BrainSellers.com

Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

蜃気楼を見る!?

2005.11.20

以前に「三木谷さんは蜃気楼を見せられるか!?」というブログを書きました。その中で本物の蜃気楼のことを説明したのですが、特にイタリアの「メッシーナ海峡」と日本海の「富山湾」が昔から有名ですが、なんと最近「函館」にも蜃気楼が現れたそうです。

以下ニュースの抜粋を載せます。(2005/11/17 14:38)
ゆらめく船影 函館沖に蜃気楼が出現

函館沖の津軽海峡に蜃気楼(しんきろう)が現れているのが、十六日、函館市日乃出町の海岸から確認された。 正午ごろ、水平線上にクレーン船のような小さな船影が浮かび上がり、静かにゆらめく姿が見られた。 蜃気楼は大気の下層に急激な温度差などによる密度の差があるとき、光が異常屈折して、遠くの物体が近くに見えたり、浮き上がって見えたりする現象。函館海洋気象台は「海面近くの冷え込んだ空気の上に、陸から暖かい空気が流れ込んだためではないか」と推測している。(杉山育子)

秦の始皇帝は、天下を統一した翌年から権力誇示と各地の祭祀の目的のため巡幸を繰り返します。彼は三東地方の名山「泰山(たいざん)」に詣で中華統一を成し遂げた者が行う「封禅(ほうぜん)」の儀式を行った後、三東半島の付け根の「琅耶(ろうや)」が大いに気に入ってしまいます。
始皇帝の生まれは内陸部で、海を始めて見たのかも知れませんね。
彼は「すべての河川が流れ込む広大な『』に対して魅了」してしまいます。
そして、
この海辺の寒村は一挙に巨大な別荘地に変貌します。
と、言うのは郊外の「大楽山(たいらくさん)」に広大な「琅耶台(ろうやだい)」を築かせ、12年間の租税免除と引き換えに三万戸の住民の移転を強行します。始皇帝は二年程度ここに居座り、九年後に再度訪れます。
ここに方士である「徐福」が現れます。
不老不死を願う始皇帝は徐福の巧みなマジックに乗せられ「海の彼方に『神仙』が住まう蓬莱山」を探す航海に徐福を行かせます。
不老不死の地である「蓬莱山」は日本でも有名で竹取物語にも「東の海に蓬莱という山あるなり」と記述されています。
現代での意味合いはせいぜい中華料理店の名前くらいでしょうか。

さて、徐福に吹き込まれ不老不死を追い求めた秦の始皇帝は結局は巡行の途中で病に倒れ亡くなりますが、経営統合を拒否したTBSを相手に三木谷さんは古典的なTOBという手段でゆらゆらと揺らぐ蜃気楼を虚像でなく実業としてドライブできるでしょうか?

 

Copyright(c) BrainSellers.com Corp. All rights reserved.