8.4.3 証明書によるセキュリティ設定
証明書には2種類あります。文書を開くユーザの証明書である「文書を開く証明書」と、後でセキュリティ設定を変更可能なユーザの証明書である「権限証明書」です。
文書を開く証明書の設定
- 『8.4.1 暗号化レベル』に応じて互換性を選択します。
- 認証方法で「証明書」を選択します。
- 「文書を開く証明書」の「追加」ボタンから証明書を追加します。
- 「権限」がアクティブになり、PDFを開いたユーザに対してどのような権限を付与するかという設定ができます。
項目 項目 内容 変更を許可 注釈の作成、フォームフィールドの入力と既存の署名フィールドに署名 フォームにユーザーの意見や感想などを付加することを許可する場合 フォームフィールドの入力と既存の署名フィールドに署名 フォームの入力と署名のみを許可する場合 ページの挿入、削除、回転 文書にページ単位の変更を加えることを許可する場合 許可しない 編集を許可しない場合 ページの抽出を除くすべての操作 文書のページ構成を変更できないようにする場合 印刷 高解像度 低解像度(150dpi) 許可しない - いずれかの設定を変更したら画面下の [適用]ボタンをクリックしてください。[適用]ボタンがクリックされなかった場合は変更された内容は設定されません。
権限とパスワードの変更に必要な証明書の設定
- 『8.4.1 暗号化レベル』に応じて互換性を選択します。
- 認証方法で「証明書」を選択します。
- 「文書を開く証明書」の「追加」ボタンから証明書を追加します。
- 画面下の [適用]ボタンをクリックしてください。[適用]ボタンがクリックされなかった場合は変更された内容は設定されません。