今日は日記をつけることについて。
日記をつけている方は居ますでしょうか?
小学校の夏休みの宿題が最後とか?
日記っていろいろ便利なんですよ。
書いているときはたいして重要なことではなくても
あとで読み返すと役に立ったりします。
私はここ10年くらいずっと日記をつけています。
たとえばbiz-Streamのリリーステストをしていた時期などは
○時くらいまでかかった。とか休日出勤だったとか書いておきます。
もちろんテスト仕様書にはテストを実行した日付とか結果を書くのですが
それとは別に自分の行動として書き留めておきます。
書いているときは「残業になった」とかはタダの愚痴ですが、
これが1年くらい経って読み返すと
前のリリーステストはどのくらいの期間かかったのか確認するのに役立ちます。
何故って、仕様書を見てもどの項目を○月○日にテストをしたということと
そのテスト結果しかわからないですが、
日記を読み返すと1日が何時間くらいだったかとか
どのくらいはまったとかまで思い出すことが出来ます。
毎日定時にあがってた日々の1週間と毎日終電まではまった日々の1週間では
同じ期間で作業が終了していたとしても作業時間が大違いです。
仕様書を見ても細かいところがどうだったか思い出せるか疑問ですが
日記を見たらどれくらい大変だったか思い出せると思います。
先日biz-Streamはv4.6.0をリリースしまして、当然そのテストもやっていたわけですが
テストにかかる期間を見積もるのにv4.5.0、v4.5.3のリリーステストをしていた頃の
自分の日記をちょっと読み返してみたりしました。
そして、v4.5.0のときよりは平和にテストが終わりました。
我々テストチームの要領が良くなってきているのだと思いたいところです。
忘れないほうがいいことを書いておくだけなら備忘録と一緒じゃない?
と思うかもしれないですが、ちょっと違います。
備忘録は記憶しておかなければならないことを忘れないように書き留めておくものですが
日記はべつに記憶しておかなければならないことだけを書くわけではなく、単純に日々の記録を書くのです。
書いているときはそれがあとで役に立つかまで気にして書いているわけではありません。
とりあえず記録しておくのです。
なのであとで読み返しても大半は役に立たないことが書いてありますが
書いておいて良かったと思うことも意外と多いです。
業務日誌とか週報とか堅苦しいものだと体裁を整えたりしてめんどくさいですし
ブログを書いている人も居るかもしれないですがそれは外向けの文章になので
ネガティブなことは書かないようにしたりした創ったものになってしまいます。
でも、誰に見せるわけでも提出するわけでもない自分の日記なら
気軽にいろいろなことを書きとめておけます。
あ、検索が出来るので出来れば紙ではなく電子データに残すのがいいです。
月ごととかでファイルを分けてメモ帳とかテキストエディタで書いて
決まったフォルダに保存しておくといいと思います。
紙だと探すのが大変で役に立ちません。
私の隣の席の方も業務上で調べたことや、はまったことなどを
個人的な業務日誌として書きとめておいて活用されています。
皆さんも日記をつけてみてはいかがでしょうか?
いつかきっと役に立ちますよ。