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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

彼は言った。宮仕えがいやになったよ。

2005.07.08

彼は言った。「ほとほと、宮仕えがいやになったよ。」
「ははぁ。。やっぱり、不惑ですねぇ。」

先日、日経新聞に彼の写真とコメントが大きく取り上げられていた。新聞の内容を抜粋すると、『米系の有力ファンド、ウォーバーグ・ピンカスで日本代表を務めていた深川哲也氏(49)はクレセント・パートナーズ(東京・千代田)を設立、6月から投資活動を始めた。米系ファンド、オリンパスキャピタルホールディングス出身の根本修一郎氏(48)と共同で立ち上げた。投資対象は未公開株などで、約200億円を運用している。』と言う記事でした。

今週の初めに久しぶりにお会いした深川さんはエジプト旅行のリフレッシュと短期ダイエットでとても若々しく輝いていました。大学時代の学友と始めたこの会社はきっと成功するでしょう。

ヴェネツィアの旅行家マルコ・ポーロ『東方見聞録』の著者としてとても有名です。彼は、ユーラシア大陸を統一した始皇帝の次に統一を果たした「元」のフビライ・ハーンに仕えていました。マルコ・ポーロは而立・不惑の約20年間を大ハーンと共に極東で仕えることになりました。その後出筆のために故郷に帰り70歳の天寿を全うしています。彼の著書により中国や一度も訪れた事のない日本を「黄金の国ジパング」などと語り、東方に莫大な富が存在しているかのごとく紹介しています。その為かヨーロッパ人は大航海時代において吸い寄せられる様に東方を目指す事になりました。この著書が強力な原動力となったと言えなくはありません。

深川さんの感銘したというロータス創業者の『10年後、20年後を目標に長いスパンで考えるべき。それまでの仕事は修行だと思え』は、20年間「元」の仕え、その著書の中で克明に現しているマルコ・ポーロと共通点がある様に思えてなりません。クレセント・パートナーズの船出を祝い「ボン・ボヤージュ!!」

 

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