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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

クリスマスの星

2005.12.01

クリスマスの星

先週自宅マンションの玄関ホールで大人たちに混じって子供たちが楽しげにクリスマス・ツリーの飾り付けをしていました。僕らがよく見るクリスマス・ツリーによく見かける飾りつけとして、テッペンに大きな「」を見ることが多いと思います。やはりこのツリーも一番上に大きな星を子供達が一生懸命飾り付けをしていました。実はこの星に意味があるんです。
この大きな星は「ベツレヘムの星」と言われています。かってイエス・キリストが生まれたとき空に輝いて東方の博士たちをキリストの生誕地であるユダヤの小さな村ベツレヘムへと導いたという星なんだそうです。このベツレヘムの星の実在有無は未だ解明されていませんが、12月の夜空の「はくちょう座」は西北に少し傾いて「十字架」を切る形になります。知人に聖書を英文で読んでいる方がいます。理由は熱心なキリスト信者の知人と親近感を持った会話をするための前提として読んでいるそうです。そのくらい熱心であれば大抵のコミュニケーションは可能と感じます。取り組む姿勢がすばらしいですね。

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〔子供達が作り上げた小さなクリスマス・ツリー/夜にはライトアップも〕

今夜は特に日中に風があったせいか、夜空はとても澄んでいます。きっと空気のきれいな郊外の山に登れば南中に輝くオリオン座や天の川やはくちょう座を確認できるでしょう。

紅葉が日々すすんで枯れ葉が舞い少しずつ気温も下がり気味です。気持ちも時間も慌しさを感じるのは12月という年の瀬だからでしょうか? でもこの季節のお陰で大気中の塵はきれいに飛ばされて夜空が曇りガラスを一枚取ったクリアーな夜空に変身します。
西の空に夏から輝いていた「はくちょう座」が逆立ちしてキリストの十字架に変身しています。やはりクリスマスが近いことを知らせているのでしょうか?

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南中に輝くオリオン座は右上がり一直線に三つの2等星が並ぶ「三つ星」、それがオリオンのおへその付近に位置します。オリオンは、星座的には非常に豪華で、三つ星をはさむ赤い一等星「ペテルギウス」と白い一等星「リゲル」の二つの一等星を従えている星で、このような豪華な星は星座の中でも、そうそうありません。ベデルギウスは赤い(古い星)一等星で、リゲルは白い(若い星という訳)一等星ということになります。


〔会食後の銀座資生堂の前で美しく清楚なツリーを見る〕

漆黒の夜空でキラキラ光る星座たち。
どんなに時が経ったとしてもその輝きは、色褪せることはありません。

今日の終電近く最寄の駅から自宅までの間何度も足を止め、クリアーな夜空を見上げるとそこにはキラキラと輝く星たちに改めて感動しました。

 

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