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biz-Stream サポート情報

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biz-Stream v4.8 リリース予定のお知らせ

2014年08月29日

2014年12月22日にリリース予定の biz-Stream v4.8 に関する情報をお知らせいたします。

■ biz-Stream v4.8 での変更点に関して

● 最新環境まで対応

biz-Stream v4.8 において最新環境での検証及び対応を実施します
詳細は、以下 ■ biz-Stream v4.8 での環境対応 をご参照ください

● 一部機能及びインターフェイスの削除

一部のインターフェイス及び機能の開発を停止し、biz-Stream v4.8からインターフェイス及び機能を削除します
詳細は、以下 ■ biz-Stream v4.8 機能削除 及び ■ biz-Stream v4.8 インターフェイス削除 をご参照ください

※ 削除対象のインターフェイス及び機能を現在ご利用中のお客様
・今後の機能拡張は行われません
・引き続きの削除対象のインターフェイス及び機能をご利用可能です
・削除対象のインターフェイス及び機能のサポートは継続実施します
● biz-Stream Lite ラインアップ廃止

biz-Stream Liteのラインアップが廃止となります
詳細は、以下 ■ biz-Stream Lite ラインアップ廃止をご参照ください

■ biz-Stream v4.8 での環境対応

biz-Stream v4.8にて最新の環境での検証及び対応を実施します

  • Java 8環境での検証及び対応
  • Windows Server 2012 / 2012R2 での検証及び対応
  • レイアウト・デザイナ、ダイレクト印刷機能 Windows 8 / 8.1 での検証及び対応
  • ダイレクト印刷機能のMicrosoft Internet Explorer 10 / 11 での検証及び対応
  • Webサービスサーバ の Apache Tomcat を version 7 にアップデート

引き続き最新環境にて biz-Stream をご利用いただけます

■ biz-Stream v4.8 機能削除

● FAX送信機能 の削除

biz-StreamのFAX送信機能は、FAXモデムが搭載されているWindowsサーバのWindows FAX サービスを利用し、FAXの送付を実現しています。このため、大量の送付に向いているとはいえず、大量のFAX送付に関しては他社のFAXの送付サービスなどをご利用いただくケースが多くなっています
また、FAX送信機能は32bit版のWindows OSのみ対応であるのと、FAXモデムが搭載されているサーバの減少により、動作環境を満たさないケースが増えています。さらに、複合機に対してPDFファイルを送付すれば自動的にFAX送付を行える機種も増え、biz-StreamからFAXを送付するという需要が少なくなり、今回FAX送付機能の削除に至りました

今後は、FAX機能付きの複合機の利用、他社のFAX送付サービスのご利用をお勧めいたします

● Mail送信機能 の削除

biz-Stream Mail送信機能では、Apach Commons Email と連携及び同梱し、生成した帳票のMail送信を実現しています
しかし、現在お客様が作成されているアプリケーションでは、帳票以外でもMail送信機能を利用されているケースが多く、Mail送信の実装は一般的かつ容易に実現可能です
このため、biz-Stream Mail送信機能を利用される需要は少なく、今回 Mail送信機能の削除に至りました

今後は、帳票をMailにて送信する場合、上記の Apach Commons Email 等ライブラリのご利用をお勧めいたします

● Webサービスサーバ サーバ管理機能 の削除

Webサービスサーバ にはプロセス管理、ユーザ管理、ログ管理などを行うため、Webブラウザから Webサービスサーバ を管理するサーバ管理機能があります
このサーバ管理機能は Webサービスサーバ のベースである Apache Tomcat の旧バージョンに同梱されていた管理ツールを弊社にて改修し提供させていただいていました。しかし Apache Tomcat のバージョンアップに伴い、現時点で一部の機能が正しく動作しない状態です
Apatch Tomcatのバージョンアップ毎に迅速に追従するような、サーバ管理機能のメンテナンスは困難であり、サーバ管理機能の削除に至りました

サーバ管理機能と同等及びより詳細な管理は、Webサービスサーバ(Apache Tomcat) の設定ファイルを直接編集する事により可能です。各編集項目は「biz-Stream Webサービスサーバ ユーザガイド 2.7 biz-Stream Webサービスサーバ インストール後の設定」に記載されています

