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biz-Stream のアップデート - ライブラリ機能

2011年12月28日

biz-Streamライブラリ機能の修正・機能追加モジュール適用による、アップデート手順についてご説明いたします。

  1. biz-Streamライブラリ アップデート前の確認事項
  2. メディアからのアップデート手順 【 リリースアップ または 一部のホットフィックス 】
  3. ダウンロードファイルからのアップデート手順 【 ホットフィックス 】
  4. 留意事項

1. biz-Streamライブラリ アップデート前の確認事項

アップデートを行う前には以下のページにて、動作環境・アップデートモジュール入手方法を確認のうえ、アップデートモジュールを入手してください。

アップデートモジュールは「メディア」または「ダウンロードファイル」として提供いたします。
また、アップデートの手順は「メディア」と「ダウンロードファイル」で異なります。

リリースアップの場合は以下の「メディアからのアップデート手順」、ホットフィックスの場合は提供形態により以下の「メディアからのアップデート手順」または「ダウンロードモジュールからのアップデート手順」に添いアップデートを行ってください。

以下のアップデート手順は biz-Streamライブラリ をアプリケーションサーバ上でご使用されていることを想定しています。このため、ご使用の環境が異なる場合には、ご使用の環境に合わせてアップデート作業を行ってください。

2. メディアからのアップデート手順 【 リリースアップ または 一部のホットフィックス 】

メディアからのアップデート手順をご説明いたします。

例えば現在 v4.4 をご使用で v4.6 へ変更されるなど、異なるリリースへアップデートされる場合の手順です。

1) アプリケーションサーバ停止

biz-Streamライブラリ を導入しているアプリケーションサーバを停止してください。

2) JavaVM のインストール

Java 環境を変更する場合には、新しい JavaVM をインストールしてください。

3) ライブラリのインストール

メディアの /bs ディレクトリ下のファイルを使用し、biz-Streamライブラリ をパソコンのハードディスクにインストールします。
インストール方法は biz-Stream v4.X 導入ガイド の以下のページをご参照ください。

《 biz-Stream v4.X 導入ガイド 》
2.2 biz-Streamライブラリのインストール(Windows編)
2.3 biz-Streamライブラリのインストール(Linux/Unix編)

以下ここで展開したフォルダを「更新用フォルダ」とします

4) ライブラリの更新

アプリケーションサーバ上の biz-Streamライブラリ を全て削除し、更新用フォルダから ライブラリ(xxxxx.jar) をコピーしてください。
旧リリースには存在したライブラリが新リリースでは削除されていたり、ライブラリが新規に追加されている場合がありますので、ご注意ください。

5) プロパティファイルの更新

アプリケーションサーバ上の プロパティファイル(xxxxxx.properties) をバックアップ後、アプリケーションサーバの環境から削除し、更新用フォルダからプロティファイルをコピーしてください。
旧プロパティファイルでお客様が任意に変更された値があれば、新しいプロパティファイルにその値を設定してください。
※ v4.2 までに存在していた ja_JP ロケールのファイル(xxxxx_ja_JP.properties) は、v4.3 以降不要となり削除されています。
※ 新リリースでは新たなプロパティファイルまたはプロパティファイル内部の設定が変更されている場合がありますので、ご注意ください。

《 参照箇所 》
[biz-Stream v4.X 導入ガイド] - [第2章 biz-Streamライブラリ] - [2.11 プロパティファイル]
6) DTD ファイルの更新

DTDファイル(bsxml.dtd) をご使用されている場合、アプリケーションサーバ上のDTDファイルをバックアップ後、アリケーションサーバの環境から削除し、更新用フォルダからDTDファイルをコピーしてください。
旧DTDファイルでお客様が任意に変更された値があれば、新しいDTDファイルにその値を設定してください。

