biz-Streamマニュアル Webサービスサーバ ガイド 第10章 Web サービスインターフェース プログラミングガイド 10.4 Java (JAX-WS)でアプリケーションを開発するための環境構築

10.4 Java (JAX-WS)でアプリケーションを開発するための環境構築

ここでは、Java (JAX-WS)で Web サービスサーバ用のクライアントアプリケーションを開発するための環境構築について説明します。 環境の準備として、以下の作業を行う必要があります。

1. Java のインストール

ユーザアプリケーションで利用する Java は、Web サービスサーバで利用する Java のサポートバージョンと一致していなくても問題ありません。 お客様の環境に合わせて任意の Java を選択してください。

アプリケーション開発の概要

2. WSDL取得(wsimport.bat/wsimport.sh を使用)

ここでは、前述の「10.3 Webサービスサーバ用クライアントツールの準備」の作業が完了し、 WSDL 取得のスクリプトが実行できる状態であることを前提としています。

  1. 認証ファイルの作成

    クライアントツールの <bswss-client_home>/java/bin/authfile.txt をテキストエディタ等で開きます。
    【authfile.txt】

    http://bizuser1:bizuser1@wsssrv:8080/axis2/services/bizstream?wsdl
    http://bizuser1:bizuser1@wsssrv:8080/axis2/services/cms?wsdl
     
    
    「http:// <BASIC 認証のユーザ名> : <BASIC 認証のパスワード> : <Web サービスサーバ名> :<ポート番号>/axis2/services/サービス名?wsdl」の形式になっていますので、Web サービスサーバ名 (wsssrv) の箇所はお客様環境に合わせて変更してファイルを保存します。


  2. wsimport の実行
    コマンドプロンプトを起動し、<bswss-client_home>/java/bin/ に移動して wsimport.bat または wsimport.sh を実行します。 スクリプト内の JAVA の PATH はお客様の環境に合わせて編集してください。
    【wsimport.bat 例】
    @echo off
    
    set JAVA=C:\Java\jdk-17.0.2\bin\java.exe
    
    if "%JAVA%" == "" (
      if "%JAVA_HOME%" == "" (
        set JAVA=java.exe
      ) else (
        set JAVA="%JAVA_HOME%\bin\java.exe"
      )
    )
    
    set BSWSS_CLIENT_HOME=%~dp0\..
    set CLASSPATH=%BSWSS_CLIENT_HOME%/lib/*
    
    echo --- JAVA VERSION ---
    "%JAVA%" -version
    echo --------------------
    
    "%JAVA%" -cp "%CLASSPATH%" com.sun.tools.ws.WsImport %*
    
    
    【コマンド実行例】
    ① PDF生成、Excel生成等コンテンツ生成機能を利用するための WSDL 取得
    .\wsimport.bat -s ..\src -d ..\classes -Xauthfile authfile.txt http://wsssrv:8080/axis2/services/bizstream?wsdl
    ② コンテンツ管理機能を利用するための WSDL 取得
    .\wsimport.bat -s ..\src -d ..\classes -Xauthfile authfile.txt http://wsssrv:8080/axis2/services/cms?wsdl
    • biz-Streamでは SOAP1.2を使用していますが、wsimportではデフォルトでSOAP 1.1を使うため上記コマンドを実行すると警告が表示されます。機能には特に問題はないので警告は無視してかまいません。

    上記①、②のコマンドを実行すると、取得したソースが <bswss-client_home>/java/src ディレクトリに保存されます。
    ※ <bswss-client_home>/java/class の中にクラスファイルが自動生成されますが、手順 4 で改めてソースのコンパイルを行うためこちらのクラスファイルは必要ありません。

  3. クライアントアプリケーションに必要なライブラリの配置
    <bswss-client_home>/java/lib ディレクトリに同梱されている全てのJARファイルをコピーし、ユーザのアプリケーションから参照できるようにビルドパス・クラスパスに設定してください。

    ※ Java 8 以前では JDK に同等機能が含まれているため、lib ディレクトリ内のライブラリのコピーは不要です。

  4. ソースのコンパイル
    <bswss-client_home>/sample/java に同梱されているアプリケーションプログラムと、上記の手順 2 で生成した <bswss-client_home>/java/src の Java ソース(スタブクラス群)、手順 3 の <bswss-client_home>/java/lib 内のライブラリを一緒にコンパイルします。

  5. アプリケーションの実行
    アプリケーションプログラムを実行し、帳票が生成されることを確認してください。「第11章 サンプルプログラム(Java)」を参照してください。