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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

豪華客船は広島が好き?!

2006.06.08

豪華客船は次々と広島を訪れる

つい数年前の現代人感覚ではそのゆったり過ぎるスピードはややもすると敬遠されがちな船旅ですが、
ところが時代は「ゆとり」と「豪華さ」というキーワードを客船に求めているそうです。
客船が持つ「重厚さ」や「子供の頃からの憧れ」に似た夢を満足させてくれるためでしょうか。
客船は空前のブームになりつつあります。

潮風にしゅるしゅると吹かれ、遮るものの無い大いなる海原、燦燦と降り注ぐ太陽、どれをとっても贅沢な時間です。時間を忘れのんびり過ごす昼の時間と思いっきり着飾るゴージャスな夜の時間とのコントラストがもっもとも客船でのスタンダードな過ごし方です。
この特殊な時間を「楽しみながら過ごせる」人は多くの人生経験が必要と思われてなりません。


〔今年広島港に寄港したパシフィック・プリンセス〕

乗客定員:824人 全長:181m
乗組員数:373人 全幅:25m
総トン数:30,277トン 船籍:バハマ
巡航速度:17ノット    建造年:1999年(2002年改装)

近年、広島港に寄港する豪華客船が増えているそうです。今年は延べ「26隻」の寄港で、これは開港以来最多らしいです。この寄港数は全国2位だそうです。立派です。
東京港、神戸港、大阪南港などなど、著名な港町を抜いて田舎(失礼!)の広島港が2位とはとても以外です。勿論一位は断トツの横浜港です。


〔今年広島港に寄港したシルバーシャドー〕
運行会社シルバーシークルーズ社の同船の説明文を抜粋すると、
「シルバーシャドーは世界最高峰のシルバーシークルーズ社、四隻のうち三番初めにつくられた客船です。(2000年就航) オールスイートの船内は大変静かに落ち着いた雰囲気です。乗客数と乗務員は1:1に近い比率でシルバークルーズならではの極め細やかなサービスでゆったりと大人の休日を楽しむことができます。お食事はルレ・エ・シャトーのマスターシェフがプロデュースしたシェフ厳選のフルコース。お客様を時に沈黙させ、時に饒舌にさせます。また、お食事代はもちろん、アルコール類代金(特定銘柄を除く)、サービススタッフへのチップがクルーズ代金に含まれるため、煩わしい思いをせずゆったりとクルーズを楽しむことができます。」とのこと。なるほどいたれりつくせりです。

外国船がなぜ広島港に寄港したいか?
それは「世界遺産の原爆ドーム」と「宮島」を半日で回れる利点を生かして官民一体でPR活動や歓迎行事の充実に取り組んだ結果だそうです。寄港による経済効果と「原爆の悲惨さ」を理解して頂く一石(隻)二鳥でしょうか。

広島港の国際化は1948年で大型外国船が寄港できる国際貿易港として確固たる地位を築いています。世界周回クルーズをする大型客船は延べ24隻寄港したそうです。

世界遺産を二つ回れる魅力」を前面に誘致を今後も積極的に行うそうです。
そして「日本屈指のクルーズ拠点港」とするそうです。


□参考 プリンセスクルーズ〔Princess Cruise〕
1974年にアイランドプリンセスを運行していた米国のプリンセスクルーズを、英国の老舗海運会社P&Oが買収し、その後、姉妹船パシフィックプリンセスを購入。このパシフィックプリンセスが、20年続いた人気テレビ番組のラブボートの舞台となり、アメリカのクルーズブームの火付け役となった。その後次々と新型大型船を就航させ、カリブだけでなく、アフリカ、南米、東南アジア、南太平洋などバラエティにとんだコースを用意している。日本の佐世保で造船された「ダイヤモンドプリンセス」〔大火災でビックニュースとなりました〕、「サファイヤプリンセス」は、特に日本人に人気の船となっている。
究極のホスピタリティ、『パーソナルチョイス.クルージング』お客様のさまざまなご要望に応えるために、プリンセスクルーズでは、好きな時に、好きな場所で、好きな人と好きな料理を楽しめるパーソナルチョイスがある。伝統的なダイニングのほかに、パーソナルチョイスのサービスで、数あるスペシャルティダイニングを、その日の気分で選ぶことができる。 またプリンセスクルーズでは、部屋のバルコニーで食事ができるサービスも開始した。プリンセスならではのもてなしだ。

 

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