biz-Streamマニュアルライブラリ共通ガイド第2章 biz-Streamライブラリのインストール2.1 biz-Streamライブラリのインストール(Windows編)

2.1 biz-Streamライブラリのインストール(Windows編)


表記について

本マニュアルでは、「インストール方法(Windows編)」を除き、Linux、UNIX環境で動作するように解説しています。
Windows環境でご利用の際は、とくに指定がない場合、以下の項目をご利用の環境に合わせて読み換えてください。

項目名 Linux、UNIXでの表記 Windowsでの表記
ドライブ レター無し C:など
ファイル・セパレート文字 / ¥
上記項目の変換例 /bs/sample/test/samplelayout.xml C:¥bs¥sample¥test¥samplelayout.xml

本文中では、インストール先フォルダに<biz-Stream_home>の略記を用います。略記部分はご利用環境に合わせて、置き換えてお読みください。

Linux、UNIXでのデフォルトの位置 Windowsでのデフォルトの位置
/bs C:¥Program Files¥brainsellers¥biz-Streamx.x.x
ファイル・セパレート文字 /


パスの指定方法について

プロパティファイルとアプリケーション内では「\」はエスケープ文字として扱われるため以下のように指定してください。

指定したいパス 表記方法
C:¥bs¥sample¥test¥samplelayout.xml C:/bs/sample/test/samplelayout.xml
または
C:¥¥bs¥¥sample¥¥test¥¥samplelayout.xml



Java環境のセットアップ

biz-Streamライブラリをインストールする前にJavaをインストール・セットアップします。

また、biz-Streamライブラリでデータベースサーバの情報にアクセスする場合はJDBCドライバをご利用の環境にあわせてインストールします。 これらのインストールの詳細は、各パッケージのインストールガイドなどをご参照ください。

サポートされているJava環境は、「1.2 サポート環境」をご参照ください。 (biz-Stream製品DVD-ROMの場合は、¥jreフォルダにJava環境を用意しています)





biz-Streamライブラリのインストール

biz-Streamライブラリのインストール(インストーラ版)

biz-Streamライブラリをインストールし、サンプルプログラムを動作させるまでの手順を説明します。
biz-Streamライブラリは、biz-Stream製品DVD-ROMからパソコンのハードディスクにインストールしてから利用できます。DVD-ROMからプログラムを実行することはできません。インストールの方法は、以下のとおりです。

  1. biz-Stream製品DVD-ROMの¥bsフォルダにあるbs-X.X.X.exeをダブルクリックして実行します。

  2. biz-Streamセットアップが起動し、初期画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックしセットアップを開始します。
  3. biz-Streamの使用許諾契約が表示されます。確認のうえ「使用許諾契約の条項に同意します」を選択し[次へ]ボタンをクリックしてください。
  4. インストールオプション(コンポーネント)の選択を行います。デフォルトではすべて選択されていますが、もし不必要な機能があれば外すことができます。


  5. インストール先のフォルダを変更する場合は、[変更]ボタンをクリックして、フォルダを選択してください。
    選択が終わりましたら[OK]ボタンをクリックしてコンポーネントの選択画面に戻ります。

  6. コンポーネントの選択およびフォルダの選択が終わりましたら[次へ]ボタンをクリックしてください。
  7. [インストール]ボタンをクリックしてください。
  8. その後はインストールプログラムが自動的にファイルのコピーや環境設定を行います。インストール画面が表示されている間は、しばらくお待ちください。
  9. ファイルのコピーや環境設定が終わりますと、インストール完了画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックし、セットアッププログラムを終了します。

biz-Streamライブラリのインストール(zip版)

  1. DVD-ROMのbsフォルダを開いてください。そのフォルダにあるbs-X.X.X.zipをコピーします。

  2. bs-X.X.X.zipを右クリックし「すべて展開」を選択して任意のフォルダに解凍します。
    (X.X.Xはバージョン番号です。DVD-ROMのボリュームラベルやreadme.txtに掲載されているバージョンをご確認ください。)


プロパティファイルを配置

biz-Streamライブラリと同様に、propertiesファイルはクラスパスが設定されている場所に配置して下さい。
またログ出力に必要なlogback.xmlもpropertiesファイルと同様の場所に配置してください。



setenv.batファイルの修正

利用の環境にあわせて、〈biz-Stream_home〉¥setenv.batファイルをテキストエディタなどで修正します。

データベース機能を用いる場合はJDBCの設定を行います。

  • Oracleを使用する場合は、環境変数“JDBC_ORACLE”にドライバを設定します。
    例)

    set JDBC_ORACLE=<biz-Stream_home>¥ojdbcX.jar

  • DB2を使用する場合は、環境変数“JDBC_DB2”にドライバを設定します。
    例)

    set JDBC_DB2=<biz-Stream_home>¥db2jccX.jar



biz-Streamライセンスのセットアップ

  1. 最初に、製品に同梱の「biz-Streamユーザー登録フォーム」にてライセンスファイルの発行を申請します。

    インストールするコンピュータのホスト名は以下のコマンドで表示される名称です。
    コマンドの実行には前項の設定が完了し、biz-Streamが使用できる環境が整っていることが必要です。

    java -jar bslib.jar -h

    biz-Streamインストール前にライセンス申請する場合はこちらを参照してください。
    『2. biz-Streamインストール前にライセンス申請する場合【biz-Stream管理用ツール使用】』

  2. 申請されたホスト名をもとに作成されたライセンスファイルlicence.propertiesが別途送付されますので、<biz-Stream_home>にコピーしてください。

  • licence.propertiesがない場合は、PDFファイルを生成できません。
  • また、削除・再セットアップなどを行ったときのため、送付されたオリジナルのライセンスファイルは大切に保持しておいてください。