さて、今回は品質管理ユニットが日々テストを行っている我が社の主力製品
「biz-Stream」について書きます。
ブレインセラーズに入社したばかりの頃、以前の職場の同僚と会った際に、
「今の会社ではどんなソフトのテストをやってるの?」と聞かれ、その時は
入社間も無くでbizの仕様を良く把握していなかった事もあり「XMLで構成
された帳票のデータを、PDFやExcel等のファイル形式で出力したり、直接プリント
アウトしたり出来るソフトです。」
・・のような説明を行った覚えがあるのですが、的外れではないものの、
必ずしも正確な説明とは言えません。
実際、様々な形式の画像データの取り込みも出来るため、出版物のレイアウト作成
から印刷までの業務に使われているお客様もおられます。
もちろん、データの生成スピードが速い、というのも売りの一つですが、厳密には
「帳票(も)作れるソフト」なのです。
帳票生成機能は、biz-Streamの持つ多彩な機能の中の一部に過ぎません。
ワープロや表計算ソフト、Webページの編集ソフト等のような特定の目的に沿って
パッケージ化されたアプリケーションと異なり、アイデア次第で様々な機能を持つ
アプリケーションを作成する事が出来ます。
テストをする側としては、導入して頂くユーザー様の用途や開発方法をある程度想定
したような条件で実施する必要があるわけですが、機能や動作条件が多岐に渡り非常
に便利な分、正直、これがなかなか難しかったりします。
全ての機能の基本的な動作をチェックする事は当然としても、基本OSだけで
はなく、WebサーバーやDB等のミドルウェア、出力したPDFやExcelファイルの
バージョン等についても、サポート対象となっているあらゆる動作条件の組合せを
考慮する必要があります。
出来る限り、精度の高いテストを志しているのですが、思わぬ見落としがあったり
お客様から「~のような使い方は出来ないでしょうか?」と、お問い合わせを頂いた際に
「そのような使い方が出来たとは!」と逆に目から鱗が落ちるような思いをしたり。。
・・・あってはいけない事なのですが、まだまだ製品開発の業務の一環に携わる者として
精進しなければ。。と痛感する機会も多いです。
現在は次期バージョンのリリースに向け、サポート対象となるOSが増える事もあり
(Microsoft Windows7や、Windows2008R2のような64-bit版OS等)
VMを駆使しながら、ゴリゴリとテスト環境を構築している毎日です。
皆様、これからもbiz-Streamをよろしくお願い致します。
また、初めてこちらのサイトをご覧になり、biz-Streamに関心を持って頂いた方は是非、
お気軽にお問い合わせ下さい。