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biz-Stream

導入事例

■ 朝日放送株式会社

「biz-Stream」を使って社内業務を効率化

朝日放送では、放送業界独特のフォーマットを持った資料を印刷する仕組みに、帳票作成システム「biz-Stream」を活用している。 「biz-Stream」の持つ性能と表現力を最大限に活かして、エクセルでは表示しきれなかった印刷資料の作成などが可能になり、社内業務の最適化につながっている。

導入背景
  • 既存のデータベースを用いて、わかりやすいレイアウトで社内資料を印刷したかった。
  • 放送業界独特のフォーマットを表現できる帳票ツールを必要としていた。
  • 大量のデータをスピーディにPDF化して、印刷前に確認したかった。
導入効果
  • 手軽に必要な情報を表示して、社内会議に使えるようになった。
  • エクセルでは表現が難しかった帳票の印刷が容易になった。
  • PDF化によって、ミスプリントを減らし省スペースと紙の使用量の削減を実現した。
PDF生成のスピードに魅せられbiz-Stream導入を決定

朝日放送では、社内の業務に使う資料をPDF化して印刷する帳票作成システムとして、「biz-Stream」を活用している。元々社内で活用していたシステムを「biz-Stream」を組み込んだ形で作り替え、運用している。その導入の背景を放送技術局 情報技術センターの水原氏に聞いた。

「放送業界は、広告収入で成り立っており、視聴率と売り上げが密接に関連しあっています。以前から、この2つに関するデータを見たいときにわかりやすく表示して、印刷したいというニーズがありました。そこで、既存のデータベースを使って、資料をPDFとして表示、印刷できるシステムを構築することを考え、帳票作成ツールの導入を決めました」(水原氏)

帳票作成ツールの導入にあたっては、いくつかの候補があったという。その中で、「biz-Stream」を選定した理由として、水原氏は次のように話す。

「まず、ほかの帳票作成ツールはトータルソリューションという形で提供されていて、導入するのに大がかりな作業が必要になるものがほとんどでした。朝日放送では、すでに運用している既存システムがあり、PDF生成や印刷機能を強化するためだけに大幅にシステムを作り替える必要はないと思っていました。『biz-Stream』はJAVAのクラス群として提供されているコンパクトなツールであり、容易に既存システムに組み込んで、導入できる点が助かりました 」(水原氏)

また、「biz-Stream」の圧倒的な動作スピードにも魅せられたそうだ。

「我々の業務では、1回で3000枚を越える印刷をすることがあるので、導入に当たっては、スピードを重要視していました。導入前に、評価版を使ってテストしてみたのですが、テスト用に用いた脆弱なマシンですら10秒くらいもあれば3000枚分の印刷データを作れることがわかりました。これだけ性能がよいソフトはほかにありませんでした」(水原氏)

大量印刷するため印刷前のPDF確認が不可欠
放送確認書

放送確認書
※図をクリックすると拡大図がご覧になれます。

現在、朝日放送が「biz-Stream」を使って構築したPDF生成システムの用途の一つが、CMを提供した広告会社に対して発行する放送確認書の印刷だ。放送確認書とは、ある広告商品のCMを放送した日時や秒数といった内容を広告会社に対して放送後に渡すものであり、いわば納品書のようなものだ。これは、毎月広告会社各社に対して発行・配布する重要な帳票であり、月間1000件を越える案件についてすべて発行しなくてはならない。

「放送確認書は、印鑑のついた正式かつ重要な書類であり、書類の性質上、データの手直しは許されず、何度も印刷し直すわけにはいきません。そのため、印刷する前にどういう形で印刷されるのか、確認したいという要望が現場では強くありました」(水原氏)

元々は、CMの放送情報を保存しているデータベースがあり、そのデータベースに「biz-Stream」を組み込む形で、印刷システムを再構築した。
「『biz-Stream』を導入したことで、印刷前にPDFとして画面上で確認することができるため、ミスプリントを減らすことができました。

また、広告会社に配布するものとは別に、控えとして予備分を印刷して保管する必要があり、そのためのスペースを確保するのが大変でした。「biz- Stream」導入後、生成したデータを保管することによって2部必要だった予備を1部に減らすことができ、保管スペースを削減することができました」(水原氏)

