2.4.4 JVM ヒープメモリの設定
biz-Stream Webサービスサーバでは、サイズの大きいレイアウト定義ファイルや PDF を出力する場合は JVM の設定がデフォルトのままですと、ヒープメモリが足りずに OutOfMemory の例外が発生してしまいます。そのため JVMの設定変更をする必要があります。なお JVM 引数の詳細については、JDK のドキュメントなどをご参照ください。
Windows の場合
- スタートメニューの Apache Tomcat 8.5 → Monitor Tomcat をクリックします。
表示された Apache Tomcat Properties パネル上のJavaタブをクリックします。 - フィールドに設定値を定義してください。
Apache Tomcat Properties パネル上のJavaタブで入力するフィールドは次のようになっています。フィールド名 内容 Java Virtual Machine サーバのVMを指定するパラメータ Initial memory pool メモリの初期使用量を指定するパラメータ Maximum memory pool メモリの最大使用量を指定するパラメータ Thread stack size スレッドスタックサイズを指定するパラメータ
Linux/UNIX の場合
setenv.shのCATALINA_OPTS にJVMの引数で設定値を定義してください。設定するJVMの引数は次のようになっています。
(例)export CATALINA_OPTS="-server -Xms64M -Xmx128M -Xss256K"
フィールド名 | 内容 |
---|---|
-server/-client | サーバのVMを指定するパラメータ |
-Xms | メモリの初期使用量を指定するパラメータ |
-Xmx | メモリの最大使用量を指定するパラメータ |
-Xss | スレッドスタックサイズを指定するパラメータ |