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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

ディスカバリー

2005.07.26

日本人宇宙飛行士・野口聡一さん(40歳)が搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」が米フロリダ州のケネディ宇宙センターの発射台から26日午前10時39分(日本時間同日午後11時39分)の打ち上げを予定している。このブログを書いているうちにも刻々と点火の時刻に迫っている。実は230年前の今月(12日)にシャトルと同名の帆船「ディスカバリー号」が北米太平洋岸からヨーロッパに向かう北西航路の探索のために、1776年にプリマスを出航(僚船はレゾリューション号)している。もちろん船長はジェームス・クックである。探検決定から出航までわずか8か月という異例に短い準備期間で。結局彼はハワイ諸島を経て,ベーリング海峡に入り,苦難の末、北緯70度30分に到達したが航路が無いことを知るのである。彼は既に50代に達し、当時の船長としても老齢の部類に属したが北緯70度をはじめて超えた航海士という名誉を得る。残念なことに、食料等の調達のために寄港したハワイ島で命を落とし、故郷には帰れなかった。(1779年 2月14日、51歳)
スペースシャトル「ディスカバリー号」はクックの偉業にちなんで命名された。ちなみに第一回の1768年の金星の太陽面通過調査のための調査隊の旗艦は「エンデバー号」であることは以前ブログで触れました。同様の理由です。(当時は毛利さんがパイロットでしたね)

台風7号も今は銚子沖に達するとTVでその方向や注意を呼掛けている。(アジア名 BANYAN)進路は当初の見込みよりずっと東に振れて、東京在住の我々にとって目の左エリアとなった。それに彼女は暴風圏も無くし、速度も速めている。ポセイドンもこの辺で気持ちを落ち着かせたのでしょう。台風も船舶も女性称である。それはポセイドンのせいだ。ゼウスの兄弟で、世界を3分割し、海とあらゆる海域を司る神が「ポセイドン」である。僕は長い間勘違いをしていた。客船が赤道を越えようとするとき「赤道祭」を行います。そのとき大抵パーサー(事務長)が「ネプチューン」の仮装をして華を添えるのです。なので、このポセイドンとネプチューンは別々の海の神とずっと思っていました。ある時そのことを話すと熟練で博学のキャプテンはポ神はギリシャ神話でネ神はずっと後で作られたローマ神話との事。なるほど。そしてネ神は有力でない神で、粗野で気が短く、怒りっぽい性格の神らしい。ポ神は海とすべての水域の神であり、その子孫は著名な神だけで50人以上子供(眷属)がいて、中には双子も。この二人の神の権力・実力・気品や容姿まで格段の差がありそう。どうも後世の人が混在化してしまったので区別がつかないとの事でした。現在では同意語に扱われているらしい。それでなっとくしました。

 

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