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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

宝物

2005.07.30

楽しい宝物!?
コルム(CORUM)社というスイスの時計屋さんがあります。僕らが日常付ける時計に比べると、とても高価な時計です。コルム社は1924年ガストン・リースにより、スイス時計発祥の地「ラ・ショー・ド・フォン」に設立され、1955年に「CORUM」の商標と鍵マークをシンボルとして登録しています。CORUMはラテン語のQUORUM「会議で多数の賛辞を得るという意味」だそうで、英語風に簡略化すると「CORUM」になるそうです。また、鍵マークは「完全な時への鍵」(Key to perfect time)を象徴したものと言われいます。
スイスの時計屋さんの中でも40年程度という比較的若い歴史を持つメーカーといえます。ですが、やはり伝統を受け継ぐ職人さんの腕は確かで、すべて手作業で組み立てられますので、当然限定生産です。
デザインはとても創造性豊です。細部の装飾もしっかりしてます。そして常にそのスタイルは時代の先端を担っているといえます。そのコルム社の時計を知人より譲り受けました。とてもラッキーです。CORUMの時計というと思い浮かぶのは、あの「アドミラルズカップ・シリーズ」ですね。時計の文字盤が国際信号旗で表されているあの時計です。僕が頂いたCORUMは上記のシリーズでなく「ROMVLVS」という非常にオーソドックスなタイプです。それも瀕死の重傷で、日付等オーバーフォールを余儀なくされました。でも、ドックから四ヵ月後に手元に戻ったCORUMは今ではとてもしっくりと僕の腕に似合っています。
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<念願のコルム・ROMVLVSを手に入れて・いや、譲り受けて>

僕は20代の頃『グラン・ブルー』のモデルとなった人物、ジャック・マイヨールが考案したと言われているオメガ社の「シーマスター」をボーナスをすべて叩いて購入しましたが、翌年南アのイースト・エリザベスのバンカーリング(燃料補給)中に盗難に会い、その後高級時計は手に入れていない。「シーマスター」も「CORUM」と同様海で働く男たちの憧れの時計です。

次の写真は「ボトルシップ」です。これは既に20年以上前の物です。ひと回り以上うえの先輩一等機関士から記念に頂いた自作品です。彼はこの時点で通算100隻以上のシップを製作しています。とても根気がいる作業で、道具も自作で作っていました。その点、船はプラント工場と同じです。必要なものは何でも手に入ります。彼が言うには、シップを入れる「ビン=ボトル」は幅広いものの方が、セールを大きく出来るので美しく、製作もしやすいと事。なぜか高級なウィスキーのボトルは一応に中が狭く、美しいシップは作りにくいそうです。「なるほど」しかし、この様な中が広いボトルは手に入らないとのこと。それもそれはず、船内は酒類関税が無いのでお酒はびっくりするほど安いのです。
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最後はタイです。この二本のタイも気に入っています。このタイはALYNN NECKWEAR製です。偶然ハワイ諸島のマウイ島のヨット・ハーバーのShopで見つけました。後で知人からとてもポピュラーなブランドである事を知らされました。偶然サイトを見つけましたが、オンラインショッピングもしています。最初のがA~Zの国際信号旗をデザインした「A-Z INTERNATIONAL FLAGS」という商品で、次がLIGHTHOUSE ROWといういわゆる灯台をデザインしたものです。いずれもとってもユニークと思います。多分既に廃盤と思われますが。
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下記のFlagsは国際信号旗です。
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※朝凪・夕凪の意味は「朝夕に風がやんで無風状態になること。」でここでは一休みの意味を兼ねます。

 

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