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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

リタとツバル

2005.09.25

地球温暖化と「リタとツバル」

日本の台風17号の本土上陸は回避できましたが今夜からの大雨はとても気になるところです。今年の台風の接近と上陸頻度は例年より多い(?!)か多くなるのでは懸念しています。
また、米国では先ごろ猛威を振るった「カテリーナ」はその勢力分類で「カテゴリー5」に位置づけされていますが、米本土に上陸した「カテゴリー5」のハリケーンは、1900年以降では3例だそうです。ざっくり70年前の1935年には400人以上の犠牲者も出しています。そしてこの「カテゴリー4~5」の最強レベルハリケーンですが、過去30年間に1.5倍以上に高まった」と報告されています。また、北大西洋で発生するハリケーンが最強レベルに発達する割合は、75~89年は20%だったのが、90~04年は25%に上昇しているそうです。特に西太平洋の台風は顕著で、この間最強レベルの割合は25%から41%に上昇し、我々素人目にも10年単位で「地球規模」の変化が数字で読み取れる感じがします。日本では昨年、史上最多の10個の台風が上陸していますし、皆さんのご記憶にもある集中豪雨による被害は甚大でした。そして今月上旬の台風14号のあの被害も記憶が鮮明です。
米国の今の懸案はやはり「リタ」です。今朝のニュースも国内の台風よりも「リタ」のニュースの方が多くの時間を割いています。
学者さんによると「強暴化」の大きな要因は海面水温の上昇との事です。「北大西洋の夏の平均海面水温は過去35年間で約0.5度上昇」しているそうです。この海水の温度とハリケーンの発生のメンニズムに因果関係があるとの見方が体勢を占めています。

さて、最近TVや雑誌で取り上げられている「ツバル」という国があります。このツバルとハリケーンの発生回数はほぼ同じ理由です。
地球温暖化防止講演会 「ツバル」から考える地球温暖化」より以下を引用します。
『南太平洋に、9つの小さな島々からなる「ツバル」という国があります。地球温暖化の影響で海面が上昇し、近い将来この国は海中に沈んでしまうといわれています。
「ツバル」の美しい自然や活き活きとした人々の表情とは対照的に、危機的なこの国の現状を映像を交えながらご紹介いただきます。
地球温暖化防止のために、私たちのできることを考えてみませんか。』

以前のブログにも書きましたが、我々のほんの些細な意識と行動が地球の温暖化のスピードも弛めてくれるのでしょう。この南国の世界最小の島国の「陸地」としての存続を写真家の遠藤氏を中心に活動しています。「私たちのできること」を考えてみたいと思います。

 

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