biz-Streamマニュアル CSV出力ガイド 第3章 CSV出力機能を使用したアプリケーション開発の概要 3.2.3 メソッドを用いたオプション設定

3.2.3 メソッドを用いたオプション設定

CsvEngineクラスのインスタンス作成直後に(XMLエンジンインスタンスに渡す前に)メソッドを呼び出すことによりオプション的な動作設定が可能です。

1出力する文字エンコーディングの指定
【機能】

指定された文字エンコーディングでCSVデータを出力します。指定された文字エンコーディングでエラーが発生した場合Exceptionが発生しますが、このメソッドではthrowされずに、実際に出力するタイミング(例えばclose()時など)でthrowされます。このメソッドで文字エンコーディングの設定を行わない場合、実行環境のデフォルトにてエンコードされ、CSVに出力されます。コンストラクタがCsvEngine(Writer writer)の場合は無視されます。

【構文】

public void setCharacterEncoding(String encoding);

【引数】
引数名内容
encodingString文字エンコーディングの指定内容 ※

※文字エンコーディングを指定する際の指定方法としてjava.io.OutputStreamWriterのコンストラクタOutputStreamWriter(OutputStream out, String charsetName)のcharsetNameとして指定する値と同じものが指定できます。

【戻り値】

void型



2CSVフィールドの区切り文字(改行コード)を設定
【機能】
CSVフィールドの区切り文字(改行コード)を設定します。通常のWindowsの改行コードはCR+LF(Linux/UNIXはLF)です。使用環境によって改行コードを変更することができます。デフォルトはOSに関係なくCR+LFに設定されます。

【構文】

public void setLineSeparator(String separator);

【引数】
引数名内容
separatorString改行コード
【戻り値】

void型