3.3 Control ワークシートの設定
「Control」ワークシートに、レイアウト・デザイナ for Excel の各種制御パラメータを設定します。
各パラメータの設定は必須ではありません。レイアウト作成上必要と判断された場合に設定を行ってください。
※「IMAGE FILE ×××」の設定は[XML レイアウト作成]時にダイアログで設定を行うことができます。
制御パラメータ | 説明 | 指定内容 | 初期値 |
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OUTPUT FILE | 作成するXML ファイル名を指定します。 | - | |
UNIT | 作成する XMLレイアウト情報内部で使用する単位を指定します。 | pt / mm | pt |
MARGIN | [ファイル]-[ページ設定]-[余白]で設定した「上下左右に関する値」を有効にするかどうかを指定します。 | true(有効)/ false(無効) | false |
VERTICAL | ページ内の垂直方向基準位置を指定します。 | top(上端)/ middle(中央)/bottom(下端) | bottom |
HORIZONTAL | ページ内の水平方向基準位置を指定します。 | left(左端) / center(中央)/ right(右端) | left |
FIELD PREFIX | フィールド名(XML レイアウト情報外部からデータを取得する場合のKEY)を指定する場合の接頭辞を指定します。この接頭辞が指定された文字列は、固定の文字列ではなくフィールド名と認識されます。 | % | |
TEXT MARGIN | [テキストボックスの書式設定]-[余白]で設定した「上下左右に関する値」を有効にするかどうかを指定します。※ 1 | true(有効) / false(無効) | false |
JOINT ADJUSTMENT | セル罫線接合部分の重なり を指定します。※ 2 | 推奨:0.0~0.5 | 0 |
HAIR LINE | 罫線:極細線の線幅をpt単位で指定します。※3 | 0 | |
THIN LINE | 罫線:細線の線幅をpt単位で指定します。※ 3 | 0.5 | |
MEDIUM LINE | 罫線:中線の線幅をpt単位で指定します。※3 | 1 | |
THICK LINE | 罫線:太線の線幅をpt単位で指定します。 | 2 | |
IMAGE FILE | イメージファイル名を指定します。※4、※ 6 | - | |
SHAPE NAME | 形、テキストボックスの名前(biz-Stream name 属性)を指定します。※5、※ 6 | - |
※1 テキストボックスの余白 | TEXT MARGIN に true が設定されている場合、[書式]-[テキストボックス]-[余白]で「自動」が選択されているテキストボックスは、Excel 上のイメージとPDF にした際のイメージが異なる場合があります(余白「自動」が設定されているテキストボックスは、Excel 上では余白「0」のイメージで表示され、PDF 上では左右「約0.25mm」上下「約0.15mm」程度の余白が空いて表示される場合があります。)。 TEXT MARGIN に true を設定する場合は、Excel 上のテキストボックスすべての余白に値で設定することを推奨します。 |
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※2 セル罫線接合部分の重なり | セル罫線結合部分の重なりは、表示される倍率によって初期値0 の罫線結合部分が突き抜けて見えるという問題に対応した制御パラメータです。 但し、突き抜けて見えるのは表示時に限定され、印刷時には問題なく印刷されます。表示上問題となる場合に設定を行ってください。 また、表示上の問題を解決するには、Adobe Reader の [編集]-[環境設定][ラインアートのスムージング]を選択していただくという方法もあります。 ※ JOINT ADJUSTMENTの値が大きくなるほど、接合部分の重なりが小さくなります。 |
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※3 罫線の線の太さ | 「HAIR LINE」「THIN LINE」「MEDIUM LINE」「THICK LINE」パラメータは、罫線の太さを指定するパラメータです。 | |||||||||||||||||||||
※4 IMAGE FILEの設定 | レイアウト内部で使用するイメージ(図)のファイル名を指定するパラメータです。 | |||||||||||||||||||||
※5 SHAPE NAME の設定 | レイアウト内部で使用する図形およびテキストボックスの biz-Stream name属性を指定するパラメータです。 | |||||||||||||||||||||
※6 名前ボックスとの関連 | IMAGE FILE XXX / SHAPE NAME XXXの「XXX」部分は、イメージや図形、テキストボックスを選択した際に Excelの [名前ボックス]に表示される名称に次表のとおり対応します。
これらの情報は、[XML レイアウト作成]ボタンクリック時に自動追加されますので、XMLレイアウトを一度作成した後にパラメータを修正することを推奨します。
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