biz-Streamマニュアルバッチ印刷ガイド第1章 バッチ印刷とは1.2 印刷機能

1.2 印刷機能

バッチ印刷の主な機能としては、以下の2機能があります。



  1. 印刷指示

    バッチ印刷では、以下のように印刷サーバ側で印刷を行います。

    1. ユーザ・アプリケーションは、biz-Streamに対して印刷データの生成を指示します。このときのbiz-Streamライブラリの呼び出し方法はPDF生成時とほぼ同じになります。
    2. biz-Streamライブラリは、HTTPインターフェイスを経由して、印刷サーバに暗号化された印刷データを送ります。
    3. 印刷サーバは、印刷要求を受け付け、「ジョブID」を返します。
    4. 印刷サーバは、印刷データにセットされた情報から出力先、印刷部数、トレイ、開始ページ、終了ページ、ページサイズに合わせてを制御します。
    5. 印刷サーバは、印刷データをもとに印刷を行います。



  2. 印刷状態取得

    バッチ印刷では、以下のように印刷サーバの印刷状態を取得することができます。

    1. ユーザ・アプリケーションはbiz-Streamライブラリに対して印刷状態の取得を指示します。
      (印刷状態取得は「ジョブID」を指定し、1ジョブの印刷状態を取得する方法と、全印刷状態を取得する方法があります。)
    2. biz-StreamライブラリはHTTPインターフェイスを経由して、印刷サーバに印刷状態取得を要求します。
    3. 印刷サーバはジョブIDをもとに、印刷状態を取得し、biz-Streamライブラリに返します。
    4. biz-Streamライブラリがユーザ・アプリケーションに印刷状態データを返します。

クライアント/サーバ間の処理の流れ