3.2 Webサービスサーバにおけるログ機能
Webサービスサーバへ、クライアントアプリケーションからSOAPでアクセスされた際に、そのクライアント情報と操作情報を監査ログとして記録します。その際に記録する項目は下表を参照してください。記録時には別途フィルタリング設定をしておくことにより、そのフィルタ条件を満たすもののみログに残すことができ、かつ、項目毎にログに記録する・しないを設定することができます。
ログは、デフォルト設定の場合は、logs/soap.logに記録されます。
soap.log
項目名 | 説明 | フィルタリング |
---|---|---|
HostName | リクエストを送信したクライアントのホスト名 | 指定可能 |
IpAddress | リクエストを送信したクライアントのIPアドレス | 指定可能 |
Service | WSSのサービス名 | 指定可能 |
Operation | WSSのオペレーション名 | 指定可能 |
RequestEnvelope ※1 | SOAPリクエスト・エンベロープ | 指定不可能 |
ResponseEnvelope ※1 | SOAPレスポンス・エンベロープ | 指定不可能 |
RequestTime | リクエストを受け付けたシステム時刻 | 指定可能 |
User | リクエストを送信したクライアントのユーザ名 ただし、ユーザ認証を経てアクセスされた場合に限る | 指定可能 |
UserDef | ロギング設定サービス経由で設定した値 HTTPのリクエストにてパラメータ名"UserDef"として設定された文字列が使用される | 指定可能 |
- ※1インストール時のデフォルト状態では出力されません。出力する為には、logback.xmlの「SOAP Log definitions」内のコメントアウト個所をコメントインする必要があります。