2.2 biz-Streamライブラリのインストール(Linux/UNIX編)
Java環境のセットアップ
biz-Streamライブラリをインストールする前にJavaをインストール・セットアップします。また、biz-Streamライブラリでデータベースサーバの情報にアクセスする場合は JDBC ドライバをご利用の環境にあわせてインストールします。 これらのインストールの詳細は、各パッケージのインストールガイドなどをご参照ください。
サポートされているJava環境は、「1.2 サポート環境」をご参照ください。 (biz-Stream製品DVD-ROMの場合は、/jreディレクトリにJava環境を用意しています)
- インストーラについては『1.4 インストール用DVD-ROMについて』を参照してください。
biz-Streamライブラリのインストール
biz-Streamライブラリは、biz-Stream 製品 DVD-ROMからコンピュータのハードディスクにインストールして利用できます。 DVD-ROMからプログラムを実行することはできません。インストールの方法は、以下のとおりです。
- DVD-ROMの bsディレクトリを開いてください。そのディレクトリにある bs-X.X.X.tar.gzをコピーします。
- gzip、tarコマンドでコピーしたファイルを解凍します。
- 実行するコマンドは以下のとおりです。
gzip -dc bs-X.X.X.tar.gz | tar xf -GNU Tarを利用出来る環境では、tarコマンドのオプション指定での解凍が可能です。 (tarコマンドのヘルプ等で、ご確認ください)
tar zxvf bs-X.X.X.tar.gz
プロパティファイルを配置
biz-Streamライブラリと同様に、propertiesファイルはクラスパスが設定されている場所に配置して下さい。
またログ出力に必要なlogback.xmlもpropertiesファイルと同様の場所に配置してください。
setenv.shファイルの修正
ご利用の環境にあわせて、<biz-Stream_home>/setenv.shファイルをテキストエディタなどで修正します。修正した後に、実行権限を設定します。
データベース機能を用いる場合は JDBCの設定を行います。
- Oracleを使用する場合は、環境変数"JDBC_ORACLE"にドライバを設定します。
例:export JDBC_ORACLE=<biz-Stream_home>/ojdbcX.jar
- DB2を使用する場合は、環境変数"JDBC_DB2"にドライバを設定します。
例:export JDBC_DB2=<biz-Stream_home>/db2jccX.jar
biz-Streamライセンスのセットアップ
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最初に、製品に同梱の「biz-Streamユーザー登録フォーム」にてライセンスファイルの発行を申請します。
インストールするコンピュータのホスト名は以下のコマンドで表示される名称です。
コマンドの実行には前項の設定が完了し、biz-Streamが使用できる環境が整っていることが必要です。
java -jar bslib.jar -h
biz-Streamインストール前にライセンス申請する場合はこちらを参照してください。
『2. biz-Streamインストール前にライセンス申請する場合【biz-Stream管理用ツール使用】』
- 申請されたホスト名をもとに作成されたライセンスファイルlicence.propertiesが別途送付されますので、<biz-Stream_home>にコピーしてください。
- licence.propertiesがない場合は、PDFファイルを生成できません。
- また、削除・再セットアップなどを行ったときのため、送付されたオリジナルのライセンスファイルは大切に保持しておいてください。