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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

未処理廃水による海洋汚染

2005.10.01

僕らは酸素を吸い込んで炭酸ガスを吐き出している。それが動物の呼吸作用です。魚はというと人間の肺の変わりに「えら」で水中に溶け込んでいる酸素を呼吸して生活しています。例えば海洋汚染で「重油の流失」があると直ちに海面にそれも広範囲に広がって油膜を作ります。なので大気からの新たな酸素の取り込みを遮断します。また、油でなくそれが薬品の場合はとてつもなく大きな問題になります。それは「水俣病」で日本人は十分に経験済みですね。今ラテンアメリカで未処理廃水による海洋汚染の問題が大きく取り上げられています。日本は大消費国です。「お魚」をたくさん輸入しています。勿論ラテンアメリカからもです。
さて、「お魚」は酸素なくして生きていけません。それも新鮮な「海」が必要です。
海中に溶け込むガスは海面から大気中のガスを吸収したものです。特にシケのときに大きくたくさん波立つので吸収が活発になり「海」は生まれ変わります。航海するほうとしては平穏な凪の方がいいのですが、「魚たち」にとっては単調な海流を嫌い変化のある「海流」を好みます。特にマグロやカツオはシケに漁があり、イカやサバなどもシケの前に群集し、大漁となる事が多いです。昔から「漁」はその様にやってきました。
また、大気中の炭酸ガス量よりも海中の方が比率がずっと多いそうです。そして大気中の炭酸ガスと海中の炭酸ガスは一定のバランスによって均衡を保っていて、海中の浄化に役立っているそうです。それが近年地球の温暖化によって大気中の炭酸ガスが増え続け、海中とのバランスに変化が現れ初めているらしい。海水の水面温度が上がると大気からの酸素の取り込みが少なくなるらしいのです。
「魚たち」には酸素が必要であり、海に注ぐ有害な化学物質は、食物連鎖を通じて濃縮されながら、魚たちの体内に蓄積されていきます。水俣病とおんなじです。生態系の上位の捕食者ほど、高濃度の化学物質を取り込むことになりますが、地球の生態系のトップにいるのは常に僕らです。地球の「海は汚染」されつつあります。

廃棄物海洋投入処分許可に関する省令と許可申請ガイドライン告示を公布
法律があるなしで人間の心理は違うのでまずは発行された事に意義かあるのでは。

以前のブログにも書きましたが、
未処理廃水による海洋汚染(2005/09/14)
メキシコシティIPS(TIERRAMERICA)=ディエゴ・セバロス、8月25日
ラテンアメリカ、カリブ海諸国では生ゴミ、原油、殺虫剤が何のためらいもなく未処理のまま大量に海に排出されている。
ここで研究員の嘆きは切実に聞こえてきますが、僅か50-60年前の先進国はみなそうでした。

「一番問題なのは、ラテンアメリカ、カリブ海諸国で海洋ならびに水質汚染が最優先事項となっていないことだ」とコービン研究員は嘆く。

また、国内の海洋汚染の調査結果が先ごろ出ましたが、
「カドミなど重大汚染なし-環境省海洋環境モニタリング調査」
時に大阪湾および沖縄本島南西沖で行った今回の調査では、重大な海洋汚染は確認されなかったようです。

秋の秋刀魚がおいしい。
秋の鯵がおいしい。
秋の関サバがおいしい。

 

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