biz-Streamマニュアル Webサービスサーバ ガイド 第4章 環境の移行 4.1.1 biz-Stream Web サービスサーバ アップデート前の確認事項

4.1.1 biz-Stream Web サービスサーバ アップデート前の確認事項

1. 現在ご利用のバージョンの確認

現在のバージョンの確認方法は、ライブラリ共通ガイドの「2.7.1 コマンドラインでのバージョン確認」または 「2.7.2 Webアプリケーションでのバージョン確認」をご確認ください。

biz-Stream のバージョン番号の書式は[M.R.F](M:メジャーバージョン、R:リリース、F:ホットフィックス)で表示されます。
《 例: v 5.1.3 の場合 》 バージョン 5 / リリース 5.1 / ホットフィックス 5.1.3

● バージョン
 大きな機能追加を行った際はバージョンアップとなります。(一番左の番号が上がります)
● リリース
 機能追加および不具合修正はリリースアップとなります。(真ん中の番号が上がります)
 保守期間中のお客様は無償でリリースアップ版を入手可能です。
● ホットフィックス
 不具合修正です。(一番右の番号が上がります)
 保守期間中のお客様は無償でホットフィックスを入手可能です。

biz-Stream Webサービスサーバ「v4.X から v5.X へ」または「v5.X から v5.X へ」のアップデートを行う場合は、引き続き下記の手順を参照しアップデートを行ってください。


2. 動作環境の確認

アップデートを行う前には、各リリース・ホットフィックスの最新リリース情報および動作環境をご確認ください。


3. アップデートモジュールの入手

アップデートモジュールの入手は、 biz-Stream関連申請の Web フォームにて申請をお願いします。


4. アップデート方法の確認

入手したアップデートモジュールに応じて、以下の手順に従いアップデートを行ってください。

  • バージョンアップ・リリースアップの場合
    例えば現在 biz-Stream Webサービスサーバ v4.X をご利用で v5.X へバージョンアップされる場合や、現在 v5.0 をご利用で v5.2 へ変更するなど異なるリリースへアップデートされる場合の手順です。 この場合は基本的に biz-Stream Webサービスサーバモジュール全体が bswss-X.X.X.zip(tar.gz) として提供されています。
    アップデート手順については、後述の「4.1.2 バージョンアップ・リリースアップの手順 【bswss-X.X.X.zip(tar.gz) の提供がある場合】」をご確認ください。
  • ホットフィックスの場合
    例えば biz-Stream Webサービスサーバ v5.1.0 環境へ v5.1.3 を適用するなど、同リリース内のホットフィックスを適用する場合の手順です。 こちらは一部の修正モジュールのみが提供され、biz-Stream Webサービスサーバモジュール全体が bswss-X.X.X.zip(tar.gz)として提供されていない形態となります。
    アップデート手順については、後述の「4.1.3 ホットフィックスの適用手順【bswss-X.X.X.zip(tar.gz)の提供がない場合】」をご確認ください。
    ただし一部のホットフィックスでは Webサービスサーバモジュール全体が bswss-X.X.X.zip(tar.gz)として提供される場合があります。その際は上記バージョンアップ・リリースアップの手順を参照してください。


5. レイアウトファイル・アプリケーションの互換性

biz-Streamは上位互換のため、以前のバージョンのレイアウトファイルやアプリケーションは基本的にそのままご利用になれる仕様ですが、 一部互換性がないものについては、旧バージョンから移行する際にお客様側で互換性を維持するための対応を行っていただく必要があります。
下記をご確認いただき、ご利用の機能において互換性の対応が必要なものについては記載されている互換オプションの内容を設定してください。

  • 不具合を修正した場合においては互換性がなく、文字サイズや文字の圧縮、文字列の改行位置等が移行前と移行後で変わる場合があります。 この場合は、不具合改修の結果正しく出力されるようになった結果となりますので、旧バージョンの表示と同じにすることはできませんのでご了承ください。


6. 留意事項

リリースおよびホットフィックスには リリースノート(readme.txt)が付属しています。リリースノートにインストールの手順及び注意事項が記載されていますので、ご参照ください。