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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

めだかの危機

2005.09.24

つい先日「メダカ」についてのTV放送がありました。
その内容は「メダカが絶滅に近い」との危機感からメダカを飼育し、放流する事でメダカの撲滅を防ぐというボランティアの取材ニュースでした。ご存知のようにメダカは日本古来の魚で、比較的どこにでも居て、そして地味な魚と認識しています。体の色はというと殆どが「黄銅色」です。「やや赤っぽいもの」も居ますが、これは人工的に改良されたヒメダカ(ひめだか)と言う種類だそうです。そして最近では、「白いメダカ」「銀色のメダカ」「青いメダカ」等様々な色のメダカが飼育されています。本来メダカは環境に慣れ安く、比較的飼いやすい丈夫な魚で、水温が18度以上あれば、毎週のように産卵し、8日~15日くらいで孵化する生態を有しています。なので子供たちの夏休みの研究課題の「メダカの成長の観察」にはピッタリの魚ともいえます。知りませんでしたが、「グッピー」もメダカの仲間だそうです。
私の近所にもいわゆる熱帯魚を販売するお店がありますが、時たま行ってお店の中に踏み込んでしまうと、買う訳でもないのに30分以上は魅入ってしまいます。楽しいです。弊社の社員に水族館マニアが居まして関東近辺の水族館は全て制覇しています。とても詳しいです。また別な知人は水族館に行くと「船上にいる様な気分」になり「船酔い現象」になるそうです。当然館内に足を踏み入れないとの事です。世の中いろいろですね。
そして話題のメダカですが、個人で飼育する以外の自然のメダカの数は(生息場所という意味も強い)急速に減っているらしいです。絶滅寸前の地域もめずらしくないと言うことでした。

国土交通省が提供している「川で学ぼう」というサイトがあります。
「川は貴重な自然体験の場であり、子どもの感性を磨き、子どもたちの想像力を養う最適の場でもあります。また、川の自然体験ばかりでなく、大きな川、小さな川、美しい川、汚れた川等どんな川でも、人々の暮らに密着し、社会的にも子どもたちと深く関わっています。」と言うのがテーマです。
僕の子供時代は「」も「」も「」も当たり前の遊び場でした。メダカの飼育などしませんでしたが、欲しいときに川や池で採りました。それも苦もなく簡単に。

メダカが安心して「生息出来る場所」が激減している事が大きな原因と思われます。
先日ブログで「海洋汚染」の話をしていますが、ここでも「人間と自然の共存」がテーマになってしまうのですね。

そういえば、先日の米国の台風「カトリーナ」で被災したニューオーリンズでも環境基準を大きく上回る大腸菌や重金属で周辺の水質が汚染されているようです。住民の健康が損われてしまいます。政府規模の早期の行動が必須の状況です。

 

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