biz-Streamマニュアル ライブラリ共通ガイド 第2章 biz-Streamライブラリのインストール 2.4.1 インストール結果の確認

2.4.1 インストール結果の確認

コマンドプロンプトを起動し、インストール結果確認用の環境を整えます。


  1. biz-Streamライブラリをクラスパスに設定します。

    setenv.batや setenv.shを使用してクラスパスを設定する場合
    <biz-Stream_home>に移動し以下のファイルを実行します。

    Windows環境の場合

    setenv.bat

    Linux, UNIX環境の場合

    ※「.」(ピリオド)のあとに半角のスペース、さらに「.」(ピリオド)、「/」(スラッシュ)、「setenv.sh」になります。

    . ./setenv.sh

    手動でクラスパスを設定する場合
    biz-Stream付属の setenv.batや setenv.shを使用せずに、クラスパスを手動で設定する場合はインストールディレクトリ直下のjarファイルとpropertiesファイルへクラスパスを通してください。
    また、OSの環境変数、アプリケーションサーバでのクラスパス設定、Java実行時のオプションなどでクラスパスの設定が可能です。 ご利用されているアプリケーションの設定をご確認ください。

    • 旧バージョンの biz-Streamがクラスパス上にあると、誤動作の原因となりますので、十分ご注意ください。

  2. 次に PDFプレビューユーティリティを実行します。コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

    sampledata.txtは、環境に応じてsampledata_UTF8.txtやsampledata_EUC.txtを使用してください。
    下記コマンドではイコールのあとに半角スペースが必要です。

    java com.brainsellers.BizPreview -pdf= test.pdf -pagesize= auto -data= <biz-Stream_home>/sample/test/sampledata.txt -xml= <biz-Stream_home>/sample/test/PDFTestLayout.xml



  • Acrobat / Acrobat Readerを起動した状態で実行しないでください。
  • プレビューユーティリティの実行後、<biz-Stream_home>に生成された test.pdfを開き、内容を確認します。上図の内容の PDF が生成されていれば、確認作業は終了です。
  • biz-Streamライブラリを使用する場合、一部のOSでPDF生成に遅延が発生する場合があります。
    現在本事象が発生することが確認されている環境はRed Hat Enterprise Linux (およびCentOS)6, 7であり、BizPreveiwを実行した場合でも3秒以上かかる場合があります。
    その場合は、Java の引数に -Djava.security.egd=file:/dev/./urandom を追加してください。