1.2 前提条件
対象のクラウドストレージ
現在、クラウドストレージ出力機能で対応しているクラウドストレージはAmazon S3 です。
本ガイドでは、biz-Stream で生成したファイルを Amazon S3 へ出力するためのアプリケーション開発の方法や、 Amazon S3 への接続方法について説明します。
AWS SDK のサポート環境
Amazon S3 出力機能は、Amazon から提供される AWS SDK を利用して実現します。
そのため本機能を動作させるためには AWS SDK をユーザアプリケーション側に配置しておく必要があります。SDK および動作に必要なプロパティファイルは、biz-Stream インストールメディアに同梱されています。(後述の「2.1 AWS SDK のインストール方法」を参照)
AWS SDK は頻繁に機能削除や仕様変更が行われるため、ユーザ自身による AWS SDK の差し替えをサポート範囲内とします。ただし、biz-Stream が採用している AWS SDK のメジャーバージョンの範囲に限ります。
前提条件
- 格納先であるバケットはユーザにより事前に用意してください。
- バケットのアクセス権限や暗号化設定などもユーザにより事前に設定してください。
- Amazon S3 のサービスとしてはファイル個別にプロパティを設定することが可能ですが、biz-Stream との連携ではその機能は実装していません。
- タグ以外に関しては全てバケットの設定を継承します。