「biz-Stream」の導入によって、印刷物の確認や修正の作業が楽になり、放送確認書印刷にともなう作業負担を大幅に軽減することができたという。また、水原氏は、「印刷量の大幅削減により、紙の使用量を少なくすることで、環境にやさしい業務基盤構築にも寄与している」とも話した。

biz-Stream使用イメージ

biz-Stream使用イメージ

表現力豊かなレイアウト作成機能で視聴率推移グラフを作成
視聴率データを元に作成した推移グラフ

視聴率データを元に作成した推移グラフ
※図をクリックすると拡大図がご覧になれます。

朝日放送の「biz-Stream」によるPDF生成システムで、ユニークな使用例の一つが、視聴率推移グラフ表の作成である。これは、番組の視聴率推移を一目でわかるように表示して印刷するもので、番組編成会議などのミーティングで使用するという。このシステムについて、水原氏は次のように話した。

「ビデオリサーチ社から提供される視聴率のCSVデータを元に推移グラフを表示させることは、VBで作ったプログラムなどを使って以前から取り組んでいました。しかし、詳細な資料が必要な編成会議では、ある時点でどういう番組があったかということを縦線などを駆使して細かい表記を追加することがあり、VBやデザインソフト、エクセルなどを駆使して作っていたのでは、手間や時間がかかりすぎます。そのため、もっと見易く、手軽にグラフを表示させるツールがあればいいと思っていました。『biz-Stream』の帳票デザインツール『レイアウト・デザイナ』を有効に活用することで、満足のいくグラフを簡単に作ることができました」(水原氏)

このグラフ表示システムは、水原氏自身が開発に携わったという。biz-Streamに付属している「レイアウト・デザイナ」は、XML形式でタグをはき出して、デザイン情報をPDFに反映する。そのXML形式と同じ形式のタグを作って、数値情報をあてはめ、「レイアウト・デザイナ」のドローイング機能を使ってグラフ曲線を描くバッチを作成したそうだ。

水原氏は、「『biz-Stream』で提供されているクラス群がわかりやすく、XML初心者の私でも簡単にコーディングできました」と語った。

特殊な外字を表示できる細かい表現を駆使した番組表を作成
番組表

番組表
※図をクリックすると拡大図がご覧になれます。

さらに、水原氏は「biz-Stream」の有用な使い方として、番組表の作成を挙げた。 番組表とは、テレビ局から配信社を通じて新聞などのメディアに掲載されるものだ。その番組表を、「biz-Stream」を組み込んで構築したPDF生成システムで印刷して配信社へ提供しているという。

「新聞などのテレビ欄を見るとおわかりいただけると思うのですが、放送業界では、特殊な文字を使うことが多いんです。そのため、どうしても既存のフォントセットだけでは表示することができませんでした。『biz-Stream』は外字登録に対応しているため、テレビ朝日系列で指定されている外字セットのフォントファイルを取り込んで、帳票に反映させることができます。この機能のおかげで、独特の文字を使うテレビ番組表を容易に作成することができるようになりました」(水原氏)

写真:水原氏

放送技術局
情報技術センター
水原氏

今は、配信社に対して、印刷した番組表を月4回FAXや郵送で届けているが、ゆくゆくは電子データでやりとりすることを考えているそうだ。

「電子メールで番組表のPDFファイルを送信するという仕組みを確立したいと考えています。そうすれば、PDFファイル中のテキストに番組に関するデータをリンクするなど、使い方の幅が広がります」(水原氏)
また、現在、社内のシステムを順次bizーStreamと連結して置き換えて行っているという。放送業界の今後の展望も合わせて、「biz-Stream」の展開について、水原氏は次のように語った。

「業界として、電子データのやりとりにPDFを標準で使うようになれば、『biz-Stream』を展開できるシーンはさらに増えるでしょう。いろいろなデータを手軽にPDF表示、印刷し、業界で共有できる仕組みを作ることができれば、いっそう業務が効率的になると期待しています」(水原氏)

朝日放送株式会社
本社所在地:
大阪市北区/
設立:
昭和26年3月15日/
代表者:
西村 嘉郎/
資本金:
52億9980万円/
事業内容:
放送法および有線放送法による一般放送事業 他
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