秋とチョウ
2005.11.02
「秋のヒメアカタテハ」
日曜日恒例の散歩道にはこの季節になると決まって「ヒメアカタテハ」と出会います。彼女(?)は貪欲なのでどの花でも満遍なく立ち寄って蜜を吸い上げて行きます。じっくりとするのでなく、ちょん、ちょんといった感じです。人の気配で飛び立つのでなかなかシャッター・チャンスが決まりません。こんなとき一眼レフがあればなぁとJAZZクラブ先輩の自慢の一眼レフが頭を過ぎります。彼は一眼レフでがんがん撮ってハードディスクに落とし、レイアゥティングしているようです。とっても羨ましいです。あんな高価なデジカメは買えません。
〔一眼レフでないので羽根を開いたときのシャッター・チャンスがなかなか厳しいです〕
この「ヒメアカタテハ」は少々大型でした。朱色地に黒い紋が特徴的です。カメラをかなり近づけても一生懸命蜜を吸っていました。都会の公園から郊外の畑や野原など開けた場所で見れます。また、高原にも生息しているようです。動きは素早く飛び、いろいろな花の蜜を吸います。移動性で、夏から秋にかけて、温暖地から寒冷地に向かってどんどん移動するそうです。しかし、寒さに弱いので寒冷地では冬越しできないとの事。因みに、幼虫の時はヨモギやゴボウの葉などを食べるそうです。
〔自宅マンション裏の巨大な金木犀・今シーズン最後の花盛り〕
三週間ほど前には自宅マンションの裏道は金木犀の香りでむせるようでした。甘い香りに誘われて人も虫も寄ってきます。毎朝裏道を通り抜けて通勤していますが、清々しい朝はこの香りが格別です。今は散ってしまいましたがきっと来年もまた咲いてくれるでしょう。
秋とチョウ