしくないと言うことでした。

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海洋汚染

2005.09.21

お米のとぎ汁は立派な「海洋汚染」です。

我々が家庭や河川や海岸で何気なく捨てている物がどのくらい「海」を汚しているのでしょうか?
昔々の和船の話ですが、
当時の船乗りにとって「真水」は当然ながらとても貴重なものでした。
海水から真水を抽出する方法を知らない、または知っていても設備が無い当時としては真水は統制しなければならいないものででした。
真水の使い方に順序があるようで、まず「お米」磨ぐのに使います。
次に「顔」を洗い、後に簡単な洗物用に取っておくそうです。
現在の船舶は蒸留器を設備している船も有りますし、無くなると港に補給のために寄港します。
なので昔のように真水を大切にすることはあまり必要はなさそうです。

但し、「米のとぎ汁」は昔も今も海洋を汚染します。とても重要な事です。
たとえば、
米のとぎ汁・三合分」を海水に捨てた場合、
お魚が住める水質に戻すために必要な海水の量は我が家の浴槽(300リットル)を「四杯」必要です。
因みに、我が家は米のとぎ汁を台所に流しません。
庭の大地に帰します。地球の蘇生力に頼る事にしています。

つい数日前に大きな海洋汚染が発見されました。
未処理廃水による海洋汚染」(2005/09/14)
【メキシコシティIPS(TIERRAMERICA)=ディエゴ・セバロス、8月25日】抜粋ラテンアメリカ、カリブ海諸国では生ゴミ、原油、殺虫剤が何のためらいもなく未処理のまま大量に海に排出されている。その結果としてエコシステムの劣化、漁獲量の減少、住民の健康被害等の損失は何百万ドルにも及んでいる。様々な研究が示すように、当地域では内陸から流れ込む廃水の8~9割は未処理のまま海に排水されている。汚染水の流れ込むのは、脆弱なエコシステムであり、市場で需要の高い魚、エビ、カニなど何百万もの海洋生物にすでに損害の兆しが見えている。

詳しくは、「IPSJ/JANJANヘッドライン」をご覧ください。

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パナマ運河と地球温暖化

2005.08.12

問題は24㌢の落差です。
昨日スエズ運河のブログを書きました。今日はパナマ運河です。スエズ運河の開通から遅れる事、約50年、資金的障害、工事工法等の難度の高い障壁、政治的等々の多くの障害を越え1914年8月15日に開通しました。この運河開通によって例えば東海岸の米国エリアから日本へ東廻りで向かうとき約3,000マイルの短縮航海となる。またエクアドルからヨーロッパへバナナ・ボートが向かうとき、約5,000マイルの儲けとなる。パナマ運河はスエズ運河の様に出口と入り口の海面差はありませんが、パナマ運河は太平洋側のほうが大西洋側より海面が24l㌢高くなっています。運河の上下の交換地点として人口の湖を造成し、その豊富な降水量を利用し、標高の高い部分を船の水位を上げて通過させるためにドック(閘門(こうもん))を採用しています。パナマ運河の大西洋側からアプローチする場合は、カリブ海からターミナル港→ガッツン・ドック→ガッツン湖→ゲイラード・カット(渓谷)→ペデロ・ミゲル・ドック→ミラ・フローレス湖→ミラ・フローレス・ドック→太平洋側ターミナル港となります。ドック(閘門)のサイズにより、パナマ運河を通過する船舶のサイズは、船幅で32.3㍍以下、水深で12㍍以下に制限されています。パナマ運河を通過できる船の最大のサイズを「パナマックスサイズ」と呼んでいます。特に第一次大戦後軍艦を縮小する軍縮会議をやりましたが、一番大きな旗艦をパナマックスサイズを前提とした事は有名ですね。現在のパナマ運河はパナマ共和国が管轄していますが、ドック式による船の幅と水深の限界や大型船舶の通過を可能とするため、2010年を目指して第2パナマ運河の建設が計画されています。

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美しいビーチの続き

2005.08.04

さて、昨夜の続きを最初に片付けないと。
ご存知の通りワイキキ・ビーチは昔々保養地としての意味合いから、湿地帯を埋め立て、次にさんご礁の海岸をビーチ化しました。その時ビーチ用の砂を大量にオァフ島のどこからかトラックで運んできました。最初は馬車ですね。その後1939年~2000年までワイキキ・ビーチの砂は少しずつ侵食されると、その都度とこからとも無くトラックで運び、補充されてきました。いままで補充された砂の量を計算した人がいて、その量は25万立方ヤードとの事です。
1939年から途方もない砂を島のあっちこっちからかき集めたということになります。当然砂にも限りがありますし、トラック輸送にしてもお金がかかります。毎年の如く市は予算化しなければなりません。ワイキキ・ビーチは昔から日本人には憧れの響きがありますが、実は三つの海岸が隣接して呼ばれています。もっとも狭いクヒオ・ビーチはワイキキ分署から始まり、真ん中で少し広めのワイイキ・ビーチ、その隣が広々としたカピオラニ・ビーチと続きます。そこで新しい砂の補充方法が提案されたのです。この方法はトラックでの砂運びを止めて海岸から2,000フィート沖合いの海底から吸い上げて、砂浜に補充するという計画です。総費用は50万ドルで工期は30日間。公聴会も開き賛成を得たそうです。なぜ沖合いの砂を吸い上げるかと言うと、海流の自然現象で、海岸から流された砂はある一定の海流システムによって一箇所に蓄積されるからだそうです。ワイキキの砂も自然現象により剥ぎ取られ沖合いの海底に放流されると言うわけです。もう一ついい事があります。それは沖合いの砂と海岸の砂は長い期間に同化し、微生物にいたるまで生態系が同じという事です。他の場所の砂はそうは行かないでしょう。この事実はHAWAII大学の海洋学部と民間研究機関によって調査研究を重ね、市に報告されたそうです。
ちょっと昨日のテトラポット計画と似ていませんか?