7) ログ設定ファイルの更新
《 v4.4未満のリリースからのアップデート 》
biz-Stream v4.3 までのログ設定は default_values.properties, pdf.properties ファイルで定義していましたが、ロギングライブラリの変更により v4.4 以降では logback.properties, logback.xml に設定するようになりました。アプリケーションサーバ内にこれらのファイルを配置してください。
※ logback.xml の <substitutionProperty> file 属性に、logback.properties のパスを設定してください。パスはカレントディレクトリを基準とし、絶対パス・相対パスともに設定可能です。その他の設定詳細は『biz-Stream v4.X 導入ガイド.pdf - 第9章 ログ設定』をご参照ください。
※ logback.properties の log.dir= にはログ出力ディレクトリを設定します(絶対パス、相対パスともに設定可能)。
《 v4.4以降のリリースからのアップデート 》
ログ設定ファイルはlogback.properties, logback.xml です。アプリケーションサーバ上のこれらのファイルをバックアップ後、アプリケーションサーバの環境から削除し、更新用フォルダから logback.properties, logback.xml をコピーしてください。
旧設定ファイルでお客様が任意に変更された値があれば、新しい設定ファイルにその値を再設定してください。
《 v4.8以降のリリースへアップデート 》
v4.8.0以降では logback.properties が廃止になりましたのでlogback.xmlに直接ログ出力先を設定してください。
《 参照箇所 》
[biz-Stream v4.X 導入ガイド] - [第8章 ログ設定]
8) ライセンスの配置

ライセンスファイル(licence.properties)をアプリケーションサーバに配置してください。

9) アプリケーションサーバ起動

以上の設定完了後、アプリケーションサーバを起動してください。

3. ダウンロードファイルからのアップデート手順 【 ホットフィックス 】

ダウンロードファイルからのアップデート手順をご説明いたします。
例えば biz-Stream v4.6.0 環境へ v4.6.4 を適用する、v4.5.1 環境へv4.5.3 を適用するなど、同リリース内のホットフィックスを適用する場合の手順です。
メディアによるホットフィックス提供の場合、上記「2. メディアからのアップデート手順 【 リリースアップ または 一部のホットフィックス 】」をご参照ください。

1) ダウンロードファイルの解凍

ダウンロードファイルをパソコンのハードディスクで解凍してください。

以下ここで展開したフォルダを「更新用フォルダ」とします

2) アプリケーションサーバ停止

biz-Streamライブラリ を導入しているアプリケーションサーバを停止してください。

3) ライブラリの更新

bsxml.jar など一部のファイルのみを提供しているホットフィックスの場合には、アプリケーションサーバ上にある提供ライブラリ(xxxxx.jar) と同名のファイルを削除してから、更新用フォルダからライブラリをコピーしてください。
全てのライブラリを提供しているホットフィックスの場合には、アプリケーションサーバ上の biz-Streamライブラリ を全て削除してから、ホットフィックスのライブラリを導入してください。

4) プロパティファイルの更新

プロパティファイルが提供されている場合には、アプリケーションサーバ上のライセンスファイル(licence.properties)以外のプロパティファイル(xxxxxx.properties)をバックアップ後、更新用フォルダからホットフィックスのプロパティファイルをコピーしてください。
旧プロパティファイルでお客様が任意に変更された値があれば、新しいプロパティファイルにその値を設定してください。

5) DTD ファイルの更新

DTDファイル(bsxml.dtd)が提供され かつ アプリケーションサーバ上でDTDファイルをご使用されている場合、アプリケーションサーバ上の DTD ファイルを削除し、更新用フォルダからDTDファイルをコピーしてください。
旧DTDファイルでお客様が任意に変更された値があれば、新しいDTDファイルにその値を設定してください。

6) ログ設定ファイルの更新

ログ設定ファイルはlogback.properties, logback.xmlです。これらファイルがホットフィックスで提供されている場合には、アプリケーションサーバ上の同名ファイルのバックアップを実施した後、更新用フォルダから該当ファイルをコピーしてください。
旧設定ファイルでお客様が任意に変更された値があれば、新しい設定ファイルにその値を設定してください。

7) アプリケーションサーバ起動

以上の設定完了後、アプリケーションサーバを起動してください。

4. 留意事項

リリースおよびホットフィックスには リリースノート(readme.txt)が付属しています。リリースノートにインストールの手順及び注意事項が記載されていますので、ご参照ください。