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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

I want you

2005.08.30

激務で死んでいると思っていたJAZZ師匠から突然のお達し。
「9月のB&Sをセットせよ!」との事。
「で、可能な限り女性を同伴せよ。」なんて云っていませんよ。
そんな時絶妙なタイミングで知人が一枚のCDを差し出す。越智順子のニュー・リリース「I want you」です。「おっ~ッ!!」知ってたよ。先日サイトで見たんだ。
うン十年前によく買った「スイングジャーナル誌」の人気投票で彼女は「女性シンガー部門5位」だそうです。勿論「その実力」は認めていますが、この雑誌の読者は思ったよりも少なく、なお且つ僕もそうでしたが「偏頗」がありすぎる嫌いがあります。なので、順位はそんなに気にしなくてもと思ったりもする。それとも最近の読者はストレートなのかしらん。
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とてもバランスとリズムがいいと感じました。機会あれば一度生の声を聞きたいものです。そういえば件の知人もお誘いせねば。

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<知人から最初に借りたこのアルバムは初回プレスは完売だそうです>

もう25年くらい前にまだ「レコードの時代」に月にJAZZのレコードを10枚ずつ購入していました。当時は定価でしか販売しないレコード店で唯一秋葉原の「石丸レコード」が10枚一度に購入すると一枚好きなレコードを選べるというサービスをやっており、毎月11枚のレコード手に入れていました。二歳年下の後輩がいて、こいつもJAZZが大好きで、お互い違ったジャンルを11枚ずつ購入していました。当然異なるレコードですから、各自購入したJAZZをテープに落とし、10巻纏まると、毎月物々交換していました。二人とも非常にいいオーディオ・セットと高価なテープでの交換でしたので、JAZZに投資する費用は相当な額でした。その後輩からのテープは300巻を超えましたが、たまたま「やさしい姪」がやはり父親譲りでJAZZが好きで、そっくり300巻を自分のアパートに運んで行きました。僕にとって思い出のテープですが、全く聞くことは無くなってしまい、彼女が聴いてくれるのであれば、喜んでといた感じです。
越智順子の初回のプレス数は不明ですが、たぶん3万枚くらいか。
昔、レコードの時代で3万枚なんて「大ヒット」でした。

もう自宅で大音量でJAZZを聴くことは無くなってしまい寂しい気もします。


※朝凪(あさなぎ)・夕凪(ゆうなぎ)の意味は「朝夕に風がやんで無風状態になること。」でここでは一休みの意味を兼ねます。

 

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