■ biz-Stream v4.8 インターフェイス削除

● biz-Stream COMインターフェイス

biz-Stream COMインターフェイスは Microsoft社の開発言語 VisualBasicやASP(Active Server Pages)などから帳票を生成するためのインターフェイスです
biz-Streamでは Javaのクラスライブラリにて帳票を生成しますが、biz-Stream COMインターフェイスはMicrosoft社の開発言語での帳票生成を実現するために提供させていただいたインターフェイスです
しかし、COMサーバ・COMインターフェイスクライアントDLLは 32bitOS上でしか動作せず、今後動作環境を満たさないケースが増えています
これに対し、Webサービスサーバ は言語を問わず、SOAPインターフェイスによる帳票生成が可能です。また、64bit OSでも動作いたします
このため、現在COMインターフェイスをご利用のお客様は Webサービスサーバ への移行をお願いいたします

● biz-Stream 専用サーバ

biz-Stream 専用サーバは帳票生成専用のサーバを実現する機能です
お客様が作成するアプリケーション(アプリケーションサーバ)から帳票生成のリクエストを受けたbiz-Stream専用サーバは帳票を生成します。また、biz-Stream 専用サーバへの接続は、弊社が提供するbiz-Stream専用サーバ用のJavaクラスライブラリを利用します

biz-Stream専用サーバには以下の2つのインターフェイスにより帳票生成を行い、それぞれメリット・デメリットが有ります

インターフェイス メリット デメリット
PdfGenerateService ・リクエスト毎にインスタンス作成
・1回の通信による帳票生成
・複数のデータソースを利用するなどの複雑な帳票が実現不可
RpcXML ・複数のデータ・ソースを利用するなどの複雑な帳票が生成可能 ・セッションごとにインスタンス作成
・同一セッションであるが最低でも4~5回の通信が発生

単純な帳票生成では PdfGenerateService を利用できますが、データソースが複数ある場合等は、RpcXMLを利用することになります
しかし、データを設定する場合にも通信が発生し、複雑なほど通信回数・通信量が増え、複数のユーザからの同時接続時には、biz-Stream 専用サーバの負荷増・処理が対処できなくなる等が発生しやすくなります

これらの問題を解消したのが biz-Stream専用サーバの後継である Webサービスサーバ であり、biz-Stream 専用サーバのお客様には、Webサービスサーバ への移行をお願いしてまいりました
今後biz-Stream 専用サーバのさらなる拡張が困難となったため、今後は Webサービスサーバ への移行をお願いいたします

■ biz-Stream v4.8削除インターフェイスと Webサービスサーバ の差異

今回削除対象となったインターフェイスはいずれも Webサービスサーバ への移行をお勧めいたします。削除対象のインターフェイスと Webサービスサーバ との比較は以下です

比較項目 biz-Stream
COMインターフェイス
biz-Stream
専用サーバ
biz-Stream
Webサービスサーバ
動作環境 Windows 32bit 同梱 Java/Tomcat動作環境
Windows/Linux 32bit
同梱 Java/Tomcat 動作環境
Windows/Linux 32/64bit
アプリケーションとの同居
専用のサーバは不要
不可
専用のサーバが必要
不可
専用のサーバが必要
通信回数 複数回 単純な帳票であれば1回
複雑な帳票は複数回
1回
接続インターフェイス ASP/VB等
弊社提供DLL
Java
弊社提供Jar
SOAP
言語問わず

■ biz-Stream Lite ラインアップ廃止

biz-Streamを安価で気楽に使っていただけるよう、v4.6より新しいラインアップとして biz-Stream の機能制限版である biz-Stream Lite を追加しました
しかし、お客様が biz-Stream に望まれるのは高機能かつ表現豊かな帳票であり、biz-Stream Lite で要件を満たす事例は非常に少ないものでした

このため、biz-Stream Liteのラインアップは廃止とし、フル機能版 biz-Stream の機能強化に注力を注ぐよう決定いたしました

現在biz-Stream Lite ご利用のお客様は引き続きご利用いただくことができます
しかし、2014年11月1日以降、新規の biz-Stream Lite のご購入はできません

■ biz-Stream v4.8 リリース

biz-Stream v4.8 は2014年12月22日にリリース予定です。

■ 変更履歴

  • ● 2014/12/12
    リリース日決定に伴い、リリース日12月22日を記載