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Cutty Sark

Cutty Sarkは常に夢を追い続ける希望の帆船です。I still have a dreamのこころざしを持って海図にない航路を切り開きます。

体温

2005.11.30

昨夜親しい友人から「体温と宿命」の話を聞き頷けるものがありました。

友人が説明するには「人の体温以下も食物を出来る限り摂る事を心がける事」だそうです。例えば野菜やお魚です。これらは人の体温より低いため、温かな人体では溶ける事が出来るそうです。反対に人より高い温度の肉類は、溶けずに凝固するらしいのです。特に牛肉の体温は人より相当高く40度を超えるそうです。温度の高いものは温度の低い物の中に入れられると必然的に凝固するのは当然の事です。欧米人より日本人のほうが成人病や長生きはそのせいでしょうか?

また、「気づき」により思考から行動に移し、そこで意識改革が行われ、意識が改善されると必然的に人格形成がより高度に導かれ、最終的には「運命・宿命」までも変えていく事が出来るという理論でした。ですので、友人は5時半に起床し、出勤前の約1時間を自分の研鑽のための時間を毎朝設け、睡眠の二時間前は食べ物を食さない事をリズム化しているとの事でした。とてもすばらしい。

友人と僕との話に途中から参加した二人の知人はとても控えめな若者でしたが、我々の話題に多くの反応を示す柔軟性を感じました。特に一人は英語と独語をマスターし、更にスペイン語に興味を示すという多彩ぶりでした。

友人の健康志向の話の中で特に「」の効能を「お刺身」を食べながら語っていました。ここに、「魚の油は心臓病予防に効果」というニュースがあります。それによると、「イワシやサバ」などの青魚に多く含まれる油の成分をとると「心臓病になるのを減らす効果」があるということでした。日本人約2万人を対象にした大規模臨床試験で確かめられたそうです。〔横山光宏・神戸大教授(循環器病学)らが、米テキサス州ダラスで開催中の米国心臓協会学術集会で発表〕
実験の内容は、
『総コレステロール値が250ミリグラム(血清1デシリットル当たり)以上の男女1万8645人を対象にした。全員にコレステロールを下げる薬を処方した上で、半数の人には魚の油成分、イコサペンタエン酸(EPA、エイコサペンタエン酸ともいう)を抽出した高純度のカプセル薬も毎日飲んでもらった。約5年間の追跡期間中に心臓突然死や心筋梗塞(こうそく)などの心臓病が起きた人の割合は、EPA薬を飲まなかった人では3.5%、飲んだ人では2.8%。EPA薬の服用には、こうした心臓病のリスクを19%減らす効果があったという。』だそうです。
この大規模な臨床結果を見る限り、お魚(お魚の油)を食べると心臓病のリスクを大雑把に二割減らせるという事になります。
そして、ここから先の「友人のリズム化」の話ではありませんが、
日本では欧米に比べて心筋梗塞などの死亡率が低い。魚を多く食べる食生活が一因と指摘されていたが、大規模な臨床試験で確かめられたのは初めて。今回の臨床試験に使われた薬はすでに、高脂血症などの治療薬として医療現場で医師が処方している。』
とあります。すごい彼の言うとおりだ。科学的な根拠が彼の生き方を立証しています。

でも、人間が健康的に生きていくための魚が実は地球温暖化で繁殖率下がり始めているそうです。

地球温暖化が今のペースで海や河川の温度が上昇していくと、魚の体が小さくなったり繁殖率が低下したりするなど、魚の自然界に大きな異変が生じるとした報告書を、世界自然保護基金(WWF)が先ごろ発表しています。世界自然保護基金(WWF)は「温暖化は乱獲などによって深刻化している漁業資源の減少に拍車を掛け、世界の食料不足を悪化させることになる」と警告しています。

報告書概要は、
水温の変化と魚の生態に関する過去のデータや温暖化の将来予測などを基に、海や河川、湖沼の温度上昇が魚の生態に与える影響などを分析しています。この仮説で言うと、「米国やカナダ周辺」の海域で海水温度の上昇が進むと、「タラやカレイ、スズキなど」比較的低温を好む魚の資源量が「50%近く」減少するというものです。また、北海のタラなどの分布も大きく変わる。
この状況は日本も同様です。

 

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