biz-Streamマニュアル › クラウドストレージ出力ガイド › 第1章クラウドストレージ出力の概要 › 1.3.2 プロパティファイルの概要

1.3.2 プロパティファイルの概要

クラウドサービス共通の設定ファイルとして cloud_storage.properties があり、このファイルには各サービスに接続するための情報を記載します。
cloud_storage.properties は biz-Stream 起動時に読み込まれます。
後述の AmazonS3OutputStream クラスのAPIからも同じ内容を設定することができますが、設定ファイルとAPIの両方で同一項目が設定されている場合はAPIでの設定が優先されます。
プロパティファイルの設定値を変更した場合はアプリケーションサーバを再起動し、再読み込みする必要があります。

cloud_storage.properties の設定項目

「必須」が○となっている項目は、設定ファイルかAPIのいずれかで設定されている必要があります

項目名	説明	必須	設定値(例)
amazons3.access_key	アクセスキー		ユーザ環境のキーをご確認ください
amazons3.secret_key	シークレットキー		ユーザ環境のキーをご確認ください
amazons3.service_endpoint	サービスエンドポイント		s3.amazonaws.com 省略時のデフォルトはs3.amazonaws.com
amazons3.region	リージョン	○	バケット作成時に指定したリージョンを指定します
amazons3.bucket_name	バケット名	○	格納先のバケット名をご確認ください
amazons3.proxy_host	プロキシホスト名		プロキシホスト名をご確認ください
amazons3.proxy_port	プロキシポート番号		プロキシポート番号をご確認ください

サービスエンドポイントは基本的にはs3.amazonaws.comで変更の必要はありませんが、TrasnferAccelarationを有効にしている場合は、そのエンドポイントを指定します。
サービスエンドポイントへの通信プロトコルはHTTPS固定となります。
プロキシホスト名、プロキシポート番号はセットであり、両方設定されている場合に有効、どちらか片方のみ設定されている場合は無視されます。
プロキシサーバへの通信プロトコルはHTTP固定となります。

設定例

amazons3.access_key=AMAZONS3TESTACCESSKEY
amazons3.secret_key=AMAZONS3TESTSECRETKEY
amazons3.service_endpoint=s3.amazonaws.com
amazons3.region=ap-northeast-1
amazons3.bucket_name=test
amazons3.proxy_host=proxy.host.com
amazons3.proxy_port=8080

前へ次へ