1.3.4 AmazonS3OutputStream クラス

概要

AmazonのS3へ出力するクラスです。 設定ファイルまたはAPIによる設定に従って、S3のバケットへPDF / Excel / CSVファイルを出力します。

1. コンストラクタ

   ユーザアプリケーションでAmazonS3OutputStreamインスタンスを生成するタイミングで実行され、cloud_storage.propertiesファイルの内容を読み込みます。
   
   

2. setter メソッド

   cloud_storage.propertiesによる指定のほか、APIによる指定を可能とするため、AmazonS3OutputStreamのメンバ変数に対するsetterを提供します。

   項目名	説明	必須	設定値(例)
   amazons3.access_key	アクセスキー		ユーザ環境のキーをご確認ください
   amazons3.secret_key	シークレットキー		ユーザ環境のキーをご確認ください
   amazons3.service_endpoint	サービスエンドポイント		s3.amazonaws.com 省略時のデフォルトはs3.amazonaws.com
   amazons3.region	リージョン	○	バケット作成時に指定したリージョンを指定します
   amazons3.bucket_name	バケット名	○	格納先のバケット名をご確認ください
   amazons3.proxy_host	プロキシホスト名		プロキシホスト名をご確認ください
   amazons3.proxy_port	プロキシポート番号		プロキシポート番号をご確認ください

3. close メソッド

   上記の設定内容のチェック、Amazon S3への接続、ファイルアップロードを行います。

   • 既に同一バケット、同一パスのファイルがS3上に存在している場合、AWS SDKにより以下の挙動となります。
     ・ バケットの設定でバージョニングが有効となっている場合はバージョン管理される
     ・ バージョニングが無効となっている場合は上書きとなる