Androidタブレットに生まれ変わったGALAPAGOS

前回の記事で延期になった、と書いていた、電子書籍端末「GALAPAGOS」のAndroid2.3アップデート・サービスが、8月11日にようやく提供されました

SHARPの公式サイトを見ると、既にAndroid3.2を搭載した新しい7インチ・サイズのGALAPAGOSの広告が・・
やはり、動画やアプリケーションの提供については、Andoroidマーケットに対抗しうる独自の
サービスを展開する事は難しい、という判断なのでしょうか。

 早速アップデートを行ってみる事にしたのですが、どうやら一度Androidに変更すると
元に戻す事は出来ず、これまで使えていた端末の機能で制限される個所が何点かがあるらしく、
注意深く確認してみると。。

  1. 専用アプリ「mixi for SH」→ 使用不可
  2. 手書き入力機能 → 使用不可
  3. PDFビューア機能 → 使用不可
  4. 省エネ動作モード → 廃止
  5. Flash再生機能 → 使用不可

との事です。

1.についてはブラウザ、3.と5.については無料でダウンロード出来るPDFリーダー、
Flashプレイヤーでそれぞれ代替が効き、2.は普段ほとんど使用していないため、
一番気にかかったのは4.で、バッテリーの持ち時間がどの程度減るか?だったのですが、
これも普段、考えてみれば省エネモードは使用していないため、大した影響はなかろう。。
それよりもAndroidに変更する事で受けられる恩恵の方が多そうな気がしたので、迷う事は
ありませんでした。

少々ややこしいのは、Android2.3にアップデートする前に既存のOSのファームウェア
をVer.1.10cに更新する必要がある事で、これを実行しないとAndroidへのシステム変更が
行えません。
 1.10cより旧いバージョンからAndroidに直接移行すると何らかの不具合があったためなのだろうか?
提供開始が遅れたのはそのためかもしれません。

予想はしていましたが、これまでのファームウェアのアップデートよりも、はるかに
時間がかかりました。

全ての更新を終え、端末を再起動すると、確かにAndroid端末に生まれ変わっております。
起動時のホーム画面は、それまでの電子書籍端末とAndroidの要素が混ざった独特の
インターフェースになっています。

アップデート中
ホーム画面

スマートフォンと異なり、カメラやGPSの機能は元々端末に備わっていないため、その手のソフトは、Andoroidマーケットから落としても使用する事が出来ません。

そういう意味では完全なAndroidタブレットに生まれ変わった、という訳ではなく、これまでの電子書籍端末がAndoroidの機能も一部使えるようになった、という微妙な解釈になるのですが。。

それでも、これまで電子書籍端末としてある程度満足して使えていたので、今回のサービスにより機能が拡張された事は、素直に喜びたいと思います。

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