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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

牛肉輸入とツバル

2005.11.02

「100年後の日本の平均気温は2~3℃上昇

また巨大クラゲが日本近海に発生しています。広大な範囲をくらげが埋め尽くしている様です。沿岸の漁業関係者の打撃が想像できます。このクラゲは「エチゼンクラゲ」と呼ばれるいます。大きなクラゲです。傘の直径が1メートルを超すものもいます。でも体はふにゃふにゃです。プカプカ浮揚しているだけ。この大量発生ですが、2002年から4年連続だそうです。やはり異常気象の匂いがしますね。
海の異変のシグナルとして見逃せない。

気象庁は『異常気象レポート2005』を先ごろ公表しています。
今回で7回目のレポートだそうですが「異常気象」「地球温暖化」「地球環境問題」の現象を大きく捉えています。まず、地球温暖化にともなう気候変化の予測では、約100年後に世界全体の「平均気温は2.5℃上昇」する云うことです。
すると気になるのは海面上昇ですね。この報告書では「平均海面水位は15~16cm程度上昇」するとしています。この海面上昇によって気になるのが、あの「ツバル」です。地球温暖化がもたらす海面上昇で水没の危機に瀕する南太平洋の島国ツバルは、ついに「全国民移住」という苦渋の決断をくだしたそうです。環境問題が現実のこととして我々に衝撃を与えるショッキングなニュースです。

また、平均気温の2~3℃の上昇によって、ほとんどの地域で「年降水量の増加」を予測しています。雨はとっても必要ですが、何事もバランスです。ほどほどがいいのです。「そのほかの諸現象」では、ヒートアイランド、オゾン層破壊紫外線の実態と将来予測、黄砂、酸性雨、海洋汚染について取り上げています。

今日から「牛肉を食べるのを50%減らしましょう!!」

数年前に米国で流行った「ビョンド・ビーフ」というキャンペーンです。牛肉こそ「地球温暖化と健康破壊の元凶」です。というキャンペーンなんです。
いま世界で飼育されている牛は約15億頭だそうです。人四人で1頭の牛を飼っている計算です。牛の別名をご存知でしょうか?
蹄〔ひづめ〕の生えたイナゴ」と云われています。あの「イナゴ」です。もうお分かりと思いますが、のしのしと歩く15億頭の『蹄の生えたイナゴ』がたちまち草原を食い尽くします。
そしてそこは砂漠化して行きます。

これは理論上の話しですが、一定面積に大豆を植えてひのタンパク質を摂取すると20人が生きられるのに、大豆を牛の餌にして、その牛の肉をタンパク質として換算するとたったの一人しか生きることが出来ません。算数の世界です。でもそう考えると怖いものがありますね。
なので牛が家畜のキャデラックと揶揄される由縁なのです。
それだけ牛は「燃費」が悪いのです。大腸がんや心臓病や糖尿病の発病原因とも言われていますので、牛肉こそ「地球温暖化と健康破壊の元凶」という言い分も納得(!!??)です。

驚くべき事に、
先進国で牛肉を食べる量を20%減らせば、全世界のCO2排出量が9%も下げられる」そうです。

 

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