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美しいビーチ

2005.08.03

今日も真夏日だ!こんな日はカイルア・ビーチの椰子の木陰が無理でも生家の浜辺で冷たいコークと好きな歴史小説でも読んでいたいものだ。僕らがビーチで海水浴を楽しむのは源流から分流した「黒潮」です。三陸沖で寒流の「親潮」と合流するこの黒潮の規模は幅50-100㌔㍍、深さ200-1000㍍、で毎秒2500-6500万トンの大容量の海流です。速さは最大で2-7ノットもあります。ヨットや帆船や商船(推進機のある船)はこの海流の恩恵にも障害にも会います。物事何事も二面性が潜んでいますら。この季節の土日の子供ちたの不幸な海の事故はこの海流特有の速さが一つの原因と密かに思っています。この世界最大・世界最強の海流は既に六万年前(後期更新世後半)に存在していたと言われています。ただし、その流路に関して日本近海の島々の形状と黒潮の流路が複雑な事もあり、学会でも諸説があるらしい。いずれにしても日本海に黒潮が入り込んだのは8500年前の頃で完新世の時代と言われています。対馬海流の誕生です。これでほぼ今の黒潮の全体像は確立。この海流の生い立ちと人類は結構密接な関係にあるようです。以前読んだ本で、六万年前頃にアジア大陸の東の端に既にホモ・サピエンスが定着し、旧石器文化を形成していたらしいのです。「安田喜憲教授」が提唱する「長江文明」が是としたら、温帯ジャポニカは長江下流の川口から黒瀬海岸を経由して日本国内に伝播したのではという仮説はすんなりと理解できます。蛇足ですが、この長江文明の数々の遺跡を見て見たいものです。昆明から河口まで相当な距離ですが遺跡走破をしてみたい。定年後か。そういえば温帯ジャポニカで思い出しましたが、ジャーナリストで株式会社インサイダーの高野孟氏が塾長を努める「鴨川自然王国・帰農塾」が面白そうです。共鳴すれば参加もよし。

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クール・ビズ

2005.08.02

今日も暑いぞ~!!ある日知人との会話の中で「クール・ビズ」という言い方は英語にしても日本語にしてもダサい言葉ですねぇ。っと同意を求められたが、突然と言う事と、何事にも細かな点に注力しない性質であるため、無反応でいたら、相手は「ムっ!」としたようだ。「クール・ビス」に意味は必要なく行動と思うけど。
「それにしても暑い!!」以前から親しくさせて頂いているクオリティ株式会社の中澤取締役が「うちは社長の浦が環境問題にはきちんとした主張を持っていまして、以前よりビル内の室温は28度なんですョ。」とハンカチで額の汗を拭きながら、お話されていました。「室温一度の差」は全世界的に取り組むと凄まじいエネルギーに加算される。
アネット・ベニングが魅力的な瞳をキラキラと輝かせながら意思の強そうな唇から『20%は必要よ!!!』と言うと。どうでもいいマイケル・ダグラスが『いやいやせいぜい10%だ。そうでないと、フニャ、フニャ。。』云々。これは96年に封切られたハリウッドに在りがちな「アメリカン・プレジデント」というハッピーエンド映画です。マイケル・ダグラス演じる合衆国大統領とアネット・ベニング演じる環境ロビイストのロマンスです。アネットが温暖化防止案でCO2を20%削減を主張すると大統領は10%の妥協案で何とか収拾を図ろうとする。なぜかその後恋に落ちしまうのです。大統領がアネットに電話をかけるシーンが印象的でした。ダンスのシーンもよかったです。アネットならば僕だってダンス踊りたいと思うけど。アネット・ベニングは僕の最も好きな米国女優ですが、リメイク版の「めぐり逢い」が最も彼女の素晴らしさが表現されていると思います。既にハリウッドは96年に「環境問題」を取り上げるほど日常的意識で居た訳ですね。その時に日本では? 97年12月に温暖化防止・京都会議(COP3)が開催されたことを考えると、その認識の高さをどの様に解釈したらよいのでしょうか?

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