4.2 変更方法
biz-Streamではname属性の値が"NAME"であるタグの内容値を"VALUE"に変更するには、アプリケーションからはHashtable htに対し、
以下のようにエントリーを追加してhtをsetValues()でbiz-Streamに渡す、もしくは toPDF()の引数として渡します。
ht.put("NAME","VALUE");
※Hashtableを引数とする toPDF()メソッド呼び出しは
setValues(Hashtable),
calcDataSize(引数なし),
toPDF(引数なし)
を連続して呼び出すのと同等です。
これと同様に、name属性の値が"NAME"であるタグの属性 "ATTR"の値に変更するにはname属性の値と変更したい属性名を "::"で区切って連結したものをキーとして使用し、
ht.put("NAME::FontColor","0,0,255");
このhtをsetValues()もしくはtoPDF()の引数としてアプリケーションから渡すことによりFontColor属性を実行時に変更できます。
ht.put("phone", "TEL.XX-XXXX-XXXX");
ht.put("fax", "FAX.XX-XXXX-XXXX");
//phone の文字色を赤に
ht.put("phone::FontColor", "255,0,0");
//fax の文字色を緑に
ht.put("fax::FontColor", "0,255,0");
全てのXMLタグの全ての属性が変更可能なのではなく、変更可能な属性については
前述のとおりです。
変更不可能な属性名や存在しない属性名を指定した場合には
[WARNING] BSXE6019 XMLタグ(name=[NAME])の属性[ATTRNAME]の値は変更できません
name属性の値として指定した値にマッチするタグが存在しない場合には、従来の内容値の設定と同様にエラーにはならず無視されます。属性の値として指定できるのは文字列であり、その属性の値として有効なもののみ指定可能です。
例: <Label> の FontColorの値として"ABC"は不正
不正な値を指定した場合はレイアウトXMLにて指定した場合と同等のエラーとなります。