WOON SUN
2006.01.08
益々パワフルなハスキー ヴォイスが響くWOONG SUNのステージ!!
今夜はお客様と韓流歌姫にぞっこんな師匠と三人でB&Sに集合しました。外は木枯らしの寒さですがB&Sの室内は程よい暖房で韓流歌姫を迎える紳士としてはジャケットを着用すべきですが、気分をすっかりリラックスした頃には脱ぎ捨てて「スィング」出来る暖かさでした。
そして、快い弾んだ気持ちで帰路に着く頃、冬の澄んだ寒さと強風の為か夜空を見上げると珍しく東京でも星が輝いています。
オリオン座が南中する頃夜空は華やかな「冬の星座」に代わります。冬の星座は「明るい星」が多いといわれています。空のクリアーさも手伝ってコットー通りの頭上にもキラキラ輝くオリオン座を捉えることが出来ます。
「明日も天気だけど寒そぅ。。。。」
〔開演前に腹拵えをせねば〕
B&Sの食事はジャズを聴きながらお酒を飲み、簡単な「おツマミ」で済ますというものでなく、一般的なレストランでも十分な通用する食事メニューがあります。勿論専門店でありませんのでメニューの品数は限定されますが京子ママ曰く「うちの食事はとってもおいしいわょ」と。
２００３年の年末に韓流歌姫はB&Sで国内初めてその美しくハスキーな歌声を披露しました。そしてあの厳しい京子ママを唸らせた。その時のクルーは鈴木央紹（ts）,嶋津健一（pf）,加藤真一（b）,小島勉（ds）のカルテットにWOONG SUNのボーカルでした。今はカタカナで「ウンサン」と表記していますが、当時は「ウオンサン」といっていました。
〔B&Sマッチ〕
〔定番となった彼女のスチール〕
それから半年後WOONG SUNは再びB&Sのステージに優雅に登場しましたが、その時には既に彼女の固定ファンを獲得していました。それだけ魅力的な歌姫として実力を発揮出来たからでしょう。そして来日すると今では定番となった「金曜日と土曜日の二夜連続出演」がパターン化されました。
二度目の来日クルーは、
WOONG SUN (vo)で、この頃から彼女の良きパートナーとなる鈴木文紹 (ts)が加わります。なぜか鈴木文紹は流暢な韓国語を操る事が出来ます。 ユキアリマサ (pf), 安カ川大樹 (b) 広瀬潤次 (ds) 荻原亮 (g)というメンバー構成です。そして彼女は少しずつ日本でのセッションでの主用メンバーをこの頃から固めつつあったようで、
その後の基本メンバーへとなる「鈴木央紹(ts)を中心に秋田慎治(pf) 荻原亮(g) 安カ川大樹(b) 広瀬潤次(ds)」の構成が完了します。ほぼ一年程度かけて完了した様です。
勿論ミュージック・チャージも昨年の４０００円からいつの間にか４５００円と５００円アップしています。
ここが京子ママの経営手腕のスゴサでしょうか。でないと３０年もやっていられないでしょう。
この時点でB&Sが十分に埋まる程度の固定ファンを獲得しています。
一年前は日本では無名のボーカリストでした。
やはり京子ママは只者でない。
〔あたりの照明が落とされWoongSunの登場間近?〕
そしてまた半年後韓流歌姫はやってきました。
今日もベスト・メンバーの「鈴木央紹(ts) 秋田慎治(pf) 荻原亮(g) 安カ川大樹(b) 広瀬潤次(ds)」でした。彼女は前回同様スリムで裾の広いデニム地のジーンズに体にぴったりのブラウスです。いつもの如くタドダトしい日本語でメンバー紹介と最近の話題を披露します。日本語に詰まると「英語」に切り替えてしまいます。どうしても日本語で伝えたい時には「鈴木央紹(ts)」に通訳を依頼します。
アンコールと彼女のオリジナル曲を３曲含めて１２曲の歌声を披露したWOONG SUNはより磨きのかかったアーチストとしての成長を感じました。
次にWOONG SUNに会えるのは２００６年の夏でしょうか。彼女は来日すると東京・横浜・大阪をツアーしている様子ですが、99年の韓国ジャズ誌『MONCH MUNK』の人気投票でボーカル部門で2位となり、翌年の２０００年に1位を獲得しています。国内の「スィング・ジャーナル誌」では欄外ですがこれほどの実力者であれば国内の上位ランキングは時間の問題だと感じています。
今年の師匠は多くの自由時間がありそうなのでWOONG SUNの来日も彼がキャッチし、「予約の指示」が来る事になると今から心の準備をしています。
WOON SUN