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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

今夜の歌姫は迫力満点!

2005.08.05

とても還暦を過ぎたと思えない京子ママは今夜も妖艶にB&Sに現れた。

今日の歌姫は本当に迫力満点だ。
前半7曲、休憩後7曲、アンコール一曲は圧巻!
B&Sの熱気は久々だ。
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<まもなく開演!>
照明が全体からスポットに変ると、トリオメンバーがそれぞれの配置につく。ドラムの大槻が「ワン・ツゥー・スリー・・・・・」といい発音でカゥントを始めると「小沼ようすけ」が技巧的なエレキ・ギターを弾き始める。こんな技巧的なギターリストは久しぶりだ。よほど練習していそう。大槻のリードに誘われてハモンドオルガンの「金子雄太」がゆったりとハモンド独特の柔らかなメロディーを繰り出す。「大槻英宣」のドラムは大人しいが確実だ。彼らの持ち曲が前座的に終わりを告げるころ「神谷えり」が優雅にテーブルの間を縫って現れる。知人から教えられた通り美形でだ。顔立ちが日本人に見えない。しなやかさがエリーの第一印象だ。今日の「ボディ・アンド・ソウルは、神谷えり(vo) 金子雄太(org) 小沼ようすけ(g) 大槻カルタ英宣(ds)」だ。エリーは個別に彼らとのセッションは経験済だけど、全員でのセッションは今日が始めて。その為に開演当日の午後に数時間の練習セッションをやっている。その為に彼女は彼らを紹介するとき、今日が全員参加のセッションであることをすっかり忘れて「今日で何度目だっけ?」とようすけに目で確認しているうちに自分自身で練習セッションがあまりらも「燃焼」してしまったために、そのことを思い出したて、一人でテレていた。「え~と。」を連発。
神谷えり」は1971年3月17日東京生まれの24歳だ。顔はコケティッシュだがステージ慣れしたゆったりとした雰囲気を醸し出す。

彼女は自分がこれから歌う曲の歌詞の意味やエピソードをやさしく伝える。全ての曲ついて説明し、自分の気持ちを代弁する。とても詩にたいする真摯さが伝わってくる。父親はスティールギター制作者で、母親はスティールギター奏者である。ご夫婦で演奏や歌を担当するケースは多いが、いずれかが楽器の製作者というのはとても珍しい。こんな環境であれば音楽に特別な思いが生まれるのは自然の摂理であろう。今回もテンポの速いポップスとスローなバラードを彼女なりにジャズにアレンジしながら歌い上げていたが、エリーにはソウル系の曲調が似合う。雰囲気が独特だ。3才の時に聴いたスリーディグリーズに強く影響を受けたそうな。本格的にJAZZスポットでのLIVE活動は18才の頃らしい。ベーシスト鈴木良雄のバンド「EAST BOUNCE」のアルバム"Kisses on the wind"に、ラルフ・マクドナルドと共にゲストで参加がCDデビュー作。
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<左が珍しいハモンド・オルガン>
B&Sは京子ママが仕切っている限り、演奏者に「スカ」はない。「スカ」というのはだめという意味で、この意味がすんなり理解できるのは既に50代です。その意味はどの日にいってもハズレは無い。しかし、今日は特別だ。
前半戦が終わって休憩中にB&Sの「順恵」さんにお願いして「エリー」と握手をさせてもっらた。ステージを降りたえりはとても気さくな女の子という感じである。

 

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